見出し画像

セールの心理学 (とAI分析)


前回のノート投稿作成時、
セール中の真空保存容器について、
次の2種類どちらにするか、迷い中でした。


10リットルが5941円
20リットルが7979円。

ノート投稿翌日、
「高々2000円の違いなら、
倍の大きさの20リットル版を買おう」
と購入ボタンを押そうとすると…

セール終了したらしく、
20リットル版は
7千円台⇒1万円台に値上がりし、
ちょっと傷心モード。


こういう気持ち、
心理学的にはどう説明出来るの?
とAI君に聞いてみた。

お答え:

この現象は心理学的に以下のように説明できます。

アンカリング効果
昨日のセール価格が「アンカー(錨)」として機能し、今日の値段を判断する際の基準点となっています。アンカリング効果により、最初に見た安い価格が基準となり、それと比較して今日の価格が高く感じられてしまうのです。

損失回避
行動経済学の観点からは、「損失回避」の傾向が関係しています。人間は利益を得ることよりも損失を避けることを重視する傾向があります。昨日の安い価格で買えなかったことを「損失」と捉え、今日の高い価格で買うことを避けようとするのです。

機会損失
昨日の安い価格で買えなかったことを「機会損失」と感じ、後悔の念が生まれます。この後悔が今日の購買意欲を低下させる要因となっています。

価格の公平性認知
消費者は価格の公平性を重視します。昨日と今日で大きく価格が変動することに対して、不公平感や不信感を抱く可能性があります。これが購買をためらわせる心理的要因となります。

フレーミング効果
昨日のセール価格を「得」のフレームで捉えていたのに対し、今日の価格を「損」のフレームで見てしまうことで、同じ商品でも評価が変わってしまいます。


これらの心理学的要因が複合的に作用し、昨日のセール価格を知っていることで今日の購買をためらってしまう現象が起こるのです。

生成AI (Perplexity 無料版)


「なるほどなぁ」
と思わせる適切な答え、
探して教えてくれる生成AI君。


ちなみに7リットルの値付けも含めて聞いてみた。

【質問】
真空保存容器について、
7リットルが6980円、
10リットルが5941円、
20リットルが7979円、

という値付がセールでされている。
心理学的な観点も含めて、この値付け戦略について解説せよ。

【生成AI回答】

この価格設定には、いくつかの心理学的な戦略が含まれています。以下にその解説をします。

価格設定の分析

中間サイズの魅力

10リットルの容器が5,941円と最も安く設定されています。これは「中間効果」または「コンテキスト効果」と呼ばれる心理学的現象を利用しています。7リットル: 6,980円
10リットル: 5,941円 (最安値)
20リットル: 7,979円


消費者は、最も安い選択肢に惹かれる傾向がありますが、同時に「中間」の選択肢を選ぶ傾向もあります。この価格設定により、多くの顧客が10リットルの容器を選択することが期待されます。

価格の端数設定

価格の末尾に端数を使用することで、より安く感じさせる「端数価格効果」を利用しています。5,941円は6,000円より安く感じる
7,979円は8,000円より安く感じる


容量と価格の不均衡

容量が増えるにつれて価格が比例して上がっていないことに注目してください。7リットルから10リットルへ: 容量は約43%増加、価格は約15%減少
10リットルから20リットルへ: 容量は100%増加、価格は約34%増加


この不均衡は、より大きなサイズの購入を促す効果があります。

心理的影響

アンカリング効果

最も高価な20リットルの容器(7,979円)が「アンカー」として機能し、他の選択肢をより魅力的に見せています。

比較の容易さ

3つの選択肢を提供することで、消費者は容易に比較できます。これは「選択のパラドックス」を避けつつ、十分な選択肢を提供する戦略です。

知覚価値

10リットルの容器が「お買い得」に感じられるため、消費者の知覚価値が高まります。これは購買意欲を刺激する効果があります。

結論

この価格設定戦略は、消費者心理を巧みに利用して10リットルの容器の販売を促進しつつ、他のサイズも選択肢として提供することで、幅広い顧客ニーズに対応しています。同時に、全体的な売上と利益を最適化する狙いがあると考えられます。

生成AI

期待した通り、
いや期待以上の答えを返してくれた生成AI君。


生成AIや
Amazonのセール戦略に
負けた気分になったりもする
今日この頃。

この記事が参加している募集

公務員で受取出来ませんので、お気持ちだけで大丈夫です~