見出し画像

埼玉西武ライオンズ10年ぶりの優勝に思いをはせて


こんばんわ!

気持ちはずっと所沢に…ひぐしゅんです。

埼玉西武ライオンズ優勝しましたね! 10年ぶりだって!

今日は私が愛してやまないライオンズについて書こうと思います。



1. 出会いは中学生


小学生の時から野球が大好きで、

とは言ってもプレイする側ではなく観戦する側としてで。笑


両親が巨人ファンだった影響で、テレビをつければ巨人戦の中継がいつも流れてる家庭でした。

もちろん私も自然と巨人ファンに。


そんな私は小学校高学年になると反抗期を迎え、だんだんと両親とのコミュニケーションが減っていったのを覚えています。

両親との距離と同じくテレビからも距離が遠ざかっていた私は徐々に野球も見なくなり、気づけば巨人のことが嫌いに…。

理由は両親が好きな球団だから。笑


今にして思うとくすっと笑ってしまう話なのですが、

反抗期ってこんな感じですよね?? 私だけかな…


それでも野球が好きだった私は、巨人以外の球団に目をむけるようになりました。

その中で目をひかれたのは、当時西武に所属していた平成の怪物・松坂大輔。

メジャーへ羽ばたく前年のことだったと思います。


当時の私は中学生で、反抗期をさらにこじらせていた時期だったのですが、

力強い速球にたくさんの完投(リーグ記録だった)をしてしまうスタミナに圧倒されて、

これがエースか…と感動したのを覚えています。

西武ファンになったきっかけは間違いなく松坂大輔投手でした。



2. 西武ファンになってはじめての優勝


そんな大好きなエース・松坂選手もメジャーへ舞台を移し、

新エース・涌井選手が台頭してきた2008年。

親分肌な渡辺監督の元、圧倒的な攻撃力をもってリーグ優勝、さらには日本一を成し遂げました。


西武ファンになってはじめての優勝だったので、とにかく嬉しすぎてかえって記憶がないのですが

「優勝ってこんなに嬉しいものなんだ…」と思ったものです。


そんな時、いつしか西武ファンになったことを知っていた両親が声をかけてくれたのを覚えています。

西武優勝したね! と。

たったそれだけの会話なのに、そこから会話がはずんだりと、

次第に反抗期もうすれてコミュニケーションが増えていった時期でもあります。



3. 10年たった


それから10年。

私は社会人になって、西武は多くの世代交代を経て若いチームに。

主力で当時の優勝を知るメンバーは栗山・中村選手のみ。

ほんとうに時が経ったんだなあ…と思います。


今年は開幕8連勝という幸先の良いスタート!

途中苦しんだ時期もありましたが、勝負の秋まで首位をがっちりとキープ。

そして今日、10年ぶりに西武が優勝しました。


マジック対象チームのソフトバンクが先に敗れたために、西武自身の結果とわず優勝! という何ともなゴールになってしまいましたが、

優勝はほんとうに嬉しいものです。10年も待ったんだもん。


そんな思いを今かきとめながら、10年前の自身のことも思い起こしています。

優勝を機に反抗期がうすらいだ10年前のこと。


社会人になって学生時代ほど両親とコミュニケーションを取らなくなってしまったけれど、あれから私はどれだけ大人になれたのだろう。

反抗期ではないけれど、また口数が少なくなっているかもしれない…。


両親も年なので、これからきっと長くは一緒にいられないだろうと思う。

これから長くない時間、少し大切にしてみようと改めて思う、人生2度目の優勝の夜です。


埼玉西武ライオンズ、優勝おめでとう。

冬眠のたくわえにします( ´ω` )