変わる授業

 昨日、久しぶりに 中学校社会科(歴史的分野)の授業を参観する機会を得ました。単元は「欧米の進出と日本の開国」(2年生)で、本時は「課題解決」の時間でした。

 生徒はホワイトボードを持っていて、自分の意見をそれに書き込み、同じ立場や違う立場の生徒と意見交換をしていました。ワークシートも併用されていて、その記述内容をモニターに映写して、全員に刺激を与える情報として提供されていました。
 昭和の時代に授業をしていた私には「ゆる〜い」感じがしましたが、これが生徒個々の思いや考えが尊重された展開なのだと納得しました。

 きっと、来年度は、ホワイトボードがタブレット端末に変わっているのだろうと思いました。また、その状況をイメージして授業が組み立てられているのだろうと想像しました。

 これまでに生徒が書いたワークシートの記述内容も見せていただきましたが、学びの足あとがしっかりと刻まれていました。授業ではホワイトボードを活用して対話で考えを広げ、それを振り返り自分なりの考えをワークシートに文字で記録しているんだと思います。

 大きな刺激を受けました。この学びを今後の研修講座の企画等に生かしていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?