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温泉ざんまいウハウハの旅(新温泉町・鳥取東部〜三朝温泉泊)

2022年10月13日(木)、明石市の自宅を午前5時30分に出発。最終目的地は、鳥取県三朝温泉だ。途中、いろいろ良い温泉を巡ろうと思う。
 
まず最初の目的地は、先日訪れてなかなか良かった兵庫県新温泉町の七釜(しちかま)温泉、ゆーらく館。

時間はあるので、高速代を節約し、175号線をひたすら北上し、丹波市稲継を西へ折れる。すぐにある近畿豊岡自動車道の春日ICから入ればよかったものの、結局、青垣ICから入る。遠坂トンネル部分が有料で210円(軽自動車)、八鹿氷ノ山ICで降りると9号線。すぐに道の駅但馬蔵ようかだ。

この道の駅、何度も訪れているが、こんな時間(午前8時)に来たのは初めて。平日にも関わらず車中泊と思われる車が10台程度いたのに驚く。

ここは駐車場も広いし、温泉(天女の湯)もあるし、無料の足湯もある。また道向かいにはファミマもあるので、車中泊には最適なのだろう。

少し休憩して9号線を浜坂へ。この時間は交通量も少なく快走。9時過ぎに目当ての七釜温泉(ゆーらく館)に到着するが、2日前にきたばかりなので、浜坂保養荘に行くことにする。

七釜温泉ゆーらく館
500円
駐車場完備
無色透明、内湯、露天、全て若干の硫黄臭の湯が掛け流し。

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浜坂温泉保養荘
0796-82-3645
500円(何時から開いているのか、いつ休みなのかよくわからない)
駐車場完備

午前9:30 到着
以前電話で問い合わせをした時は、コロナ禍もあったのか、よそ者は来るな的な雰囲気があり、その後、電撃で訪れた時には、臨時休業であったのにホームページにはなんの案内もなかったりで、とてもイメージが悪かったが、今日受付にいた女性はとても気持ち良い対応をしてくれた。
さすが保養荘というだけあり、病院のような痛々しい雰囲気の廊下を通り抜けると奥に目的の浴場があった。

内湯と露天風呂、ともにぬるめの塩化物泉がドバドバとかけ流されており、独泉を楽しんだ。

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新温泉町が発行している観光案内パンフレットには、こちらの情報は掲載されておらず、ゆーとぴあ浜坂を案内していた。こちらも蛇口からも温泉が出る掛け流し温泉施設だ。
今回は時間の関係で、こちらはパスする。

ゆーとぴあ浜坂
0796-82-5080(水曜定休)
300円
駐車場完備。

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10時すぎに浜坂を出て鳥取県の宝喜温泉へ向かう。


宝喜温泉
0857-82-6010(第3水曜定休)
460円
駐車場完備

ここは、100%源泉掛け流し、沸かさない、循環させない、水で埋めないをモットーに本当の温泉を声高にアピールしている。ここまで強い主張している温泉施設は初めてだ。
 お湯は47℃の単純アルカリ泉だが、その湯量がすごい。さすが主張強目だけある。なにせ、長さ10m、幅3m、水深1mプールくらいのリハビリ用浴室まで掛け流しなのだ。飛び込み禁止、潜るな、浮き輪は60cmまで、などの張り紙があり、思わずプールやん!と突っ込みを入れたくらい。そのプールサイドには、3mの高さから落ちてくる打たせ湯(もちろん掛け流し温泉)も2本あり、なんだか楽しくなる温泉施設であった。

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さて、本日3湯目は、三朝温泉へ。
三朝といえば、日本で唯一ウランが採掘できる人形峠の北側に位置する温泉街であるだけに、ラジウム泉の掛け流し温泉が多い。
ただ、最近得た情報によると、三朝のラドンがどんどん減っているとのこと。

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資料は、【ラドン温泉は気体【吸う温泉】放射能泉ラドン泉ラジウム温泉浴槽ほぼラドン無い衝撃事実!【湯治のプロ】
@radonkaihatsu】さんがTwitterに投稿したものを拝借。


私は、足元湧出しの湯がある湯宿に泊まりたくて、桶屋旅館に宿泊。チェックインまで時間があるので、さっそく温泉街を散策。有名な河原温泉(三朝橋のたもとにある無料の露天風呂)は、地元客で満杯だった。ここは以前入浴したことがあるので、今回はパスし、共同浴場たまわりの湯へ。

共同浴場たまわりの湯
0858-43-0017(定休日不明)
550円
内湯のみ。含弱放射能-ナトリウム-塩化物泉。もちろん掛け流し。内湯のみ(シャワーあり)
源泉温度は65.9℃だが、湯温は42℃程度と入りやすい。もう一つの共同浴場株湯は、45℃近くあるらしいので、熱い湯が苦手な方はこちらに入浴されたし。
駐車場は温泉前に5台程度用意されているが、なかなか空きがないので、三朝温泉多目的駐車場(1時間無料)を利用するのが良いと思う。

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 さて、車で移動しながら1日3湯はなかなか疲れたので、本日の宿泊地の桶屋旅館に戻り、さっそく自慢の足元湧出しの内湯へ。

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こちらの宿は、足元湧出しの湯と三朝町の源泉を引湯した内湯がある。もちろんともに掛け流し。
シャワーはないので、湯船のお湯で洗ってから入浴するのがマナーだ。湯船から汲んでもなくならないから大丈夫ですよと女将。

湯船に足元からぷくぷくと湯が湧き出している泡が見えてなんとも贅沢さを感じるひと時であった。
時間によって男女入れ替え制。この日は、
21時まで男性、21時から女性
引湯はその逆となる。朝は6時から。部屋においてある説明書には24時間入浴可とあったが、要確認のこと。

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足元湧出しの湯は深めの浴槽で湯温は今日は適温。
女将が言うには、夏場は少し暑く、冬場は少し熱いんです。雨が降ったら何故か熱くなるんですとのこと。
下に降りる温泉に外れなしというが、まさにそんな感じの湯であった。
もうちょっと掘れば熱い湯が出るんでしょうけど・・・とおっしゃってました。

宿は女将で4代目というから、なかなかの佇まいであるが、清潔で味わいのある湯治宿と言っても良いだろう。ただし自炊施設はなし。本格的な自炊の湯治を目指す方は選択肢あり。数軒の宿を目にした。
ただし、三朝温泉街にはスーパーや飲食店がほとんど目につかなかった。
少なくとも三朝橋の周辺には、コンビニ1軒(24時間営業ではない)あったくらいで飲食店はほとんど営業してなかった。

翌朝、6:30頃に河原露店風呂に行ってみると、すでに地元の先客が5名ほど。以前に入浴したので、今回はパス。よそ者には敷居が高いかも。

この日は、男性は足元湧出しではなく引湯(写真下)だったが、こちらは、おそらく、昨日入浴したたまゆらの湯と同じ湯をいただいている印象であった。
やはり、こちらの宿に泊まるなら足元湧出しに浸かってほしい。

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翌日は、帰路途中に吉岡温泉へ。ここは小さな温泉の町で、町の中心の細い道路沿いに、たくさんの湯宿が軒を連ねている。温泉の町はあちこちにあるが、ここは、町民あげて温泉を愛している感が伝わってくる気がした。

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上湯と下湯の共同浴場があり、地元民で賑わっているところにお邪魔する予定であったが、訪れてみると2018年に閉館し、少し上手に新設された一の湯に統合されて立派な温泉施設になっていた。通常、こういう施設になると、せっかくの掛け流しが循環などになってしまうケースが多いのだが、しっかりドバドバの掛け流しが残されていたのは、さすが温泉の町だ。朝8時から営業しているところも地元民の温泉愛を見た。

さて、一の湯は、45℃程度のあつ湯とぬる湯が併設しており、露天風呂もぬるめだ。また自分で湯量を調整できる打たせ湯もある。私は、ここの熱湯に入った瞬間、温泉についてあらためて悟った。それは、温泉はやっぱり熱湯が気持ちいいと言うこと。長く入っていられるぬる湯も好きだが、やっぱり熱いのにズンと入ってパキッとした感じで出てくるのが最高なんだなあ。

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吉岡温泉会館 一の湯
0857-57-0555
600円(定休日要確認/月により変動するようだ)
 
今回、鳥取県東部を回って感じたのは、探せば関西にも良い温泉がたくさんあること。自宅からギリギリ日帰り圏内なので再訪したい。
温泉施設をネットで検索するも、電話番号や定休日などの記載がないところも多かったので、できるだけこちらに記載することにした。
 
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