トーキングヘッズ叢書 No.82「もの病みのヴィジョン」

ほんとうにありがたい本です。闇の香りがする本で、日原さんの暗黒期も文章を載せてくださっている。
いつも好きなことばかり書かせていただいて、本当に感謝しております。

「もの病みのヴィジョン」は、いつもにも増して魅力的な内容。
特に、あざやかな表紙。特集冒頭の「『病み』は『闇』であり、はずれ者のイメージと重なる」ってくだりはスゴイ。

特集でも、本橋牛乳「The cancers at the end of time」、高槻真樹「『当世病気道楽』に学ぶ病との距離感」浦野玲子「美人薄命の文化史(仮)」、最合のぼる「M氏の暗黒日記Ⅱ」
と、読み応えのあるものが並び、ボリュームある内容でした。

また、与偶・切通理作トークイベントには、とても行きたかったのですが仕事で行けず
ざんねんに思っていたところを、
誌上で詳細に読むことができ、たいへんうれしかったのです。

次の号は、たぶん今月末ごろに。またお知らせを。

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