これから理学療法士を目指す人へ〜将来性は厳しい資格であることを知っていますか?
景気が一向に良くならない日本社会で、国家資格をはじめとした資格取得を目指す人が増えています。
私もそうでしたが、一度社会人経験をした後に養成校に入学して理学療法士を目指す人も少なくありません。
超高齢化社会となったわが国において、医療福祉に関係する資格である理学療法士や作業療法士はこれから引っ張りだこになると思われているのかもしれません。
しかし、理学療法士にとって現実はそれほど明るい未来は待っていないのです。
それはなぜか?
理学療法士の収入を決めるのは、医療機関であれば「診療報酬」。
介護関連施設であれば「介護報酬」。
それぞれの点数により決定されます。
診療報酬や介護報酬の点数は、改定されるごとに減点かそれに近い状況におちいっています。
国の予算から医療費は削減される方向に進んでいます。
そのため、今後も診療報酬や介護報酬の点数が上がることはあり得ません。
それは何を示しているのか?
理学療法士の将来性が厳しい理由を説明していきます。
これから理学療法士を目指そうとする人は、この現実を理解した上で、資格取得後にはかなりの努力が必要だと認識しておくことをオススメします。
この記事は、約6000文字あります。
これから、理学療法士を目指す人、理学療法士になるのか迷っている人などに参考になります。
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