国立劇場大劇場「市馬落語集」

たいへんにお世話になっている先生に夕食をおよばれし、ありがたいお話をいただいた。そのあと、半蔵門に。

裏の国立演芸場はわりとよく行くけど、大劇場は、じつははじめてだ。

一之輔師匠は途中から、ロビーで。「粗忽の釘」。やっぱ面白いなあ。

市馬師匠、ほんとうはオーケストラをよぶはずだったと。毎年年末恒例の会が、今年は9月に、国立大劇場で。私は九段会館でやったとき以来か。あのときは家元、志らく師匠とでてたような。家元の高座はなく、立ちでトークをされていた。家元が談吉さんといっしょに会場に入ってくる、その後姿をおぼえている。

市馬師匠は「胴切り」から「首提灯」。なんとなく、家元をおもいだす。

喬太郎師匠は「母恋いくらげ」。何回聴いても、しみじみ、いい噺。
マクラの「農耕接触」は、生できくのは初めて。というか、コロナ以降配信はちょくちょく聴いていたが、生で喬太郎師匠の高座をきけたのは初めてだ。

トリも市馬師匠だけれど、わりとつかれていたので、申し訳なくおもいながら退出。

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