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Zsasz-ときどきひかるレビュー

こんばんはひいろです
去る10月17日に開催されたアイドル甲子園 October FESTIVALで唯一の収穫だったZsaszの楽曲を軽くレビューしていこうと思います

はじめに

Zsaszさん、当日は全くノーマークだったのですが、お目当てのグループの特典会を眺めていたところ、野外ステージから耳を攫う音楽が聞こえてきたのが出逢いでありまして
ゴリッとしたソリッドな音像とタイトなドラムが一瞬で琴線に触れました
更に追い打ちのようなシャウトが炸裂
完全に意識をそっちに持って行かれました
今あのステージで演ってるのはどのグループだ?え?鬱Pさんがサウンドプロデューサー?そう言われるとベースのサウンドがそれっぽく聞こえてきたぞ!?というやりとりの末気づけばそちらの会場まで偵察に向かった次第であります

そのまま勢いで顔と名前も一致せずグループ名も読めないままチェキも一枚撮ってしまうという謎なフットワークの軽さでしたが、帰宅後にしっかりとリサーチ
グループ名を冠したEPと今回紹介する「ときどきひかる」を最近はヘビロテしています

私は世代的に初期のボカロブームを少し浴びた世代なので、当時出ていたコンピレーションアルバムを何枚か聴いていたりしたのですが、だんだんと当時主流だったタイプの楽曲と違うものを探すようになり、その流れで行き着いた「ミクリーモ」や「VOCAROCK」タグを漁る中で鬱Pさんの「骸Attack!!」や「害虫」、「般若心経ハードコア」などでも聴いたりしていました
(まあそこまでのめり込むこともなくひたすらヴィジュアル系の闇に沈んでいったわけですが)

さて前置きはこの程度で本題に入っていきましょう
メンバーの顔と名前がようやく一致した程度の前提知識しかないのはご愛嬌ということで
今回は簡易レビューのおつもりなので個人的エモイネポイントのみピックアップしていきます

ほんだいだよ

①サビのリズムパターン変化
「♪いつだって~」の部分
繰り返し含めて都合7回ほど、いやDrop後の「それなり~」含めると8回登場しますが
一回目:疾走2ビート
二回目:4つ打ち
三回目:4つ打ち
四回目:4つ打ちの1/2テンポ?(ここ上手く伝えられない譜面出したい……)
五回目:金物だけ→太鼓系イン
六回目:気持ち的には全音符連発
七回目:疾走2ビート
八回目:4つ打ち
と、ちょっと伝わるかだいぶ怪しいんですけど細かく分けられているのが個人的エモイねポイントなんです

特に疾走2ビート→4つ打ちに変化するのは大好物なので御馳走様のお気持ちでいっぱい(逆パターンも好き)

三回目と四回目で体感テンポが半分に落ちるようにリズムパターン入れているのもお約束ですがイイ!のお気持ちです

②サビの折り返し「そんな人になりたくて(なれなくて)」
朔さんの歌唱が良い!
深みのある声とビブラートがエモイネポイントです

Zsaszさん、メンバーの歌声に5者5様の魅力があって素敵なグループだなと思います
篠月しのさんと朔さんは歌唱力高めなお二人ですがまっすぐな声質のしのさんと深みのある朔さんで一聴して分かる差が有りますよね
ということで

③このお二方で歌い分けているビルドアップパート
ここもキャラの違いがしっかりと聴けてエモい
MVでの表情も素敵

ティム・ヴィンセントさんとろむさんも対比が効くキャラ立ち
二人とも少々癖のある声質ですがかっこいい系ティムさんと可愛い系ろむさんといった感じでしょうか
そんな違いが光る

④ラップパート
ここは最近のトレンド、トラップのトラックパターンに乗せてます
ティムさんパートはクールなラップ
ろむさんは持ち前?の地雷感と相乗させているようなラップでこれまたよい対比だなと思っていつも聴いています

⑤シャウトする
ナガセリツさん、クリーンボイスは癖のないニュートラルな声質ですが別に武器を隠し持っていました
ちっちゃくて可愛い娘がエグいシャウトするのはエモい!当然!
失礼、素が出ましたね
でもキャラ立ちは大事
アイドルだから

⑥「♪そんなの不可能だから」
ここの朔さんの歌唱、今楽曲のハイライトです
「だ『か』ら』の『か』でハスキーな感じになる感情の乗り方が堪らなくエモいです
『ら~』のビブラートも少し粗めなのもポイント高い

あとがき

といった感じでにわか感満載ですが新たに素晴らしいグループを発見できて大変嬉しく思っています
チャンスを掴んでまた生で観に行きたいっ……!
どうやら今冬にアルバムが出るという情報も小耳に挟んだので楽しみにしております

今回はこのあたりで
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます

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