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創業ストーリーと想い

ボードゲームカフェHighFiveを渋谷に10月22日にオープンします!

創業の想いや事業のこだわりについて話します。

■創業の想い


「ボードゲームが大好きで!」と言いたいところなのですが、この表現では語弊があります。正しくは「ボードゲームが最高のツールだから」です。

ボードゲームとの出会いは大学生の頃でした。友達とラーメンを賭けてボードゲームを勝負したりしていました。
そこからコンパなどでボードゲームを使い始めました。
社会人になってからは毎月自宅でボードゲーム会を企画していろんな交流をしていました。

ボードゲームをやり続けていると
・経験や知識、立場や年齢や職業、運動神経に関係なく誰もがフラットに楽しめるツールであること
・その人の素がわかること
・ボードゲームやる人は頭良くて面白くていい人が多い
ということに気づきました。

社会人の交流の代表例でいう飲み会は上下関係が出ます。座る場所はここでいいかな?あの人のお酒頼んだ方がいいかな?と気を使いっぱなしです。
また、お酒を飲む人と飲まない人で楽しみ方が変わることもあります。

スポーツをやることがあり、スポーツも社会的立場関係なく人とフラットに関われることは非常に楽しいですが、やはり経験者と素人で差が出てしまったり、そもそもの運動神経で差が出ます。

そんな中でボードゲームは大企業の社長だろうとニートだろうと起業家だろうと職人だろうと大学生だろうといろんな人が特性関係なく、フラットに誰もが楽しめるツールなんです。

そこに可能性を感じました。

社会人になって、友達は何人できましたか?と聞くとびっくりするほど少ない人が周りにたくさんいました。会社と家の往復で、地元の友達や大学の友達とずっと遊んでる人。
交友関係が広がらないことって勿体無くないか?と個人的に思いました。

別に友達が多いから偉いというわけでは決してありませんが、人生を変えるのは本でも自己啓発セミナーでも何かの名言でも研修でもなく、「人との出会い」だと信じています。
新しい人との出会いによって人生が切り開かれるのであればこれほど素晴らしいことはないと思います。

で、社会人になって私が感じたのは利害関係ありきの関係が多いことです。ビジネスをやっていて時間対効果を考えていると、「この人と会っていて意味あるのかな?」みたいなことを考えてしまいます。
ただ、利害関係で付き合い始めた人は利害関係で関係が終わります。

損得抜きで付き合い始めた人って10年ぶりに会っても盛り上がるし、会話は楽しいし、何なら利害関係全くなかったのにビジネスを一緒に始めることすらありました。

利害関係ではなく波長の合う人と言いますか、気の合う人とフラットに出会える場所って思ったより多くはないと思っています。

そんな場所を作りたい!と思っていた時にボードゲームというツールはぴったりだ!と確信して創業に踏み切りました。

オープンは10月22日です!!

■事業への想い

ボードゲームカフェは日本全国に増え続けていて500店舗以上あります。そして東京だけでも100店舗以上あります。
ところが増え続けている一方で閉店するお店もちらほら聞きます。

私なりの考察なのですが
開業のハードルがものすごく低いんです。
場所とボードゲームさえあれば開業できます。飲食店のように食材の仕入れなどは必要ありません。
そしてボードゲームって2000円〜10000円くらいで買えますし、中古でも全く問題ないので中古で揃えようと思えばもっと安く購入できます。

ボードゲームは1度仕入れたら一生使えますし、ボードゲーム好きな人は世の中に一定割合いて採用にもそんなに困りません。
周りのボードゲームカフェに聞き込みをしても元々の知り合いかTwitterで採用という声がほとんどで採用費ほぼかかっておりません。

安くでできるんです!
固定費も人件費と家賃くらいです。(そして人件費は居酒屋のように何人も必要ではなく1-2人で間に合う)

では開業しやすいとして、閉店するのはなぜか?

①平日の集客に苦戦する
②ボードゲームにハマったら自分で買って家でできるようになる(お店にわざわざいく理由がなくなる)

があると思っています。

①色々既存のボードゲームカフェまわったのですが、ターゲット層は20代〜30代前半のサラリーマン/OLでした。平日は普通に仕事しているのでなかなか来ないのと、ボードゲームって1人ではできなくて相席をするか、友達を誘って何人かでいかないと楽しめません。いい人と相席できるかどうか分からない、平日仕事が延びるかもしれないのに友達に声かけて一緒に行くのはハードルになるということで全然人が来ていませんでした。
平日にイベントを開催しているお店もありましたが、同様の理由でそんなに集まっている感じはしませんでした。

②お店ならではの付加価値をつけなければ、ボードゲームは家で買って身内を呼んで家でやるのが楽しめます。経済的に考えてもボードゲームカフェに行くよりもボードゲームがある家でやった方が安上がりだし、身内でできるので安心だし楽しいわけです。
実際にTwitterで見ていると家で開催している人がめちゃくちゃ多くてびっくりしました。そんなマイナーなゲーム持ってるの?という猛者もうじゃうじゃいました。

というわけでこの2つの問題の解決を図ります。
①平日はいろんな企業と組んで集客を安定させたイベントを定期開催していきます。企業側からすると社員のエンゲージメントを高める、他企業の人との交流によって視座を上げてもらう、人事目線ではリファラル採用の加速などのメリットを訴求して企業提携ボードゲームイベントをつくります。
今、形になりそうなものは「エンジニアの会」「クリエイターの会」「経営者の会」「スタートアップ/投資家の会」です。今後は大学生を交えたり、婚活や恋活の方向でも定期開催していきたいと考えています。

②「お気に入りのボードゲームは家にある」という人でもお店に足を運ぶ理由は「人」でしかないと思っています。スタッフに会いたい(barとかもそんな感じです。お酒は家で飲めるけど「あの人と話しながら飲みたいな」が価値になる)でもいいですし、あのお店に行ったら他のお客さん面白い人ばっかりなんだよなぁとなるようにします。

6curryというサービスがあるのですが、まさに理想的な場所です。カレーというツールを通じていろんな人がつながる場所になっています。
https://6curry.com/

このボードゲーム版を作りたいんです。そこで相席が当たり前のお店にします。相席NGな人はNGくらい振り切っていこうと思っています。
また、ボードゲームカフェですがボードゲームせずにただお酒を飲むだけのテーブルが何箇所かある、そんなイメージです。
ボードゲームしてもいいし、ビジネスの話や趣味の話でただ盛り上がってもいいし、

ボードゲームをすることそのものが目的ではなく、ボードゲームはあくまで手段で、その場にいる人とフラットに繋がることが目的です。
そうすれば時間とお金をかけてお店まで足を運ぶ意味が出てきます。

ボードゲームビジネスではなくコミュニティビジネスとしてのポジションでお店の運営をやっていきます。

いろんな人が繋がって欲しいという想いのロゴ

■運営メンバーについて


立ち上げは今4名で動いているのですが全員元々の知り合いでつくることに結果としてなりました。
立ち上げメンバー同士の出会いは飲み会だったり海外での出会いだったり、色々あるのですが、全員別の仕事もしています。
全員が複業でどうなの?という意見もありましたが複業だからこそそれぞれの強みを生かしていろんなことにチャレンジできると思っています。

スタッフ紹介もこれから発信していきます!!

これからHighFiveをどうぞよろしくお願いします!!

みんなで遊びましょう!


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