気象予報士資格取得に向けて(興味・関心は学びのきっかけ、モチベーションに!)

 私は現在気象予報士資格を取得するための勉強を行っている最中である。といっても、始めたのはつい最近で降水過程などの気象学の基礎知識を学んでいるところであり、資格取得に向けてこれから学ぶべきことは非常に多い。気象予報士の国家試験は年2回実施され、通常1月と8月に実施されることから私は2024年の1月に受験しようと考えている。

資格を取得しようと思った理由

 気象予報士の資格を取得しようとしている私であるが、大学で理系科目を専攻していたわけでもなく、むしろこれまで理系科目を避けて生きてきた根っからの文系人間である。学生時代、難しい数式たちにいつも頭を抱えさせられてきた。そんな私が熱力学をはじめとする物理の知識が求められる気象予報士の資格を取得しようと思ったのは、気象についての純粋な関心を持ち得たからである。
 私たちは普段何気なく、「今日は晴れやなあ」とか「風が強いよ」など、天気についての会話をしている。人間が生きる上で「天気」は切り離すことができない存在であろう。現に多くの人たちが天気予報を必要としており、ニュース・スマホアプリなど様々な媒体を通して提供されている。しかし、どうして晴れるのか、雨が降るのかまで気にする人はあまりいないと思う。求められているのは、事象結果である天気の予報であり、その背景に存在する細かな事象の理屈までは求められていないからだ。
 それでもどうだろう、実際に理屈までも理解をすることができたら面白いとは思わないだろうか?身近な天気のより深い理解へとつながる、気象を識るという行為にどこかワクワクしたものを感じた私は、気象の理解の指標として気象予報士資格取得を目指すことにした。

実際に勉強を始めてみて

 以上の経緯で気象予報士資格取得勉強を始めた私であるが、まず第一の感想として、勉強が非常に楽しいものになっていることを実感している。自分の興味・関心が勉強のテーマなのだから当たり前なのかもしれないが、学生時代にあれほど拒否反応を示し見ることすら嫌であった数式とも長時間にわたってにらめっこできるほどだ。おそらく学生時代の自分が聞いても信じられないだろうと思う。
 もちろんまだまだ始めたばかりで、理解できないことばかりだ。公式が示すそれぞれの値が何を指しているのかわからなくなることは頻繁にあるし、今日も静力学平衡を理論的に理解するのに時間がかなりかかった。気象予報士資格取得レベルまでの理解は前途多難な道のりだろう。
 それでも、楽しく学べている現状が、なにより私にとって喜ばしいことである。自分の興味関心に沿った学びは、その学び自体の大きなモチベーションになっている。
 気象予報士の試験まであと7ヶ月ほどである。資格取得は理解の確かな証左となることから、それまでの期間しっかりと勉強をしていきたい(もちろん気象に対する学びのゴールだとは考えていないが)。


さいごに

 学びは人生を豊かさをもたらし、生まれてから死ぬまで行える至上の楽しみである。しかし、学びという言葉だけが先行すれば、学びが持つその対象の無限性から、具体的な行動へと移すことは難しくなるだろう。そんなときは自分の興味・関心に意識を向けることから始めるといいと思う。別になんとなく小さなものでもかまわない。きっと萌芽は日常生活の中に隠れている。今回の私の気象への関心も文章にするのに難儀したほど曖昧なものであった。それでも確かな学び始め、そしてモチベーションへと繋がっている。これから私も新たな学びのため日々センサーを敏感にしておきたいと考えている。


*気象予報士の試験勉強の記録を今後つけていこうと考えているので読んでいただけると幸いです。


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