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【RIZIN.34カード超絶簡単解説】コロナ禍2年目でのメジャー団体の戦い方*皇治の兄貴も出るよ!

*この記事は執筆者の個人的な考えや推測が多く含んでおり、また格闘技関係者から直接話を聞いて執筆したというものではなくただの一格闘技オタクが書いたものであるため間違った情報が書かれている可能性があります。もし間違いやご指摘、誤字脱字があった場合はコメントなどで教えていただけると嬉しいです。
 またこの記事内で選手や格闘技関係者の敬称を省略している場合があります。予めご了承ください。


➀はじめに

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この記事は「RIZIN.34」(3月20日13:00開始)の中のカードからいくつかをピックアップして簡単に解説しようというものです。
萩原京平vs弥益ドミネーター聡志のメインカードを始め皇治の因縁マッチ、さらに今年のRIZINの軸となるような対戦カードが多く、今年のRIZIN情勢を知るなら外せない一戦ばかりですので皆さんで盛り上げていきましょう!


②RYUKIvs山本歩夢

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お互いMMA歴は浅いのですがバックボーンや経歴から非凡なセンスを感じさせられる2人です。将来有望な人材の潰しあいとはRIZINさんはえぐい事しますねぇ……

RYUKI選手は元キックボクサーでRISEの人気ファイターである中村寛選手にも勝っているほど強い選手なんですが、2020年10月からMMAにも挑戦。
戦績は振るっていませんが殺傷力の高い立ち技が武器です。

対する山本選手は柔道でインターハイ5位といった輝かしい経歴を持ってMMAに参戦。その後現在第2弾が絶賛進行中のLDH主催格闘DREAMERSのオーディションにエントリーするもケガで脱落。
パワーあふれる打撃と確かな組み力を併せ持つ荒々しさ全開のファイターです。

個人的には前回のCOROvs増田琢磨のようなむしろ2人を知らないからこそ純粋なMMAを楽しめる枠だと思います。
お互いRIZINでひと花咲かせようとバチバチファイトになる事を期待しましょう。
ちなみにRYUKI選手はキックボクサー時代に1回RIZINに出場しています。いつの大会かわかったアナタは立派はRIZINオタクだ!


③福田龍彌vsNavE

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どちらもRIZIN初参戦であり戦績も経歴もまぁ大体同じくらい。ですがスタイルは全くの逆という面白いマッチメイクです。

福田選手はムエタイベースのストライカーで元修斗フライ級王者で、現在はDEEPを主戦場にしています。
強烈なカーフキックで相手の体勢を崩したりスピードの速い打撃でkoを狙うスタイルです。平良達郎選手、神龍誠選手といったフライ級トップ選手には負けているものの、先日のDEEPではフライ級若手筆頭株でありRIZIN参戦経験もある伊藤祐樹選手を2ラウンドkoに沈めてその強さを示しています。

NavE選手は柔道ベースのグラップラーで現役GLADIATORフライ級チャンピオンです。最大の特徴は組んだ状態からどこからでも飛んでくる投げとフライ級離れしたフィジカルです。

今年フライ級GPが開催されることが噂されているRIZIN。前述したとおり戦績や経歴が酷似しながらも、立ち技と組み技とスタイルは真逆でありかみ合った試合をしそうな2人。
ここまで情報があればこの戦いに隠された意味合いがわかるでしょう。
この試合はただの試合ではなくフライ級GPへの参加をかけた査定マッチ=フライ級GP0回戦といえるこの戦い、制するのはどちらか。
今年のRIZINの軸となる可能性があるフライ級GP。その成功は意外とこういう試合にかかっているのかもしれません。


④竿本樹生vs宇田悠斗

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こちらもまたまたフライ級の試合です。ですが先ほどの試合が一瞬の緊張感で魅せる試合ならこっちは目まぐるしく動く回転体の試合になるでしょう。

竿本選手は現役ZSTフライ級王者であり令和の名伯楽宮田和幸が開いているBRAVE一門所属です。若干25歳でありながら連結された打倒極で戦うスタイルでRIZINでは無傷の3連勝、戦績的には現在13連勝ととても勢いに乗っている選手です。

そんな竿本選手の相手はさらに若い24歳の修斗の俊才宇田悠斗選手。
若干24歳でありながらその独創的なファイトスタイルで既に業界やファンの中では注目度マシマシの選手です。参戦が発表されたときは遂にRIZIN来たかぁ!という期待の声がとても多かった印象を持っています。

現状ほぼ一直線なRIZINフライ級で誰が一番で抜けて前に出るか。
苦労人系ヘラクレスか、修斗の俊英がその才でRIZINフライ級を平定するか!


⑤アラン”ヒロ”ヤマニハvs手塚基伸

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当時自分の中でやっていたバンタム級GP出てほしい選手第2位の手塚選手がRIZINに参戦ということでかなりアガっています。ちなみに1位は先日引退を発表して引退興行の相手探しに苦心している春日井”寒天”たけし選手です。

ヤマニハ選手については説明不要だと思いますがボンサイ柔術所属のファイターでありバンタム級GPでは倉本選手を破っている選手です。

対する手塚選手は伊藤空也選手からGRACHANバンタム級王座を奪いたてホッカホカの選手であり過去には世界最高峰の舞台であるUFCにも挑戦しました。
また戦績も並の選手ではなく(34勝13敗)、その敗北数も判定に泣かされたものなどもあり戦歴以上のガチの強者です。

GPがあり選手同士の序列が明確になってしまったRIZINバンタム級で手塚選手はカンフル剤となって新たな混沌を起こすのか、それともヤマニハ選手が一見さんお断り宜しくその進撃を止めるのか!


⑥大雅vs高橋亮

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実は今回のセミメインの2人に勝っている大雅選手が休憩前の大事な試合を任されました。格闘技系ライターであるジャン斎藤さんが提唱している『RIZIN休憩前に盛り上がる試合入れる説』で考えると、ある意味メインカード級に重要な試合です。

大雅さんは結構数奇な運命をたどってますね。K-1でベルトを獲るなど実績的には申し分ないほど強いものの新天地であるRIZINとRISEではあまり良い結果が出なかった印象です。正直タリソン・ゴメス・フェレイラなんていう名前も知らない地味ツヨファイターさえ当てなければこんなことには……

現在はお兄さんのHIROYAさんのジムを離れ心機一転で結果を出しています。
RIZIN参戦から転げ落ちた階段をまた一段一段泥臭く昇って行ってほしいですね。

対する高橋選手は去年のRIZIN.29のキックボクシングトーナメントでRIZIN初参戦したものの白鳥選手に敗れてしまいました。
しかしあのトーナメント自体が主演皇治・監督皇治・プロデューサー皇治のスーパー皇治劇場だったので、ある意味あのトーナメント唯一の純粋な被害者ともいえるでしょう。

実はお互い連勝中で上り調子。さらに両者あまりRIZINには良い思い出がないからこそ、そんな2人がぶつかるファイトが面白くなるのではないかとマッチメイクされたのでしょう。
大阪の夜をバチボコに盛り上げてほしいです。多分勝った方が皇治選手と梅野選手の試合に勝った方に宣戦布告しそうですけどね。


⑦大原樹里vsアキラ

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先日念願のDEEP正規王者となったMr.ショートノーティスの大原樹里選手とこちらも前回大会から中1か月で出場するアキラ選手の一戦です。

31歳でキャリア49戦の大原選手。
20~30戦で引退してもおかしくないMMAでこのキャリアはある意味ではUFC王者とタメ張れるくらいすごい事ですわ。多分一番すごいのはここまで戦える体に産んだ大原選手のご両親かもしれません。

泥沼連敗状態の矢地選手にとどめを刺すという鮮烈なRIZINデビューをした大原選手はその後も連勝街道を突き進み現在怒涛の6連勝。
長いリーチと圧倒的な手数で遠距離戦を仕掛けて最後にはきっちり仕留める決定力があるスタイルでその中軸を担うパンチが最大の武器です。

そんな対戦相手は石渡塾長の門下で腹筋ゴリラでブレイクしたアキラ選手。35歳というところに衝撃を受けています。格闘家の年齢はほんと見た目でわかんない。

元五味さんの弟子ということできちんとしたレスリングで試合を組み立てながらも、石渡塾長のセコンドワークをきちんと実行できる能力を持ち合わせています。言ったことをちゃんと実行できる能力に長けてると言ったらいいんでしょうか。筆者は言われたことがよく理解できず指示を出した人に迷惑をかけてしまうタイプなのですごく羨ましいです。

試合展開ですが打撃の手数とリーチ的にアキラ選手が常に苦戦する展開になると思います。
自慢のフィジカルと腹筋で装甲車よろしく前に出るプランになるのか、塾長直伝のウルトラCがあるのか。
この試合はサトシ選手が頂点に立つRIZINライト級ピラミッドにおいてタイトルマッチ付近にいる第1階層の下にいる第2階層のトップ争いであろうと思っています。
だからこそ勝った方はRIZIN常連選手や海外選手といった第1階層の選手と戦えると思います。どちらが第1階層に上がれるか、正にネクストステージの前のジムリーダー戦といったところ。


⑧北方大地vs村本友太郎

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今大会3戦あるフライ級のマッチメイクでもこの試合が個人的に一番フライ級らしい試合をしてくれそうです。

村本選手は野球一筋の高校球児から大学でMMAを始めたまあまあ異色のファイターです。
格闘技バックボーンがないからこそそれぞれの格闘技を組み合わせたナチュナルなMMAで戦っています。伝統派のような飛び込みからタックルにつなげたり、柔術茶帯の寝技技術で一本も狙えたりとオールラウンダーな選手です。
見た目やアパレルブランドを立ち上げたりと典型的なチャラい兄ちゃんみたいですが、母校の野球部に寄付をしたりと人情家な一面もあるファイターです。

北方選手は1階級下のストロー級ですが現役パンクラス王者です。
金太郎選手を始め大阪の強い選手が所属しているパンクラス稲垣組所属でスタイルも似ていますね。
下の階級とは思えないフィジカルで圧力をかけながら戦うスタイルでko、一本どちらもできる村本選手とはタイプの違うオールラウンダーです。

話は若干ずれるのですが、筆者はすごく個人的な理由で北方選手に感謝しているんですよね。
筆者が格闘技にドはまりした時期は2020年4月のコロナ真っ盛りだったんですよ。その当時はRIZIN、UFCはじめ世界中の格闘技団体が自社の試合動画をバンバンYouTubeにアップしていてめちゃくちゃありがたかったです。

しかしUFCなど最高峰の海外の団体の試合を見ていても如何せん顔も名前も知らないファイターじゃああまり楽しめなかったわけですよ。名前も読み方わからんしどうやって調べようかと途方に暮れていたところあるYouTubeチャンネルに出会ったんですよ。
それが北方大地選手のYouTubeチャンネルだったわけです。

このチャンネルを見てる人ならわかりますが他の格闘家がウン十万の機材や専門の編集者を使うようなチャンネル運営に対して、北方選手はほとんどiPhone1台で撮影・編集を基本1人で行うスタイルでずっと行っています。またその内容もUFCなどの海外の選手を3分尺でわかりやすく説明するものだったりと他のチャンネルとは少し毛色が違いました。
当時コロナ禍で格闘家のYouTube進出がブームになってきましたが、内容やスタイルに食傷気味になっていた筆者にはガン刺さりしたんですよね。そのおかげで海外格闘技事情に大きく興味を持つなど今の格オタ生活が魅力的になったきっかけをくれたのは北方選手でした。ありがとうございます。

自分語りが長くなりましたがそんな理由で北方選手には思い入れがあるのです。
試合展開はスピードの村山選手、フィジカルと圧力の北方選手でフライ級の技術とスピードがはっきりとみられる個人的今大会名試合候補です。
ナニワのライオンと北陸の牛若丸の大阪決戦は力と技の激突になりそうです。


⑨ストラッサー喜一vs阿部大治

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フライ級、フェザー級に紛れて今年RIZINで盛り上がりそうなウェルター級のワンマッチです。何気に今大会最重量マッチでもあります。

ストラッサー選手は元プロスケーターという異色の経歴を持っているファイターでありながら元UFC、元Bellatorと実績もある凄腕ファイターです。
MMAの前にレスリングやキックボクシングなど様々なスポーツを修めてきた実績が示す通り非常にセンス抜群で特にコーナーに押し込んでからの柔術茶帯の実力から繰り出されるグラップリング技術が凄まじいです。
久しぶりのRIZINナンバーシリーズで結果を出せるのか。

阿部選手は現在DEEPの暫定ウェルター級王者でこちらも元UFCと非常にハイレベルな一戦になりそうです。
ストラッサー選手が寝技よりに対して阿部選手はパンチ軸のゴリゴリのストライカー。
もともと高校まで柔道を行いながらもプロデビューはキックボクシングというまぁ異色の経歴です。その後MMAに転向してUFCまで行ったのだからすごいの一言ですわ。

元UFC同士という国内の層が薄いウェルター級では非常にハイレベルな様相になりそうです。試合展開はフィジカルが厚いストラッサー選手が前に出てそれを阿部選手が打撃で対応する展開になりそうです。カギは前回減量苦で挑んだライト級から適正階級であるウェルター級に戻った阿部選手のコンディションですね。

個人的にはこれに勝った方が国内ウェルター級トップの一人である中村K太郎選手と戦ってほしいですね。


⑩中村大介vs山本空良

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こちらもお互いショートノーティスでの出場です。ちなみにショートノーティスとは格闘技では試合間隔が短い状態で連続で試合に出場することを指します。

中村選手はプロレスラーでありながらMMAもこなす純日本のMMAファイターです。最大の武器はどんな状態からでも組んだら取れる回転体からの腕十字です。これに関しては見てもらった方が早いですね。RIZIN初陣となった新居すぐる戦ではフィジカルに勝る新居選手の突進をいなしながらも腕十字を獲る姿は必見です。

また組み技にいくまでのフリッカースタイルのようなジャブで作るストライキング技術も必見です。

前回大会でマクレガーvsジョゼ・アルドのような衝撃koでRIZIN初勝利を挙げた山本選手はお父さんの影響で小学5年生からMMAを始めたバックボーンがMMAといえるネイティブMMA世代です。他のRIZINファイターでは井上直樹選手もこの枠でしょうか。
格闘技があまり盛んではない北海道に拠点を置いているからこそ自分で考えて技を作る独創性が最大の強みです。

今大会屈指の名カード。おそらく裏メインでこの試合を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。めくるめく回転体が織りなす寝技劇場の結末は!この試合に関しては佐藤映像の煽りVがめちゃくちゃ楽しみです。


⑪皇治vs梅野源治

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最早大阪大会には欠かせない皇治兄貴の凱旋試合です。
去年念願のRIZIN初勝利を挙げた皇治選手ですがK-1での成績は7勝4敗と勝ち越しているんですよね。

元ラジャダムナン王者の梅野選手は前回の大阪大会で初参戦したものの、バッティングと金的の皇治劇場を食らってしまい無念の一戦となってしまいました。
ムエタイで培ったミドルキックとキックボクシングに合わせるために磨いたパンチで試合を組み立てるスタイルはキックボクシングに適応させたムエタイスタイルの完成形の1つです。
日本最高峰のムエタイ戦士であり後輩にも優しい本人も非常にナイスガイなファイターです。

対するは我らが皇治の兄貴ですね。
なんだかんだあってもこの人がいなければ少なくとも大阪での大会は安定して開催はできないでしょう。多分この人がいるといないとじゃあゲート収入がダンチなんでしょうね。

皇治選手の人気の秘訣であるあのスタイルは正にボクシング元5階級王者メイウェザーと同じなんですよね。
会見から始まりあらゆる場所で対戦相手を煽って試合の注目度を高める。
→「アイツムカつくなぁ、ブッ飛ばされるところが見たいぜ!」と思わせてチケットがガッツリ買われる。

メイウェザーならここから圧倒的なボクシングスキルで魔王のような強さを見せて相手を完膚なきまでに倒して、アンチをイラつかせてまた次の試合につなげるのです。
しかし皇治選手はここ一番だと負けてしまいます。ですが何度でもあきらめずに立ち上がる姿を見せてファンを作り、また次の試合では敗戦明けでも気にせず煽ることでアンチも作り興行を成功させるといった一挙両得スタイルで常に話題の中心にいました。

しかしそんな皇治選手もRIZINの消費スピードの速さにはついていけていない印象です。決定的になったのは去年の大晦日で相手はYA-MAN選手でした。その激闘もさることながら皇治選手がバッティング、ローブローといった反則をしたことで注目を集めるかなぁと思ったのですが、ふたを開ければ例のシバ久保問題だったりそれが発覚される前にもそこまで話題にはなっていなかった印象です。

もう一度RIZINで存在感を取り戻せるか⁉はたまた負けて自身の進退すら発表できずに終わってしまうのか⁉因縁の決戦は実は皇治選手のほうが後には引けない状況なのかなと思います。


⑫弥益ドミネーター聡志vs萩原京平

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この2人がメインを行うとは2018年くらいの自分に言っても信じないでしょうね……

弥益選手は筑波大学大学院出身で現在一部上場企業の食品会社に勤めながらDEEPの元王者になり、さらに運動経験は中学の卓球部の部活動で大学からMMAを始めたサラリーマン&格闘技オタクの星の選手です。
独自のステップワークで距離を作りながら洗濯バサミをはじめとした極めの強い寝技で勝ちをもぎ取るスタイルです。
また打ち合いを厭わないメンタルの強靭さも強さの秘訣です。

対する萩原選手は地下格闘技からRIZINで覚醒したまさに”色気”があるファイターですね。
伸びのある右ストレートが最大の武器で非常に殺傷力が高いです。また1か月に1回試合に出るほどの頑丈さも特筆すべき強さです。

冒頭でも書いた通りこの2人のマッチメイクがメインカードとして行われることは一昔前のRIZINだったら考えられないと思います。それは2人の実績ではなく、この2人の選手が2020年のコロナ禍から参戦したことです。
2020年からのコロナ禍でRIZINも今まで定期参戦してくれていた外国人選手の渡航制限など様々な影響を受けました。それに対してRIZINがとった策とは”内部で需要を満たす”ことです。イメージとしては新生K-1で、かの青木真也御大はそれを”宝塚化”と表現しました。

要は今まで外部に向けられたリソースを国内に使って多種多様な選手をRIZINに呼ぶことでそのストーリーラインを作るということです。これならそこまでお金もかからず、様々な変化をRIZINに入れることが可能になったということです。
その政策の最大の成果は個人的には”萩原京平”の存在だと思っています。
華や色気がある立ち振る舞いに始まり派手なkoができる打撃力やショートノーティスもなんのそのといったスタイルで萩原選手は試合を重ねてどんどん人気と強さを手にしていきます。

そしてvs弥益ドミネーター聡志は萩原選手のアピールから始まった物語であるためこのカードがナンバーシリーズでのメインカードで行われるということは、コロナ禍でのRIZINの政策が間違っていなかった証明ともいえます。
陽の光が当たりより一層に輝きを増したアンダーグラウンドエンペラーか⁉その夢を自らの生きざまで証明し続ける勤労戦士の星か⁉
これほど夢の託しがいがある一戦もそうありません。


⑬おわりに

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今回の記事はいかがでしたでしょうか。
このRIZIN.34の視聴は今からでも間に合いますので、下部のリンクから自分の都合の良いPPVを買ってみて下さい。

またこの記事や今までのnoteに対しての感想や意見はドシドシお待ちしていますのでコメントやTwitter反応や拡散をしていただけるととてもうれしいです!泣いて喜びます!

ここまで読んでいただきありがとうございます!



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