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【81本目】ストームクッカー

ストームクッカー

 xカップという記事を前回投稿しましたが、登山やキャンプでおそらく最も出番が多かったアウトドア用のクッカーがストームクッカーだったなと思ったため記事にしました。
 風に強く、スタッキングが優秀で、静かに調理できる素敵なクッカーです。
 蓋がフライパンになり、中の器は鍋になります。
 かなりお世話になった道具ですので、今回記事にしました。

とにかく風に強い

 とにかく風に強いです。アルコールストーブのセットなのですが、このストームクッカーは、火の周りに壁ができるよう設計されているため、風が強かろうがアルコールストーブで安定して調理できます。
 フライパンを使うときは風防の上にフライパンが乗るため、少々風の影響を受けます。
 しかし、鍋とかラーメンなどの調理をするときは、ガッツリ風防の中で調理するため、どんな風であろうと安定して調理できます。私はこのストームクッカーを使って冬のキャンプと登山に1泊2日で行ったことがあります。鳥取県は大山の近くの野営場でキャンプをして、翌日に大山という山に登りました。
 冬の大山だろうと、ストームクッカーの防風性能は優秀で、暖かいラーメンを冬の大山でいただけました。

スタッキングが優秀

 同一の会社での商品ですので、スタッキングがかなり優秀です。別売のケトルはストームクッカーの中におさまります。
 肝心のアルコールストーブもケトルの中に収まります。

静か

 アルコールストーブが好きな理由が静音性です。
 人目が気になるタイプなので、できれば調理なんかせずにのんびり外で食べることに専念したいのですが、どうせ休日にアウトドアするなら出来立ての食べ物が食べたいところです。
 しかし、ガスバーナーは非常に音がうるさく、周囲の迷惑になっていないか気になってしまいます。
 その点、アルコールストーブはほとんど音がなく、静かに調理ができるため好きです。

デメリット

 正直重い

 ストームクッカーは万能な調理器具だと思うのですが、重さが気になります。ざっくり1kgあります。この器具にアルコールも持っていくとなると、それだけで1.5kgくらいになってしまいます。クッカーにアルコールストーブと風防にすれば、燃料込みで1kgくらいになるので、やはりストームクッカーは重いと感じます。

まとめ

 アルコールストーブであらゆる調理を可能にするストームクッカーの話を記事にしました。
 重いという弱点はありますが、防風性能と静音性能を併せ持つのは非常に大きな魅力です。残念ながら登山には持っていきにくいところです。
 しかしキャンプとか釣りとか車中泊など、乗り物に乗せられるなら、もしくは体力があるならかなり優秀な調理器具になると思います。
 それでは皆様、明日も良い1日をお過ごしください。

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