企業の成長を支える「採用ブランディング」
最近ハイライツでは、「採用ブランディング」でのお仕事をいただくことが増えてきました。
「採用ブランディング」とは、企業の認知度をUPさせたり、求職者の方々に「この企業で働いてみたい!」と思ってもらえるよう、企業のブランド力を高める戦略のことです。
今回は、ハイライツにおけるブランドづくりのポイントを踏まえたうえで、採用ブランディングのプロジェクトについて、どのような部分にこだわって取り組んだのかをお話します。
ハイライツにおけるブランドづくりのポイント
まずはじめに、ハイライツにおけるブランドづくりのポイントについて触れておきましょう。
ハイライツでは、企業や商品の特長、歴史、思いなどをひとつひとつ吟味し整理するなかで、ブランドの核心を見いだし、光をあてることが大事であると考えています。
そして、ブランド表現には以下の図のとおり満たすべき必要要件があります。それが、「独自性」「客観性」「継続性(実用性)」の3つです。
独自性
独自性とは、その企業ならではの「インパクト」・「尖り(違和感)」といったものです。この割合が大きいほど、よりオリジナリティが出ます。
この独自性が強くなりすぎると違和感が増し、万人に受け入れられづらくなってしまいます。
客観性
客観性では、課題やニーズ、トレンドにハマっているのかという部分を検証します。「POPさ」や「ノーブルさ」がポイントとなります。
客観性が増すと親しみやすくなる反面、インパクトが薄れて印象に残りづらくなったり、面白みに欠けやすくなります。
継続性(実用性)
3つの中でも優先度が高いのが、この「継続性(実用性)」です。
ブランド構築に不可欠な「露出量」を確保する前提となり、土台となる要素で、展開のしやすさなどを考えます。
ここが不十分だと、なかなか浸透せず、ブランディングの失敗に繋がりやすくなります。
これらはいずれも欠かすことができない要件で、どのようなバランスにするのかもクライアントによって異なってきます。
ハイライツでは丁寧かつ的確なヒアリングを重ね、クライアントが真に求めるものを把握し、ブランドづくりおよびデザインを行っています。
より詳細については、以下ハイライツサイトをご覧ください。
採用ブランディングの事例紹介
ブランドづくりのポイントを踏まえたところで、採用ブランディングを行った事例を2つご紹介します。
テクノロジーで不動産業界の未来を切り拓く、 次世代テックカンパニーの採用ブランディング
「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を生む世界のトップ企業を創る。」を理念に掲げる株式会社GA technologies(ジーエーテクノロジーズ)。ハイライツでは、その新卒採用向けのブランディングとしてキービジュアルをはじめ、WEBサイト、グッズのクリエイティブディレクション、アートディレクションを担当しました。
既に一新されていたロゴを軸に、社名である真(Genuine)の志(Ambition)が伸びそれぞれの社員が成長していく様子を表現しました。
担当者制作秘話・感想
GA technologies(GAテクノロジーズ)は、不動産テックを軸に急成長を遂げる代表的ベンチャー企業です。それを支えているのは人材力もその一つで、さらなる成長には採用ブランディングは不可欠です。
企業の採用活動はWebにとどまらず、合同企業説明会や自社開催の採用イベント、SNSでの発信など多岐にわたります。それらが統一感ある発信と世界観になるように、ロゴから着想したVIを制作。今回開発したVIはWeb、Tシャツやクリアファイルなどイベントで配布する採用グッズなどに展開され、ブランドの浸透につなげることできると思っています。
暗号資産取引サービスを扱うフィンテック企業のインナーブランディング
「新しい価値交換を、もっと身近に」をミッションに、暗号資産取引サービスを始め、NFT事業など既存の枠に囚われないサービスを提供するコインチェック株式会社。事業が拡大する中、ミッションや価値観などコインチェックらしさをまとめたカルチャーブックを制作。ハイライツでは、企画から編集、デザイン、印刷のディレクションを担当しました。
SpeakerDeckを用いてオンライン上で公開することで、求職者やパートナー企業にもメッセージを伝えています。
担当者制作秘話・感想
半年以上時間をかけ、コインチェックのUX部および人事部と協議を重ねました。制作したカルチャーブックの主なターゲットは、一緒に働く社員と求職者です。社員に対しては、イベントやツールでの利用を想定し、展開のしやすさを意識したシンボリックなマークを用意しました。求職者に対しては、カルチャーブックを受け取った際、特別感が得られるように、特色や用紙など印刷の仕様にも工夫を凝らしています。
以上、ハイライツにおける採用ブランディングのプロジェクトについて、どのような部分にこだわって取り組んだのかについて触れさせていただきました。
企業の成長にとって「採用ブランディング」は必要不可欠です。ハイライツでは丁寧かつ的確なヒアリングを重ね、クライアントが真に求めるものを把握し求める人材に合ったブランディング手法をご提案します。
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