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TABIPPOコーヒーゼミ始動!コミュニティ立ち上げ時のコミュマネの役割って?

2020/8/22。午前9時から優雅なモーニングタイムのはじまり。

朝からコーヒー好きが集まって、美味しいコーヒーを淹れながら、コーヒーについて学ぶ、コーヒーゼミ。

TABIPPOコミュマネゼミに参加していることもあって、ありがたいことにコミュマネとしてのお誘いをいただきました。

今回はコミュマネゼミで学んだことを踏まえて、コーヒーゼミDAY1を終えた時点での考えをまとめてみようと思います!

(コミュニティづくりにご興味ある方向けに書いてます。)

コミュマネゼミとは?

先月からコミュマネゼミというコミュニティマネージャーについて学ぶゼミに参加しています。

ゲストによる講義が4回+卒業プレゼンという全5回のゼミ形式。

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コミュマネに興味を持つメンバーが集まっているので、インプットした内容をそれぞれシェアしあいながら、自分たちもコミュニティの一員となり学びを深めています。

すでに講義はDAY3まで進んでいるので、そこまでの学びをまずは整理。

DAY1 コミュマネの役割って?

DAY1のゲストはpeatix藤田さん。peatixはイベント・コミュニティ管理サービスを提供している会社です。

藤田さんいわく、コミュマネの役割は大きく2つに集約されます。

1.コミュニティのビジョンをつくる (方向性を決める)
2.コミュニティの文化を生み、育てる

ビジョンがあることがコミュニティづくりは前提になるかと思います。

想いが特にないのであれば、そもそもコミュニティも必要ないですし、空中分解してしまう可能性が高そうです。

とはいえ、ビジョンと呼べるものがない方向けのヒントとして、以下の2点をまずは考えてみることから始めると良いとこのこと。

・何を達成したいの?
・どんな人たちに届けたいの?

これらを具体的に考えていくことが重要になります。まずは誰を幸せにしたいか、そこから考えていきましょう。

DAY2 コミュマネの発信

コミュニティにおける発信について講義してくださったのは、井手桂司さん。

フリーランスのブランドエディターとして活動しており、IKEUCHI ORGANICやコルクなどのメディア編集も担当している発信のプロです。

コミュマネとしての発信は大きく3種類あり、それらを意図的に使い分けることがポイントになるんだとか。

1. これからコミュニティに入りたい人向け
2. コミュニティに既に参加してる人向け
3. コミュニティに参加するまではいかないが、関わりを持ちたい人向け

発信においても因数分解した上で、どこが弱いのかチェックしていくことで、継続的なコミュニティ運営につながっていきます。

また、「発信する」ことに対して、井手さんが考えている意義がとても興味深いものでした。

コミュニティにおける発信は、存在を認知してもらい、興味関心を呼び起こし、関わることへの不安を取り除き、行動を踏み出す後押しをするもの。

いま、マーケティング支援の会社に勤めているのですが、AIDMAの法則というユーザーの購買決定プロセスと同じだなと思いました。

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(引用:https://ferret-plus.com/4385)

これはおそらくコミュニティ外への発信もそうですし、コミュニティ内でなにか活動するときにも同じことが言えるのだと思います。(その意味でもコミュニティをつくるにおいて、認知と関心を生み出すための連絡ツールはとても大事!)

DAY3 メンバーの主体性を生み出すコミュニティづくり

自立分散型の組織を実現している議論メシというコミュニティを主宰する黒田さんがDAY3のゲスト。

カリスマとなる人が主宰して、中央集権型になりがちなオンラインサロンとは逆の方向性をつきつめている方です。

黒田さんが工夫しているメンバーの主体性を生み出す仕掛けは本当にさまざま。一例を切り出してみると

・文化をつくること
(ルールとして明文化せず、後から称賛することで文化醸成)
・沸点ギリギリのふつふつしている人に声をかけて、アクションを促す
・メンバーからのフィードバックをもらい続ける
 ┗それをもとに改善を繰り返すetc.

講義中の例えも秀逸で、ほんとにただただ圧倒されました。すごい、、、


こうした学びも踏まえて、最後に今後のコーヒーゼミへの意気込みを。

楽しみの伝播

コーヒーゼミはコミュマネゼミとは雰囲気が違い、コーヒーで朝を豊かにしようと集まった上品な方々が多い印象。笑

とはいえ、同じ興味のもと集まったメンバー同士、今後の繋がりもつくれたら良いなあと思うばかりです。

DAY1のイベントもはじめのうちは、みんな少し固そうな表情で、チャットも控えめでしたが、そんなときこそ、運営メンバーや発信しやすい人がとにかく火を灯す。

コミュニティは本当に焚き火のようなもので、核となる火種が消えない限りは大きな火を生み出していくことができます。

その最初の火種となるのがコミュニティの発起人であり、コミュニティマネージャーなんだと感じました。

そして、その盛り上がりを見たメンバーが、徐々に発信しても良いんだ、ということを認知して、主体性がうまれていきます。


だから、まずは自分が楽しむこと。


これがコミュニティ立ち上げ時におけるコミュマネの役割としては最も重要であり、そのためにも自分が楽しめることをコミュニティ化することが、すごく大事だと思います。

最後に〜コミュニティが人生をもっと豊かに〜

コミュニティをよくよく考えると、とてもシンプルなんじゃないかと思っています。


自分が楽しいと思うことを、誰かにシェアして一緒に楽しむ。


これがコミュニティの醍醐味であり、その気持ちがコミュニティの核になる。

そんなことを思いながら、誰かのやりたいを実現する手段として、コミュマネについて、引き続き学びを深めていきます!

お読み頂きありがとうございます!まだまだ伸び代なので、ぜひフィードバックなども嬉しいです!