2023年の東京武蔵野ユナイテッドをザクっと振り返って、今年一年の総括をしてみました、というお話

まずは本題に入る前に…。実は9月頃に、今年の4月中旬頃から7月中頃までの写真データのほとんどを飛ばしてしまいました…(汗)iPhoneのキャパオーバーに加えて、クラウドにちゃんと保存できてなかったという、ダブルでのやらかしが原因です。最初、今年の初めからのデータの大半が飛んでたようですが、いろいろ手を打って4月上旬くらいまでのものはなんとかサルベージできたので、また被害は最小限に抑えられました。ちゃんとこまめにクラウドとかにパックアップしておかないといけませんね…

ということで、今年の東京武蔵野ユナイテッドを振り返るのですが、そういう事情もあって写真は少なめとなりますのであしからず(笑)また、武蔵野の振り返りは、もっとちゃんと見てる人たちがしっかりやってくれるはずですので(笑)、私は対戦相手のことも含めての振り返りをしたいと思います。

3、4月 スタートは良かった、のかな?

3/12 vsブリオベッカ浦安 2-2
3/19 vsミネベアミツミ 1-0
4/2 vs FC TIAMO枚方 1-4

開幕の浦安。ここでも書きましたが「林容平と秋葉以外の選手がJFLに慣れてくると怖い」と言ったことが本当に現実になりましたね。それでも、昇格初年度での2位はやり過ぎです…(笑)
それと都並監督は、なんだろう…「勝負事じゃなければすごくいい監督」だよなって(笑)元々、育成の上手さには定評があったのですが、仙台のように勝負が掛かるとその指導力に翳りが見えるように思うのです。なので、浦安さんにはこれからもJリーグは目指さず、都並監督が指導力を発揮しやすい環境を提供し続けてもらいたいですね。

そんな浦安以上にJリーグには一切興味のない、ミネベアミツミ。昨年10月から会社名が変わり、新しい社名での初の試合が武蔵野の試合でした。新しくできたユニリーバスタジアムだったから見に行ったという話もありますが(笑)、思えばこの時いい勝負をしてる時点で、すでに両チームの今年の成績がある程度計れたのかな?などと思ったりします。まあ、お互い入替戦に行かなくて良かったね、といったところでしょうか…。
個人的には九州の大学でよく見た選手が多いので、そっちの方が見てて楽しかったですね。また来年も見たいチームの一つではあります、武蔵野の試合かどうかは別にして…(笑)

枚方の試合はまあ、武蔵野のコンディション自体が酷かったに尽きます。その頃のTIAMOはものすごくいいチームに見えたのですが、裏の10月のホームで見た時の酷さには驚きました。古参でかつ、関西リーグ時代からの知り合いのサポさんが嘆くのもよ〜く分かりました。「一度関西リーグに戻って立て直した方がいい」と彼は言ってましたが、一度落ちるとそう簡単には戻って来れなくなるのもよ〜く分かってるので、なんとかJFLにしがみついて、その間に少しずつチームを立て直す方がいいのでは、と思ったのです。まあ、今関西リーグに戻って来られると、それはそれで非常に迷惑ですので、JFLにしがみついていただきたいです(笑)

開幕戦に見せた川戸のスーパーゴール!
今年もやるな!と思ったのですが…
そう世の中は甘くはなかったですね…笑
惨敗だったTIAMO戦。一矢報いた谷本のゴール。
みんな「あっ、入った!」というびっくりゴールでした(笑)

5、6月 のらりくらりと勝ち点は積み上げていた頃、かな?

5/14 vsヴェルスパ大分 2-1
6/11 vs高知ユナイテッド 1-0

J3を目指すヴェルスパですが、監督が変わってからあまり良くないですね。前の監督の時のように、堅守速攻カウンターみたいな強みが薄れた感がありました。主力を抜かれたというのもあるでしょうが、それでもこの内容はもったいない印象でした。いい選手が揃っている間に上に(J3)に行きたいでしょうが、条件が揃わないと無理だった昨年までと違い、今年は「平均観客動員2000人を目指す努力」義務に変わったので(笑)、どのチームにもある意味チャンスがあったことを考えると、もう少し頑張れなかったかな?と思ったりするのです。まあ、これは他のJ参入を目指すチームにも言えますが…。
とはいえ、J参入時に使うであろうスタジアムが「ジェイリーススタジアム」ってのはいかがなものなんでしょうか?そこんところ、何とかならないものですかね?(笑)
あっ。あと、来年は元佐川大阪、佐川滋賀の中村元がコーチになるので、こっそり見に行って嚇かしたいですね(笑)

J参入を目指すという意味では、高知ユナイテッドも同じです。しかしこちらはもっと問題は深刻で、スタジアムこそ規格に沿ってますがチームの財政が常に火の車。規格に沿ったスタジアムにしても実に悪セス、非常にアクセスが悪い。そのために当日、いろんな方にご迷惑をお掛けしたことを、この場をお借りして改めてお詫び申し上げます…。そんなこともあり、さすがにJ3ライセンスの申請を今年は取り下げましたよね。まず、スポンサー集めからちゃんとやらないといけないでしょうし、観客動員もちゃんと増やさないとどうしようもないです。チームの実力もまた微妙な位置を毎年ウロウロしてますからこの2、3年でしっかりとチームの基盤を固める方向で動いてもらいたいです。
個人的には中京大のプリンス、東家くんが来年もチームに残るそうなので、来年も見たいチームではあります、武蔵野の試合かどうかは別にして…(2回目)

まあいずれにしても、決して調子が良かったでもなく、また強かったわけでもない武蔵野に勝ててない時点で、昇格条件の2位なんて到底無理な話だったのでしょうね…。ということで、来年もお手柔らかによろしくお願いします。

7、9月 夏バテですかね?まあ、昼練のチームとは違ってこの時期はね…

7/1 vsレイラック滋賀 2-4
7/15 vsブリオベッカ浦安 0-2
7/22 vsミネベアミツミ 1-1
9/9 vsクリアソン新宿 4-0

7月から9月の成績を改めて見ると、まあほぼ負けてるんですよね。でも、その苦しい期間に稼いだ勝ち点全てを見たという(しかも4試合で)強運の持ち主です(笑)

レイラック滋賀ですが、この時と10月末とでガラッとチームが変わっちゃいましたよね。そこまでしてでも、今年上がらないといけない事情があったのかな?と思うくらい、夏の補強で相当無理してたように見えました。かつて長野が、スタジアム問題で成績はクリアしたのに昇格出来なかった(いや、しなかった)という失敗例を見てるからからでしょうか。次いつ、こんなチャンスが巡ってくるか分からないから、上がれるうちに上がってしまおう、いう思いはあったのでしょう。ただ、今年最終まで戦ったメンバーの果たして何人が来年も残れるのか?その戦術で果たして来年のJ3を戦い抜くことができるのだろうか?と考えると、些か疑問に感じました。それでも、少なくともチームとしては「J3に行けるかも」いうところまで行けたということは、来年以降のプラス要因ではなかったかと思います。
来年、新たにホームタウンに加わった彦根市の「あの」スタジアムをメインに開催するのでしょうか?仮にそうなったとしたら、いよいよスポンサーに「あの企業」がつく日も近いのかな?などと思ったりするのです。

開幕見た浦安が「あっ、これはホントにヤバいかも」と思ったのが、この柏の葉での試合でしたね。現に、この直後あたりから武蔵野と浦安との勝点差が縮まり、そして普通に追い抜かれ、そして最終的には手の届かないところにまで行ってしまいましたから…(汗)。あんなチームがゴロゴロいる関東リーグになんて落ちたら、もはや地獄以外の何者でもありません。今年はなんとかJFLにしがみつけましまから、来年もしっかりとJFLにしがみつくようにしたいですね…汗
あとは、みんな不評の柏の葉ですがメインからは比較的見やすいんだよ!ということを付け加えておきたいと思います。少なくとも駒場のメインより…あっ…(汗)
でも本当は「夢の国」の隣のスタジアムでの試合が見たいですね。いつになるのやら…(遠い目)

駒沢での武蔵野の試合っていつ以来でしょうか?個人的には、まだ佐川大阪がいたことに一度見てますね。その時は反対側で、タチの悪いサポーターを演じてた若き日のことですね…(笑)
試合は3月の時同様、どっちも状態がいいとは決して思えない内容でしたね。それでもドローで終わった、どっちも「負けなくて良かった」が本音の試合だったと思います。シーズンにはそんな試合も必要なんですよ、知らんけど…(笑)
来年も宮崎に行けるので(実際に行けるかは不明ですが…笑)、毎度ながらどこかで川越を買って帰りたいのですが、どこにも置いてないんですよね。どこか売ってる店を教えてください!←ネットで買えます(笑)

何もイベントのなかった8月。その間に何かした様子もなく、いつも通りの練習と調整で臨んだと思われる、西が丘でのクリアソンホームのナイター。武蔵野はまあいつも通りだったと思うのですが、クリアソンがおそらく今世紀最大級の大スランプだったのではないか?と思うくらいの試合でした。武蔵野サポとしては実に楽しかったですけど、いろんなスポンサーさんをご招待したクリアソン的には、ちょっと可哀想だったかなと…
クリアソンは今年の主力が来年も結構残りそうですね。正直、かなり怖いと思ってます。もしかしたら昇格最有力候補と言ってもいいかもしれません。唯一の気掛かり要因は監督が未経験の北嶋秀朗というところくらいでしょうか。再来年は○○と変わってJ3行ってもらっても全然いいかな、などと思いますよ、ホントに。あっ、○○には皆さん、好きな熟語を入れてもらってOKです!(笑)

この時期はとにかく、夜練しか出来ない武蔵野にとっては一番過酷な時期です。シーズンの疲労も溜まってコンディションも悪くなり、無理を強いて練習や試合に臨んで怪我をする選手も出てきます。ただでさえ層の薄いチームが、さらに選手のやりくりに困るという、そんなタイミング。Jが秋春制に変わったらおそらくJFLもこの時期(8月か9月)開幕に変わるのではないかと思います。そうなればこの暑い時期に疲労の少ない、ノーダメージな状態で乗り切れるので、もしかしたら武蔵野にとってはプラスになるかもしれないな、などと楽観的なことをちょっと思ったりしてみました…(笑)

クリアソン新宿戦の石原のビューティフルゴール!
いや〜、石原のゴールはいつ見ても美しい…
そしてベンチ!みんなが飲む大切な水を粗末にするな!笑

10月、11月 知らないうちに尻に火がついていて、めちゃくちゃ焦るシーズン終盤

10/1 vs FC TIAMO枚方 2-0
10/7 vs FCマルヤス岡崎 1-2
10/29 vsレイラック滋賀 0-3
11/26 vs沖縄SV 1-0

枚方の不調ぶりに助けられた10月のスタート。しかし、その後は勝てない試合が続きます。そうしてる間に、いつのまにか最下位にいた沖縄SVが調子を上げてきて、どんどんその差が縮まってくるわけです。マルヤス戦とレイラック戦の合間のソニー仙台戦あたりから、かなりヤバめな雰囲気になり、レイラック戦が終わる頃には最下位転落という危機的状況が目の前にやってきました。
一昨年の危機はシーズン半ばからずっと続いていて、逆に夏以降は調子が上がっていたのでそれほど心配はしなかったのですが、今回はその逆。どんどん調子が落ちていたので本当にヤバかったです。ですが、レイラック戦の翌週の鈴鹿戦で勝ったのを確認して「あっ、これで大丈夫!残れる!」と確信しました。最終戦の沖縄SVとの最終戦も、仮に負けても6点差以上(正確には総得点の関係から7点差以上)で負けなければ順位は入れ替わらないので、まあ安心して見てました(笑)入替戦もせずに残留できたのは本当に良かったです。

マルヤスですが、昨年までの「ホンダ」らしさが今年は影を潜めてましたね。アウェイでの試合はなんとなくやられた感がありましたが、終わってみれば勝ち点差はわずか5なんですよね。そろそろ井幡監督の効力が落ちてきたのかもしれませんね。来年あたりは裏表、どっちかでも勝ちたいですね!

前期と後期とで全く別のチームと化したレイラック滋賀。でも、やってるサッカーはほぼ同じという、一種のパラドックスを見ているような、そんな心境になってしまった東近江。来年もここに来るのか?それとも来年はびわこ線の端の端まで行くことになるのか?どっちにしても、兵庫県民にとっては大仕事です(笑)ま、乗り換えがない彦根の方が断然楽ですけどね…笑

4月のGW中に見た沖縄SV。その時と最終戦と何が違ったかな?と言われると…、なかなか答えづらいですね。一度は引退を表明した高原ですが、この日もスタメン。確かに20分とか限定ならまだまだ全然やれそうではありますが、ここでも書いたようにいつまでも彼がピッチにいてはいけない。本人もそれをよく理解してるからこそ、高原がガンガン点を取って6点差以上付けて勝つというイメージは全くなかったですし、逆にそれをしなかったあたりにこのチームの将来を見たような気がしました。来年は高原の代わりに我那覇が来るようです。戦力的にどこまでやれるかは分かりませんが、2年目の沖縄SVに注目したいです。
個人的には、リーグの中位から下位に位置していた沖縄国際大学で、2年連続リーグの得点王になった儀保くんが来年もチームに残るそうなので、また来年も見たいチームではありますね、武蔵野の試合かどうかは別にして…(本日3回目…笑)でもね、儀保くんをサイドで使っても、彼の持ち味は活きないです、絶対…(きっぱり)

マルヤス戦。後藤のFKから生まれたのは
小口の同点ゴール!
来年、小口には今年の10倍は点を取ってもらわないと…笑
最終戦の勝利を呼び込むゴールは…
キャプテン小林、執念の一撃!
最後に勝って終われたのでホッとしました…

再びチーム名が変わる2024年。勝敗よりも大事なことは…

というわけで、ザッと2023年の武蔵野の観戦記を振り返ってみました。武蔵野は去年とそんなに変わってないと思うのですよ、ホントに。でも、ちょっとした流れの悪さやケガ人、コンディション不良などが重なるとこうも順位が変わると思うと、やはり怖いリーグですよね、JFLって…。来年はもう少し、楽な気分でシーズンの終盤を迎えたいですね(笑)。そのためにも、選手にはさらなる奮起を期待したいです、我々サポーターも奮起しますので…(笑)

来年からチーム名が横河武蔵野FCに変わります、というか戻ります(笑)。J3創設に伴い選手確保が難しくなったこと、さらに慢性的な資金難も重なったこともあり、Jリーグ参入を掲げチーム名を東京武蔵野シティFCに変えて、新たなチームとして運営を続けてきました。が、そんな思惑と現実とでは大きな乖離があり、特にスタジアム要件において完全に行き詰まってしまいました。さらに東京ユナイテッドとの合併など、さまざまなトライアンドエラーを繰り返した末、結局は昔の「横河武蔵野FC」に戻ってきました。さまざまな形でチームを存続させようとする一心で、チーム関係者の皆さんが奮闘した、この2016年からの8年間は決して無駄ではなかったと思います。そして、その8年のトライアンドエラーの結果、最終的に「武蔵野というチームブランドはたとえJでなくても強いのだ」ということを改めて感じたからこそ、この原点回帰と言えるのではないでしょうか。

いつもよく言う話ですが、チームの勝ち負けはもちろん大事ですが、それ以前に「チームがそこに存在する」ことこそが一番大事なのです。チームが存在しなければ、そもそも勝ち負け自体も存在しえないのです。過去に1つの合併、1つの消滅を経験している身からすると、そのことを特に痛切に感じます。横河電機からの資金援助がなくなり、NPO法人となってからチーム運営の資金に苦しんだ横河武蔵野FCが、チームの存続に奔走したこと。その歴史をしっかりと選手、スタッフ、関係者、そしてサポーターも認識し、再び横河武蔵野FCとなる2024年もみんなで奮闘していければ、と思うのです。

2023年の総括

12/23に栃木で全国高等専門学校サッカー大会が今年2023年のラスト観戦のはずでしたが、大寒波の影響で乗る予定だったサンライズが運休。泣く泣く栃木行きを断念しました。24日のインカレ決勝も中京大が筑波大に負けた時点で消えましたし、同じ日のJ-GREENと長居で行われていた女子インカレも行かず。最近行くこともない高校選手権、またJ-GREENで26〜29に行われているタウンユースカップも行く予定はなし。ということで今年のラスト観戦は府県決勝、といういつもの流れで終わりそうです。というわけで、今年は年間の観戦数が92試合とほぼコロナ前の水準に戻りました。見にいく予定をしていたけど行けなかった試合を含めば、3桁に届いたなと思うとちょっと悔しいですが、まあコロナ明けのリハビリと思えば上出来でしょう。

今年一年もまもなく終わろうとしています。こうして全国各地、あちこちにサッカーという名目で飛び回ることが出来るのも、健康に過ごせてこそのことです(それと、それに見合うだけと収入があるからこそ←むしろそっちが大事…笑)。来年も健康で過ごせますように、皆さんもお身体に気をつけましょう!

それでは、メリークリスマス!…えっ、いや、東方教会とかロシア正教会ではクリスマスは1月7日だから…←おいコラっ!(笑)

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