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ドキュメント1月31日【開成前夜】

ひぐらし坂の母でございます。

数年前に中学受験を終え、無事に開成中学に合格しました。
このnoteでは息子の中学受験を振り返り、親子のメンタルを最強にするための考え方をお伝えしています。

中学受験は究極的には【親子のメンタル】が重要です。
特に【母親のメンタルが9割】というのが私の持論です。
このnoteの基本姿勢はプロフィールをご覧ください。

さて。
東京の中学受験がスタートする2月1日。
実際、受験生ってどんなふうに過ごしているの?と思っている方も多いと思います。
これから受験を迎える方に経験談をお届けします。

まずは1月31日。
第一志望の開成中学の前日ドキュメントです。

ギリギリまで自習室にこもる

ウチは1月は学校を休んでおり、毎日朝から晩まで塾の自習室にこもって勉強をしていました。
毎日夕方からは授業があったので、それまでは自習をして過ごしました。

朝は9時から始まるのでお昼のお弁当を持って出かけ、私が仕事が無い時や時間に余裕があるときは夕方になったら塾に夜食を届けておりました。
夕方に届けられないときは、息子が自分でコンビニやマックに買い出しに行ったりして、結構楽しんでいたようです。

1月の中旬に灘中受験のために神戸に遠征しましたが、東京に帰ってきてからも変わらず同じペースで自習室通いをしていました。

直前期は家で過ごしてペースを整える方針のご家庭もあったり、最後まで自習室で一緒に勉強する子がいたりして、授業以外の過ごし方はそれぞれでした。

それでもさすがに1月31日は前日ということもあり、早めに帰宅する子が多かったです。

そんななか、ウチの息子は20時まで自習室で国語の記述の勉強をしていました。
国語の先生が答案チェックをしてくれるので、最終的に全部〇がつくまでやめませんでした

国語の先生がよくぞここまで付き合ってくれたと思います。
本当に感謝しかありません。
そもそも6年生の7月にSAPIXをやめたのは国語にがっつり取り組むためでした。
おそらくSAPIXではここまで一人のために先生がつきっきりになってくれることはないでしょう。
1月の追い込みの様子を見て、転塾は正解だったと思いました。

さすがに20時を過ぎて国語の記述も終わったので、塾の先生にも帰宅するように促されました。
本人はまだ算数をやりたそうでしたが、翌日は開成の本番なので、さすがに居残りは許可されずに帰宅することになりました。

私は塾の保護者待機室で息子の勉強が終わるのをひたすら待っていました。
先生と肩を組んで教室から出てきた息子が、やけに自信満々の顔だったのを良く覚えています。

「明日、開成の前で会おうな!」
「ここまでやれば間違いない!大丈夫!」

と、先生が声をかけてくれ、息子は少しおちゃらけたことを言って塾を後にしました。

「あー!早く明日にならないかな!楽しみで仕方ない!」

息子がこう言ったのを見て、本人の納得いくように仕上がってよかったと思いました。
数日前の早稲アカ開成そっくりテストがさんざんの結果でしたが、本人は全然気にしていないので、これは本当にメンタルで勝てると確信しました。

↑これだけ酷い結果を出して、よくぞ数日でメンタルをここまで回復させたと思います。

前泊のため日暮里に移動

まだまだ自習室にいたい息子をやっとのことで塾から連れ出して、まずは夕食を食べに行きました。

塾からは帰宅せずにそのまま前泊のホテルに直行するためです。
時間は20時を過ぎていたので、あまりゆっくりできません。
簡単にごはんを食べて、日暮里まで移動しました。

開成は西日暮里駅前にあるのですが、私たちは隣駅の日暮里のビジネスホテルをとりました。
自宅から30分以上かかる学校の入試は前泊することにしていたので、Booking.comにてお手頃なビジホを早めに予約しておきました。
天候の状況や事故などで電車が遅延してしまうと、余計なことでイライラしたりします。
入試の日にそういうリスクは避けたかったのが大きな理由です。
また、いつもと同じ時間まで朝は寝たかったというのもあります。
いつもよりも早起きしなければならないのは体調的につらいので、朝の時間の余裕を買うつもりで前泊しました。

塾に遅くまでいて、ごはんまで食べてきたので、到着したのは22時過ぎていました。
さすがに23時までには寝かせたかったので、すぐにお風呂の準備をしました。
息子は翌日の開成受験を控え、とにかくテンションが上がっていたので少しでも気分を落ち着けられるようにリラックス効果のある入浴剤を入れました。

シュワシュワのバブは息子の大のお気にいり!

お風呂から出たら勉強などせずに、すぐに蒸気アイマスクをしてさっさと寝かせました。
ちなみにこの日は入浴剤もアイマスクもラベンダーを使用しました。

寝るときにはチャイコフスキーとドヴォルザークの弦楽セレナーデをBGMにしていました。

この曲は私が大好きな曲で、オーケストラほどダイナミックではない癒し系の弦楽の揺らぎがちょうど良いリラクゼーションになるのです。

さすがに息子も疲れていたのか、ホテルについてからバタバタしていましたが、あっという間に寝付きました。

「明日はいよいよ第一志望の開成。本当に今までよく頑張ってきたなぁ」と感慨深くなりました。
息子が寝てから私もゆっくりお風呂に入り、蒸気マスクをして0時ごろ寝ました。

明日は6時に起きれば余裕です。
とにかく最大限のパフォーマンスを発揮できるよう祈りつつ、受験前夜を静かに過ごしました。

いよいよ次回は2月1日開成入試当日の様子をお伝えいたします。
お楽しみに!

母親のマインドチェック

・受験前日はとにかくよく寝かせる
・前日は生ものは避ける
・勉強のこと、模試のことは話題にしない
・テンションが上がっていても、寝るときにはリラックスさせる
・今までの努力を労い、メンタルを強く保つ
・お母さまも十分リラックスして過ごす
・合格を確信する

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開成に進学後、次の目標に向かってがんばっている息子にサポートをお願いいたします♪