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秘宝新聞vol.2 2018年秋号

こんにちは。秘宝新聞です。
今日は秘宝新聞の第二弾、秘宝新聞vol.22018年秋号をココに載せてみようと思います。

表紙絵 この頃はまだ素材のイラストで表紙を作っていました。

こんにちは、秘宝新聞第二弾です。

秘宝新聞は、三重県内にある素敵なスポットやSHOP不思議なもの、あやしいもの、オカシイことを見つけてはココに記して行こうと、希望を胸に変な情報とコラムなど、不定期に気まぐれに掲載中。サロンや、教室、ショップの位置をドットで紹介しています。(現在は、紹介していません)

初回にも書きましたが
何の役にも立たないフリーペーパーです。

おなかが痛い人 

今回は内容が暗いよう。

テーマは『死』!!!

この世の不思議、ヘンテコ、楽しいこと、可笑しいこと、都市伝説、秘宝館のことあらゆる世界の闇と光の研究を日々重ねていきたい秘宝新聞ですが、今回は死について書こうと思います。

「死」が見せてくれること byはつ子

「死」は誰にでも必ず訪れるものです。しかし普段から死について考えたりしないし、ましてや家族の死なんか想像したくは無いものなのだ。
しかし今年は、大型の台風や大雨、地震等、自然災害が多い年で、いつもより少し「身近な人の死」を意識することが増えたような気がする。

私の故郷北海道も九月初めに大きな地震があり、親せきも震災しました。
幸い、身内や友人たちはみな無事で大きな被害もなく済んだのでほっとしたのですが、今は SNSなどを通じて知人友人が全国に居るので日本各地で起きる災害にドキドキすることも多かったです。
災害以外では、自分が良く知っている著名人の方が亡くなったりして、やはり「死」を意識しました。さくらももこさんが亡くなったのには本当に驚きました。

人ってこんなにもあっけなく、突然に死が訪れたりするのだ。
個人的には、母が亡くなった年でした。
母の死はあっけなくというより、長い開病の末だったので十分に時間
はあったし、心の準備が出来ていたはずです。

けど、いざ母が亡くなってしまうと、生きている間にしておきたかった事や話してみたかったことなどがポコポコ浮かんできて、生きていた時には感じる事が出来なかった気持ちに出会ったりしました。
死んでも尚、人という存在は私たちにいろいろなことを語りかけてくるものなのだな。そう感じました。

不思議なことに、母が亡くなり、母の肉体は焼かれ消えてなくなってしまったというのに、今は母との繋がりをより強く感じるようになりました。
死によって母の存在を強く感じるようになったことは私には意外な出来事
です。

GOOD NIGHT

「死までの過程を見せること、亡き後のこと」byしる子

3年前に亡くなった義母は、卵巣癌だと言われてから、たった半年で逝ってしまった。

卵巣を摘出し、抗がん剤治療をし、だんだんと弱っていく過程を少しだけ見せてくれた。その過程を見ることは、家族が、ジワジワとその時が来るという覚悟をする事にもなるのだ。

覚悟をしていても本当に亡くなった時は驚いたし、動揺もした。しかし、悲しむ間も無くバタバタと通夜、葬式をするために、実感がわかない。

亡くなったことは事実、そして肉体は焼かれてしまう。もう居ない。この世には存在しない。

そうした儀式的な事が落ち着いた頃に、いろんな手続きをしなくてはいけないという現実もあり、その手続きを終えてもなお、実感はわかないままだった。

居ないけれど、居ないというだけで、また帰ってくるような気すらして、あ、居ないんだった...とまた改めて思う。お義母さんのために手続きしていると理解していても、何度も繰り返し「あ、もう居ないんだ」と思う。

そんなに色濃く故人を思い出せるのは、近くに居たからかもしれない。そして今も、手をかける人を亡くし荒れ気味の庭には、義母が植えた花がところどころに時間差で咲き、玄開先には義母がくれた信楽焼の狸が微笑む。

亡くなってしばらくしてから少しずつ、死を実感する。死を認めたくない、現実逃避などとは違う寂しさや、懐かしさ、感謝の気持ちで、日々、少しずつ死を実感するような、そんな感覚のまま3年目を迎えた。

【あの日の植物】byしる子

ポポー、ポポー

なんの木か分からないけど、お祭りの中にあった植木屋さんで見たポポーの木。つい買ってしまいそうになる。ww
何かと交信しているに違いない。ポポー、ポポー。。。

編集後記 byはつ子

グッと、秋も深まり冬の気配です。
寒いの大嫌いなのですが
どうせ寒いなら、雪が恋しい北国の人。
今年はコタツ買おうかな⋯
ハツ子

本日も秘宝新聞をお読みいただきましてありがとうございました。
次は、新作2022年秋号!!秘宝新聞vol.18の投稿になるかとおもいます。
お楽しみに!!
ぼちぼち、また過去の秘宝新聞も、遡って投稿していきたいと思います。

by しる子、はつ子



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