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地下室の手記/ドストエフスキー

「だが、それはともかく、いっぱし人並みの人間が、もっとも好んで話題にできることといったら、何だろうか?答えーーー自分自身のこと。」(p.11-12)
「たとえ不幸だって、人生はいいものさ。」(p.117)
「でも、リーザ、また言うけどね、人間というものは、不幸のほうだけを並べたてて、幸福のほうは数えようとしないものなんだ。ちゃんと数えてみさえすれば、だれにだって幸福が授かっていることが、すぐわかるはずなのにね。」(p.178)

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