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ALIVE!-ワルキューレと私-

どうも、ワルキューレロスに陥った結果6/5の朝から外に出られなくなった私です。
他に書きたい記事、書くべき記事もするべき勉強もたくさんありますが今!書かせてください。ワルキューレラストミッション……千秋楽……やばかったですね。語彙力?そんなもんは銀河の彼方にさよならしています。いや、さよならは冷たい言葉でも悲しい言葉でもない。またいつか会える、忘れないでいて未来を、2067年を……

というわけで先日(2023/06/04)、幕張メッセでのワルキューレラストライブを観てきました。ワルキューレとは40年以上続くアニメ「マクロス」シリーズの最新作、「マクロスΔ」から派生した音楽ユニットです。それでも放映から8年経ちました。
と言っても貧困地方民なのでもちろん現地には行けず、映画館でのライブビューイングで参加しました。だから最後までは観られていません。
(マクロスシリーズの新作発表とか……サンライズって何事だよ!)

あ、ワルキューレをもっと知りたい方のためにいちおうwiki貼っておきます。

あとマクロスΔも。

まあそんなこんなで私の最推しは「歌は元気!」主人公かつ作中でワルキューレのセンターになる、フレイア・ヴィオンこと声優の鈴木みのりさんなんですが、そこから話すと長くなるので割愛します。あとフレイアの命の使い方とかそこから得た自分の思いとか語りたいことがありますが、これも省略。

ワルキューレが初めて私の目の前に現れたのが2016年、その頃は殺人事件で全国ニュースにもなった、介護も手掛ける某大手企業の系列グループで介護福祉士として勤務していました。まあこれも話すとムダにしかならないので詳しくは語りませんが、給料も条件も悪くないけど夜勤明けに介護技術というよりその企業独特のマニュアルで研修をさせられたり報告書に理不尽なダメ出しをさせられたり。ある時からこれは洗脳の手口じゃないかと思いました。無茶苦茶に身体を動かして意識朦朧という所まで弱ったところに、自分らの言うことを聞かせる。あの頃私の頭にあったワードは「北九州」でした。そう、監禁事件というには生ぬるいほどのアレです。その中でせめてプライベートだけは充実させたいと思っていた頃。

当時私は別のアーティスト、おそらく日本で知らない人の方が少ないであろう某グループを推していました。それで当時の給料の良さとまだ体力はあったので遠征とかしていました。が、ある時の夏イベント。そこで楽しみにしていたはずの、大好きが過ぎて崇拝にかわり、初めて地元のホールで生で見た時は合掌して最敬礼をしたほどの、あの方々のお姿が音楽が歌が、なぜか何重ものビニール袋で包まれ塞がれたようなぼんやりとした音声や形にしか認識できず。すごくすごくショックを受けた以前に、全てに申し訳ない気持ちになりました。そんな風にしか見られない感じられない自分への失望、各々の人生を歩みながら彼らを何十年も応援し続けている周りのファンにも、イベントのスタッフにも、そして何より年齢的に前期高齢者に近い彼らが、こんな奴がいるにも関わらずに魂をかけて走り歌い語る姿。彼ら自身にも。本当に、自分の存在すら申し訳なかったです。

今でこそ仕事のストレスというか鬱の「症状」だったかもね……と納得はできるのですが。そういった事情もあり、一旦そちらへの推し活はストップして再び元気を取り戻すために、現実でなかなか出ることの少ないアニソンを聴き直すことにしていました(マクロスでいえば7世代なので……)。そっちが洗脳してくるならこっちも前向きなビートと言葉で自己洗脳、そして自己防衛しなければなりません。

なんだかんだあって結局その会社は退職したのですが、当時はマクロスΔ作中に出てくる「ヴァールシンドローム」のごとく簡単な思いやりはもちろん、本来の性格も人間としてのモラルも生きていくための細々としたものさえ失くして、ただ自分を追い詰めた(と思っていた)対象を憎み、そいつらのために潰された。なら期待通りに潰れてやるよ?でもその前にお前らが○ね。仕事とは別の、ある事件によってそんな気持ちだけで生命維持だけはなんとかしていました。まっくらで何も感じないそんな感じ。そう!マルチ商法は勧誘だけでも人を壊します。

ということで昨日はワルキューレラストミッション、千秋楽。当時の私はまさにヴァールに心身を侵されかけたパイロットの青年、メッサーみたいな存在でした。現実では運痴すぎて自転車すらフラフラ運転なんで封印してますけどね!

でも、いざ8年の時を経て、フレイアの故郷であるウインダミアの若き王ハインツ様ことメロディー•チューバックさんの歌う「オーラ•サーラ」で早速涙腺が緩み、ライビュ鑑賞中はずっと泣きっぱなしでした。最後の最後まで意識せずにきたけど、私はあの辛かった時をワルキューレの歌で乗り切ってきた。まさにメッサーの言うように、「あなたの歌は俺の命そのもの」だったんです。

正直、今も辛いことはたくさんあります。あの時に選択肢を間違えたからこその困難もあります。そして何よりアニメと違うのは歌で個人の能力が上がったり奇跡が起きたりはしない。でも歌があればこそ死なずにいられたんだ、まあ未遂とかで何度も搬送されたけど、とりあえず今は生きている。それはやっぱり私を繋ぎ止めてくれた何かがあったからこそなんだと思います。

ライブレポみたいなものは、たぶん沢山の人が書いてると思うので私は私の思いだけを書きました。今言えるのは、ありがとうワルキューレ。そして2067年にワルキューレが生まれる世界線がある。2067年、年齢的に寿命は尽きるかもだけどその数字を希望に生きるのも悪くないと思います。

それはそうとサンライズって……

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