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うつ病で休職、退職すると困る問題〜お金問題

うつ病で休職や退職をするとまず困るのは経済的問題ですよね。

お金がない!

これは生活の不安につながり、うつ症状が良くなるものも良くならない状況になりかねません。

私は現在、うつ病で退職し失業状態にあり、やはりお金の問題に直面しています。

問題を解決するためにどのような方法があるでしょうか?

具体的な方法は以下のものがあります。

・失業保険(基本手当)を受給をする
・貯金を切り崩す
・家族に頼る
・借金をする、など

実際に私が頼っている方法も含めて一つずつ説明していきます。

失業保険(基本手当)を受給する

うつ病でやむを得ず退職することになった場合、まず申請するのは失業保険(基本手当)給付でしょう。

うつ病などの病気での退職の場合、「医師の意見書」を提出すると基本手当の給付期間延長が可能となります。

被保険者として雇用されていた期間が、
1年未満であれば150日
1年以上であれば45歳未満は300日
45歳以上65歳未満は360日

私の場合、被保険者として雇用されていた期間は1年以上、45歳未満ですので、300日間の基本手当給付が認められました。

給付額は退職前の収入によって変わります。

私の場合は、生活するにはギリギリの額でしたが、給付を受けることができています。

貯金を切り崩す

正社員、アルバイトなどで得た収入をできる限り貯蓄しておくのは、様々な面でのリスク管理になります。

例えば、厚生労働省の調査による40代の平均貯蓄額は約650万円です。

単身世帯やお子さんのいない世帯であれば貯蓄を切り崩すことも、うつ病が寛解するまでの生活をする手段としては一つの方法です。

私の場合は、貯蓄はほとんどありませんでした。

そういう世帯も少なくないでしょう。

例え貯蓄が十分にあったとしても、お子さんのおられる家庭であれば貯蓄を切り崩すわけにはいきません。

貯蓄を切り崩すのは、誰もが選択できる方法ではありませんね。

家族に頼る

苦しい時に支え合うのが家族の理想です。

男性であれば奥様に、女性であればご主人に頼ることも必要でしょう。

私の場合は妻が病気のこと、お金のことを理解してくれ、恵まれています。

もともと、妻のほうが収入は高かったこともあり、経済的にも精神的にも頼っているところはあります。

具体的には、生活費をいつも以上に出してもらい、現在、私は生活費を出していません。

国民健康保険料や住民税などが高額なため、それを支払うことで精一杯です。

そんな状況なので、妻には本当に感謝の気持ちしかありません。

借金をする

借金をするのは最終手段です。

私は15年ほど前にもうつ病をわずらい、失業しました。

その時は基本手当受給はできず、貯蓄も全くない状態。

単身で家族も離れていましたので生活には困窮しました。

結果的にいわゆる「サラ金」に手を出すことになり、100万円を越える借金を作ります。

その時は2年ほどでうつ病は寛解し、正社員として働くことができるようになり

何とか返済することはできました。

が、やはり苦しかった。

借金はできることならするべきではありません。

まとめ

お金問題に対する解決方法は様々です。

やはり、まずは公的補助に頼ることが大切ではないでしょうか。

うつ病であれば、医療費の補助を受けることもできますし、そのほかにも様々な制度が準備されています。

こういった制度についての説明は他のサイトを当たってみてください。

うつ病との戦いは人それぞれ、短期間で寛解する人もいれば、長期間の戦いになる人もいます。

病状に合わせて、様々な補助を検討することが必要です。

お金問題の解決方法が他にもあれば、今後また追記していきます。

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