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【小5】11月マンスリー結果公開

ひぐらし坂の母でございます。

数年前に中学受験を終え、無事に開成中学に合格しました。
このnoteでは息子の中学受験をすべて振り返り、テスト結果なども公開していきます。(一部有料となります)

中学受験は究極的には【親子のメンタル】が重要です。
特に【母親のメンタルが9割】というのは本当です。
このnoteの基本姿勢はプロフィールをご覧ください。

さて。
5年の11月あたりになると、子供のクラスもほぼ固定になってきます。
だいたいいつものクラスというのが決まってきて、たまにやらかしてクラスが落ちたりします。

この時期あたりから来年の受験についてシビアに考えはじめます。
身近に6年生がいると、日に日に殺気立ってくる雰囲気を嫌でも感じとります。

粛々と自分の勉強のペースを作りながら、来る6年にむけて気合を入れていきたいところです。
この時期にやっておくべきこと気を付けることなどをまとめておきます。


まだまだトップ層でいられる子

小5の秋にもなると、何となく自分の立ち位置が見えてくる頃です。
しかしながら、それはまだ全然確信の持てるものではありません。
トップ層(サピックス大規模校でいうとα1~α3くらいまで)の常連メンバーだとしても油断はできません。
なぜなら6年生から中学受験の土俵に上がり、ものすごい勢いでごぼう抜きしていく子たちもいれば、急に伸びる子たちもいるからです。

とはいえ、やはり小5の後半までトップ層でいるアドバンテージはあります。
この時期までにある程度の成績を取れているということは、塾の勉強が身についているということだからです。
宿題をきちんとやっているとか、覚えなくてはならないものがクリアできているとか、生活態度が安定しているとか、マインドができているとか・・・

中学受験への体制が整っているということはそれだけでアドバンテージと言っても良いでしょう。

この状態になっていると自信がついているはずです。
私は何度も書いていますが、合格につながる一番大切なメンタルは自分に自信をもつことです。
ここまで一生懸命がんばってきたこと、テストでしっかり得点できていることが自信になります。
このまま6年生に突入できるように平常心でいられるようにしましょう。

すでにトップ層の自覚のあるお子様は、今のうちに理社の暗記系の勉強を固めておくと良いです。
サピックスでしたらコアプラスの理科と社会をきっちり得点できるようにすることです。
算数・国語は小6になってからもどんどん伸びていきますが、理社の暗記ものに関しては、出てきた端から暗記して自分のものにしておくことをおススメします。
それが得点に直結しますし、小6になってからあらためて暗記するというのはあまりに効率が悪いからです。
それに、小6になったら算数と国語にしっかりエネルギーを注がなくてはなりませんので、コアプラの問題は小5のうちに仕上げておくと後で楽になります。

ということで11月マンスリーでも、理社ではコアプラでやったことがきちんと得点できているかどうか、ということに注目しておくと間違いありません。

まだまだこれから頑張る子

そうはいってもすべての子がトップ層というわけではありませんし、そうでない子のほうが多いです。
もちろん、これから別人のように伸びる可能性がたくさんあります。
ここからしっかり体制をつくることで、受験勉強が自分のこととして現実味を帯びてくるからです。

おそらくこの時点でまだまだ取りこぼしの多い子は、基本的なところで残念なことになっている場合が多いです。
算数なら計算問題で落としているとか、国語なら漢字で落としているとか。
これはもう単に注意力とか練習不足なので、塾の授業とともに毎日の基礎トレみたいなものにしっかり取り組んで基礎体力をつけることです。

基礎トレも毎日できない子だって多いでしょう。
実はウチもそうでした。
毎日やらなくても、一週間単位でつじつまが合っていればOKです。
日曜日にまとめてやるのでもとりあえず良しとしましょう。
やらないよりも100倍マシです。

中学受験が自分のこととして実感できるようにして、自分への甘えを断ち切っていくことから徐々に自信がついてきます。

テスト直しについて

中学受験の勉強の常識(?!)として浸透しているものとして、テストの間違い直しノートがあります。
間違った問題のコピーを取ってノートに貼り、きちんと解きなおしてまとめておくもの。

実はこれは全員に必要なものとは思えないのです。

すくなくとも算数に関しては、サピックス偏差値60以上であれば間違い直しノートは必要ないです。
間違った問題を解きなおすときは、その手順を口頭で説明できればOKです。
そうすることでテストの見直しの時間がぐっと節約できます。
サピ偏差値60以上であれば単純な計算問題など見直す必要はありませんから、考え方の手順や図形ならば補助線の引き方とか、解法が説明できれば大丈夫です。
ウチは小5のときから算数の見直しはこのやり方で進めていました。

国語に関しては、記述問題はある程度自力で書く練習をしなくてはなりませんので、間違いノートも効果的ではあります。
マメに書く子はお母さんやお父さんがマメに見てあげている子という印象があります。
ウチはマメにやりませんでしたから、結局国語が6年の秋までお荷物になりました。
きちんとできる子(&親)であればしっかり書き直し、必ず塾の先生に見てもらってください。

そんなわけで、まだまだこれからどうにでもなる5年生!

受験勉強を自分のことと自覚し、ある程度勉強習慣をつけておく
まずはこれだけを目標にしてみることをおすすめします。

さて。
次の章からウチの子の小5の11月マンスリーの実物をアップしますので、有料記事となります。
この記事はこんな方におススメです。

・2年後に開成に合格する子の5年生時点の成績を知りたい方
・御三家志望が確定している方
・サピックス大規模校のトップブロックの成績を知りたい方
・どのようにテスト結果を受け入れたら良いのかわからない方
・ほかの子のテストってどんな感じなのか見てみたい方

↑ Kindle版オーディブル版もありますよ♪ 

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