朝のルーティーン・リーディング
リーディング、とは言うまでもなく読書のことである。
国語科の学習指導要領においても読書活動は重視されていて、知識の獲得だけでなく言語活動の発達にも欠かせないファクターの一つだ。
「人生を変えるモーニングメソッド」においては読書をする前に、なぜこの本を読むのか、この本から何を得たいのか。念頭におき続けることが重要であると述べられいる。
また、再読の時に内容を確認しやすいよう、本の余白にメモをとったり印をつけたりするそうだ。
そして、優れた本は何度も再読することが重要であるとも述べられている。
なるほど、目的意識を明確に持ち、反復演練により知識を潜在意識にすり込むということか。
え? もう、くじけそうだって?
安心していただきたい。
手を抜くことに関しては努力を惜しまないこの裏業師、もちろん読書を継続する対策を講じてある。
何が一番の課題かというと、再読を行なうことではないだろうか。というのも、脳は常に新鮮な刺激を求めているからである。
本以外でもそうではないだろか、映画だって、1回目に観た時と、2回目に観た時では1回目の方が刺激を強く感じる方が多いだろう。
しかし、知識を潜在意識に刷り込むためには再読が不可欠だと筆者は考えている。
それでは、どうすれば良いのか。
筆者は音声による読書を推奨する。いわゆる「音声学習」である。これは聞いたことがある方も多いのではないだろうか。
スマートフォンのアプリも充実しているので是非調べて欲しい。
なぜ、音声による読書をすすめるかというと。大きく2つの理由がある。
1つ目は「読む」ことに比べて圧倒的に「聞く」方が楽だからである。
人間の言語獲得の段階は、聞く→話す→読む→書くというように発達していくが、→の方向へ進むに従って使う力が多くなるように感じないだろうか。(個人によって多少違いはあるかも知れないが)
つまり、「聞く」という活動はとても楽だということだ。
2つ目は、他の作業をしながら出来ることが多いということだ。
例えば、通勤、通学などの移動時に車両の中で流す、または、公共交通機関を使うならヘッドホン等を使って聞く等。普段、聞いている音楽をオーディオブックなどの音声教材を使用すれば良いのである。
つまり、我々、ミレニアル世代のお家芸であるマルチタスクとの相性が良いのだ。
上記の2つの理由から、筆者は音声学習による読書が再読が楽にできる上、他の作業をしながらでも取り組めるため読書量を画期的に増やせるということである。
なぜか論文のような記事なったが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また次回!
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