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北千住『島』プロジェクト note
2020年12月3日 06:41
最近のトレンドでもある「分散配置案」の最も有名な作品は「森山邸」だろうか? 大小のブロックがおもちゃ箱をひっくり返したように配置されており、その隙間を歩きながら居室間を行き来する。内部と外部の境界はスケール感のない窓によって不明瞭となり、自分の居場所を見失ってしまう。原先生が敷地から計画がはみ出していると表現したのを思い出す。路地の魅力は、この「はみ出し感」ではないかと思う。敷地境界がはっきりせ