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四月は君の嘘【そういえば僕にも感情があった】

42歳のリーマンに刺さった漫画・アニメを紹介します。

日々、不条理な現実に苛まれ、いつまでも生活が改善しないストレスフルななか、アニメをみているときぐらい能天気になりたいものです。

僕はお酒でも嗜みながら、仕事のこととかをさっぱり忘れて、何も考えない系の作品を鑑賞するのが好きなのですが、たまには感動的な作品も観たくなります。

今回は、感動的な作品の代表格として「四月は君の嘘」を紹介します。

四月は君の嘘は、中学生のピアニストとバイオリニストにまつわる成長と恋愛の物語です。アニメだけではなく、山﨑賢人さん・広瀬すずさんで実写映画化もされた作品です。観られた方も多いのではないでしょうか。

お話的には、(音楽系ですが)体育会系あるあるなスポ根ものに近いと感じました。王道ではありますが、様々な苦難を乗り越え、努力によって才能が花開いていく姿は感動を禁じえません。ストーリーはアニメと言うよりは純文学に近いのではないかと思います。そんな美しいストーリーに加え、絵も色彩も音楽も、すごくきれいな作品です。

そんなきれいな作品ですが、最大の魅力はタイトルに込められた想いです。最初、「四月は君の嘘」って不思議なタイトルだなぁなんて思って観ていたのですが、最終回でその意味を悟ったときには感情を揺さぶられずにいられませんでした。なんというか、ドバドバ泣いちゃうアニメの代表格です。

大人になり、社会の軋轢に飲み込まれている中、たまにはきれいな作品で心を洗うのも良いと思います。日々の理不尽で、押し殺していた感情を自覚することで、ああ、そういえば僕にも感情なんてものがあったんだなぁと再認識することができました。

もちろん能天気なやつもいいですけどね。

おわり。

#アニメ #アニメ感想 #40代

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