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元嫁の誕生日

日付等をなかなか覚えられないポンコツな私。

元嫁は毎日使うパスワード等を自分の誕生日に設定させる等々の荒業で日付を私に刻み込ませた。そのおかげか連絡することがなくなってしばらくたっても、その日付はしっかり思い出せる。

「結婚してもらえなかったら私死ぬから!」
と結婚前は自殺未遂を繰り返すレベルの勢いで猛アタックしてきた元お嫁様。しかし「手に入ってみると男なんてこんなもんかぁと幻滅。男全般に対して夢も希望も無くなったよ」とテンションだだ下がりの大変化。

出会った当初の学生時代は虫も殺さぬ顔で敬語でしか話しかけて来なかったのに、一緒に暮らすようになると、作ってくれたお弁当を忘れた等で「殺す」等の殺害予告連発されるように。(浮気して刺されて殺された、ならまだ少ししょうがないかもだが、お弁当忘れて刺されたとかだとなんか浮かばれない気がする)

状況を知った元嫁母からは「そんな事言わせておく、貴方が悪い!一度言った時点で速攻離婚で追い出すべき!」とのお言葉。(それ、ママが言う言葉かいな…と思ったが)

でも精神科の医者&カウンセラーからも「言っても受け止めてもらえるからどんどんエスカレートして言うようになってるんであって、典型的な共依存ですね」なんて言われてた。

専業主婦してた嫁は捨て猫を拾ってきて、それを文字通り猫可愛がり。しかし、住んでいたマンションはペット不可だったので、ペット可マンションへの引っ越し迫られ…やむなく100m先のペット可マンションにお引越しさせられた。

まぁ、メンヘラエピソードに溢れてる元お嫁様だったけど、ヤバい言動しだすのはたまにであって、普段はほどほどに仲良く生活。ぐるっとパス等で首都圏美術館や動物園等行きまくったり、桐谷さんばりに株主優待はまって消化するために!と切れられながらも?映画見まくったり外食行きまくる日々。


安定感抜群の国家公務員辞めても、
給料抜群にいい外資辞めても、
大災害喰らっても、
それなりに一緒に乗り越えてきたけど…

某自治体の教育委員会から引っ越し内示出ると、
「便利なところから引っ越すの嫌!単身赴任しろ!いやなら離婚しろ!」
とゴネラレ喧嘩。

「こっちだって希望は出してたけど、内示しょうがないでしょ! 
結婚前は一緒にいたいからどこにでもついていく!ってかわいい事いってたでしょ!」

と説得試みたものの
「そんな気持ちなんてとっくに冷めたわ!
そんな見知らぬ不便な田舎で暮らすより、
便利な実家戻って友達とかと過ごしてた方が良いー」
と譲らぬ嫁。


一人で見知らぬ場所で頑張るのも面倒だなぁ…と思い始めた私は実家近くの私立の求人見つけ、そちらがトントン拍子に仕事がまとまった。でも、元嫁からは「首都圏だったら週末位は会いに行ってやってもいいかなぁと思ってたけど、お前の地元とか無理。離婚離婚!!」と宣言され離婚に。

「お前の子供だと殺しそうだから、絶対子供要らない!」とか言われてたんだけど、子供いたらどうだったのかな、なんてことも考えたり。

「子供産んでくれる人と再婚でもすればいいでしょー」とか元嫁に言われていたけど、そういう人生には縁がないまま終わりそう。

元嫁は元気に誕生日過ごしてるかなぁ、なんてことも考えながら、日曜日も深夜まで学校であれこれ。働き方改革で労働した記録がなくなるの過労死コース


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