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アメリカdeバスケ16~高校バスケ⑫夏休み:PG College3 Kyoko Phenomenon?!~

キャンプのNOTEを見返すと、そこには

Kyoko Phenomenon(現象)

と、書いてある。

キャンプの最後に行った、振り返りの筆記テストの時だ。

テストは、映像を見て良し悪しを判断したり、習ったことの理解度を確認したり、練習中に起こったことを分析したりした。

25問の問題をまずはそれぞれ個人で取り組んだ。その後、ディックが1つずつ解説しながらみんなで答え合わせをした。

ノートには、問題の後半になるほど『?』が増えている。

書き直したノートには解答が書いてあったりもする。

英語がわからなくて答えが書けなかったり、書く方が追い付かなくて後で書いたりしたのだろう。

問24

my phenomenon

最初に視野についての質問があり、その後

なぜ、Kyoko’s phenomenonが起こったか?

とディックがみんなに聞く場面があった。

振り返ると、キャンプ中なぜかみんなからの注目を浴びることがあった。

最初は、英語が話せない日本人が、バスケできるのかよ、みたいな偏見でみてた部分もあるんじゃないかと思う。

私自身にも、そういう偏見で見られているんじゃないかと言う気持ちがあった。周りに負けまいと一生懸命だったし、勝ち気で取り組んだ。

1-3-1ゾーンの攻め方の練習をしていた時に、気持ち良くパスが出せてみんなに褒められたりもした。

キャンプのベスト10プレーヤーにも選ばれた。


内向的な性格のため、急に注目されると動けなくなる。この質問中も黙って困った顔をしてたんじゃないかと思う。

他の人たちにはない、何か光るものがあった


そう言ってもらった。自信になった。
と言うよりは、自信にした。


キャンプでは、沢山のことを学んだ。
いろいろな人達と知り合うこともできた。

この頃はe-mailも使ってないので、キャンプ後に連絡を取ることが出来なかったのは残念だ。

とは言っても、キャンプ中にみんなに話しかけるのを躊躇することもあったし、コーチともっと話したかったけど話しかけに行くことが出来なかった。

まじめさを認めれた反面、悔しさ?情けなさ?も経験したキャンプだった。

ノートの最後に感想を書いていたので載せておく。


つづく

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