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タイパ視聴に初めて遭遇した話。

タイムパフォーマンスの意味

タイムパフォーマンスとは「時間対効果」のことです。かかった時間に対してどのくらいの効果が得られたか、という視点で行動の価値を測ります。

たとえば短い時間で高い効果が得られた場合、「タイムパフォーマンスが高い」という使い方をします。

「タイムパフォーマンス」とは?ビジネスでの重要性や効果、日常の中での行動例を紹介 | 四銀ルーム (shikokubank.co.jp)


“ タイパ ”という言葉がいろんなところで取り上げられていたのは、
もうずいぶん昔のことになってしまうのでしょうか。

聞いた覚えはあっても実際に遭遇する、目にすることは無く
日々を過ごしてきましたが、遂に目の当たりに。

何かの動画を結構な速さで再生している画面を観ている。
この1.25-1.5倍で動画を観ることができる人ってすごいなと。

早く流れる動画を観て、聞いて、読み取って、理解して、を
通常の速度で楽しむ人達よりも1.25-1.5倍も早くできる。
これってすごい才能なのではないかと思う。

よく会話をする世代は年齢が高い人が多いので、
大きな声でゆっくりと、がベースにある自分からすると
何年か前から増えてきた曲調が早く、展開が早いもの、
言葉が次々に出てくる、羅列されると上手く聞きとることができずに理解が遅れてしまう。

これまた昔、になってしまうのだろうかadoさんの曲や
ここのところはCreepy NutsさんのBling-Bang-Bang-Bornとか
最初聞いた時は何を言っているのかさっぱりわからず笑
何回か聞いてやっとなんとなく聞き取れるような・・・?と
まあ、そんな感じなのである。

そんな自分からするとやはり倍速で動画を観ることができる、
情報を処理できる能力のある人たちはとてもすごいと感じる。

そんなことを思いながらも同時に気になったことも。
速度を速めることによって動画の配信者の声、トーン、間の使い方とか
誰が、どこの情報を、何のために動画にしたのか、
どんな人が、どのように話しているのか、という点に関しては気にならないのだろうか?という点。

何でもかんでも見ているわけではなくて、
尊敬している、信頼している人やモノを選んで観ているのだろうけれど。
身近に居るわけではないので直接、確かめることができないから
仮説でしかないのだが・・・。

“ タイパ ”で検索したみたなかに
コロナの影響もあり、たくさんの動画配信サービスがあって
それぞれのサービスで観れるものも異なる。

そんな膨大な情報量の中、
なにがバズるかわからない、急に何かの動画がいきなり流行する。
モノによっては何千話とある動画をひとつひとつ視聴して
バズっている最新話まで追いつくことは確かに難しい。
その流行に乗り遅れないようにと必死に動画を倍速で視聴している、と
話しているのを見ると何とも言えない気持ちになった。
時代の流れに置いて行かれる。遅れている。と言われればそれはそうだな、と。

上の世代には上の世代なりの考えと経験が、
自分の世代には自分の世代、
今、全盛期の世代にはその世代なりの考えや経験があって
吸収すること、選択すること、アップデートしていくことは
やはり大切なことだと改めて、勉強になったそんな出来事のお話。


P.S. これは考えの共有をした恋人に言われたことだが、
倍速で観ている人は日常会話が煩わしくなったり、イライラしないのだろうか?と。

会話も行動もゆっくりな自分は・・・笑


-END-




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