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7つの自惚れ《慢》

写経をしていると
不思議ですが
お釈迦様の教えがダイレクトに
飛び込んできます。

記しておきたいので
こちらへ。

まず、七慢シリーズから。

仏教では、うぬぼれの心を七つに分けて七慢と教えられています。
その一つ目は、慢と言われています。

慢(まん)

自分よりも劣った人を見て、なんだこんなこともできないのかと相手を見下す心を言います。

女性なら、周りの女性の持ち物やファッションを見て、「私のほうがかわいい」とか「私のほうがおしゃれ」と思ったりすることです。

男性なら、年収や会社の名前、肩書き、仕事ができるかできないかといったところで「俺のほうが上だ」「こんなこともできないのか」と相手を見下すことです。

そんな心が相手に伝われば嫌われてしまいます。口でひどいことを言われるよりも、冷ややかな目で見られるほうが、グサリと深く傷つくことがあります。

近年、「上から目線」という言葉がよく使われますが、相手を見下す慢の心は、目から漏れて外に現れてしまいますから、よくよく気をつけないといけません。

また、私たちは一つのことで相手よりも優れていると、「どうだ私の方がすごいでしょう」とすべてにおいて、優れているようにうぬぼれ、相手を見下します。
しかし、よく考えるとたまたまその部分において、勝っていただけなのです。
他のところでは、相手の方が優れているところもあるはず。一つの優れた点で、全部が勝っているよううぬぼれる愚かさがある事。

あるよねーって。
うぬぼれてるよねーって。

自戒。

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