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【音読】小酒井不木「紅色ダイヤ」② 暗号

小酒井不木
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青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/000262/files/45693_23112.html#midashi20


朗読というより、音読練習。感情抑え目、速度早め。
内容確認目的の読書感覚。



------読まなくてもよい補足疑問------

小酒井不木:著者。名前の読みは「こさかいふぼく」「こざかいふぼく」の二通りが流布。しかし検証では「こさかい」が妥当らしい。録音は既に終えていたので、見なかったことにする。

少年科学探偵シリーズ:1924~1926年頃に雑誌「子供の科学」にて連載。六編の探偵小説。紅色ダイヤは一編目。



俊夫君:塚原俊夫。12歳。少年科学探偵。
兄さん:私。大野さん。柔道三段。俊夫君の助手。
叔父さん:赤坂の叔父さん。金持ち。俊夫君の財布。
花井氏:花井時雄。整色写真化学の研究者。アポなしにも親切。



停電:兄さんの反応が薄いのを見るに、停電はよくある事だったのだろうか?1920年頃は電化が急速に進んでいた様。電力過剰、家庭への電灯普及、供給が安定していなかったのかもしれぬ。

書生:他人の家の世話になり、家事を手伝いながら勉学する者。青木君への対応から見るに、俊夫君は中々のお坊ちゃん。というか12歳にして、滲み出る主君感がすごい。

電信符号:モールス符号。それを使った信号をモールス信号と呼ぶ。文中では、いろは順に欧文モールス符号を当てた「和文モールス符号」というものを利用している。

 を行って  ― ―― ― ―     カ
 での写真  ― ― ―― ――    ノ
 違って今ま ―― ― ― ―― ―  モ
 能と見做さ ―― ― ―― ―― ― ル
 た赤をは  ― ―― ― ―     カ
 黄や緑   ―― ― ――      ワ
 至る迄そ  ―― ― ―― ―    ニ
 く白い様に ― ―― ― ―― ―  ン
 しむる事  ― ― ― ――     ク
 に写真術  ― ―― ―― ――   ヲ
 影者が之を ―― ―― ― ―― ― シ
 とに最もお ― ― ―― ― ―   ト


読むべき部分が難しい。

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