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薬剤師による薬剤師のための簡易資産運用法 ②まず何から始めればよいか?→イデコから!

こんにちは。ひふみ投信で5000万円運用している薬剤師のヒロキです。職場の若い薬剤師から「資産運用って何から始めればいいですかね?」とよく相談されるので私はいつもこう答えてます。

「そうだね!まずはイデコ(iDeCo)だね!」

恐らくプロのフィナンシャルプランナーもそう答えるのではないでしょうか?それぐらいiDeCoってお得な制度なのです。iDecoって何ぞや?って方はググってください。それすら面倒くさい方は私が使っているSBI証券のリンクを貼っておくので後で読んでみてください

iDecoの良さを挙げればキリがないのですが、その前に私のiDeco口座の画像を見せた方がイメージしやすいので先に画像を載せておきます。

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私は毎月2万3千円ずつ積み立てを続けていて現在では合計120万円投資しています。そして投資先のひふみ年金が頑張ってくれたおかげで120万円が150万円、つまり30万円のリターンが出ています。また、iDecoで積み立てをしていると税金が安くなるので毎年12月の年末調整で6~7万円ぐらいお金が戻ってきます。その結果、120万円を投資して30万円の利益が出ていてなおかつ年末調整でこれまで28万円ぐらい戻ってきたのでidecoのおかげで58万円も得をしていることになります。やったね!

ただ、そんな便利なiDeCoですが当然ながらいい面だけでなく悪い面もあります。

①口座を作るのが面倒くさい

口座を作るまでが地味に面倒くさくてやりたがらない人が多いです。証券口座に個人情報を登録するだけでなく会社の経理の人に書類を書いてもらう必要があります。ですが、一度でも作ってしまえば後は毎月勝手に2万円ずつ自動で積み立ててくれるのでメチャクチャ楽です(私はSBI証券で作りました)。

②途中で辞めることができない

iDecoは現時点では60歳まで続けなければいけません。40歳、50歳になって「やっぱりやめるからお金返して」と言ってもお金を引き出すことはできません。とはいえ、毎月の積立金額は変更できるのでお金がなくて生活に困ったら投資金額を毎月1000円に減らすことで対策ができるはずです。


③運用に失敗して損をするリスク

iDecoにはさまざまな金融商品(主に投資信託)があります。投資が上手く行けば私の画像のように利益が出るのですが、逆に投資に失敗して損をする可能性も十分あり得ます。それを避けるためにはリスクの低い商品(債券や定期預金)で運用するか、国内・海外の資産の分散することで対応するしかありません。私はひふみ投信が好きなので資産の100%をひふみ年金に入れてますが、これは非常にリスクが高いので絶対に真似しないようにと若い薬剤師にいつも言いきかせてます。実際に私のひふみ年金は2019年はずっと損失が出ている状態だったのでいつもいつでも儲かるわけではないのです(そりゃそうじゃ)。

金融商品ですからどんな商品でも元本割れして損するリスクはあります。とはいえ、iDeCoのおかげで毎年12月の給料日が楽しみになる(税金が減って手取りがめっちゃ増える)のでそのためだけにもiDecoはやったほうがいいよ!と若い薬剤師に伝えるようにしています。それでも口座を作るのが面倒くさくてやらない人が多いんだけどね(笑)