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うちは猫飼っているはずである

うちは猫飼っている。多分飼っている。というか、猫のトイレもありそこにはうんこもされてる、たまに走り回っている音も聞こえるので、やっぱり確実に飼っている。何回か書いたがただただ姿を全く見せない。警戒されまくっている。同居人はぎりぎり触れるが抱いたことは一度もないようだし、頭すら撫でさせてくれないとのことだ。

自分はというと出会えたとして 階段下から見上げる、猫は階段の上 二階から頭出して下を覗いている、ぐらいの距離感で少し目を離すと一瞬で姿を消す。近くてその距離感。10月の半ばでうちに来て二年になる。

そんな彼女(どうやらメスらしいおれは見たことないからわからない)が、なんと手をだしてきてハイタッチしてきて、なんならお腹の上で体を回転させて甘えてきたのだ。歓喜で顔はほころだ、全力の笑顔で、やっとか、やっと警戒をといてくれたんだな、この日をいつから待っていたか、ああなんて幸せなんだ!!!とニヤニヤしながらソファーで起きた。無情にも、ソファーで、朝。曇天。

夢てほんまなんなんめちゃくちゃ意地悪やん。

そんなことやから去勢も連れていけない。予約して捕まえようももちろんやったけど逃げたんよな。まじガチの捕獲器を買わないとな。

まだ彼女との距離は埋められそうにない。長い闘いは続く

#オクトーバーマッシュノート
#文字の柄

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