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"nicoria"1期生にインタビュー!先輩たちが伝える「nicoriaってこんな場所」

2024年1月に発足したnicoriaでは、現在120名を超えるメンバーが活動しています。

これまで、nicoriaの実態は、
メンバーにしか分からないベールに包まれたものでした。
そこで今回は、nicoria1期生にインタビュー!

1期生として入会した現在のメンバーが、どんな想いでnicoriaを活用しているのか、入ってみて率直にどう感じているのかなど、話を聞いてみました。

「nicoriaって実際どうなの?」「どんな人が活動しているの?」など、少しでも気になる方はぜひ読んでみてください!

(インタビュー・執筆:武山由佳)


インタビュー①おまつさん:「”肩の力を抜いて育児していいんだよ”って伝えたい」

コミュニティネーム:おまつ@仙台12y10y8y2y

まずは、おまつさんにお話を伺いました。
おまつさんは仙台市泉区在住で、4人のお子さん(12歳、10歳、8歳、2歳)がいらっしゃいます。

コメント数600超!悩んでいる人に寄り添いたい

-nicoriaは「Discord」というテキストコミュニケーションサービスの中で運営されていて、育児の悩みや情報を自由に書き込めるようになっています。おまつさんのコメント数を数えたら、なんと600を超えていました。意識してコメントされているんですか?

おまつ 書き込んだ人は、何か反応が欲しいと思うんです。反応が思ってたのと違ったとしても、反応がないよりはいいと思う。書き込んだ人に寂しい思いをしてほしくなくて、反応するようにしています。

-書き込んだ人に寄り添う姿勢が素敵です。

おまつ 第1子のとき、育児がすごく辛かったんです。誰にも助けを求められなくて、一人で全部やらなきゃと思ってました。だから育児をがんばっている人に寄り添いたいし、「肩の力を抜いていいんだよ」って伝えたくて。第1子を預けていた保育園の園長先生が「お母さん疲れてない?」って声をかけてくれる人だったんです。声をかけてもらえるだけですごく楽になりました。

-その経験から、書き込みにはマメに反応されてるんですね。

おまつ 育児で力を抜くことって後ろめたいというか、自分からは言いにくいんですよね。nicoriaには小さいお子さんを育てている方が多くて、当然ですが真剣に育児をしているからこそ、ささいなことも悩みの種になります。皆さんより少し先輩ママである私がコメントをすることで、少しでも楽になってくれたらうれしいです。

nicoriaは自分の世界を広げられる場所

-おまつさんは、nicoriaのイベントにたくさん参加されていますよね。参加したときのお子さんの様子はどうでしたか?

おまつ 10歳の娘は外では消極的な性格なのですが、nicoriaで友達ができて、会うのを楽しみにするようになりました。「○○ちゃんが来るけど行く?」と聞くと「行く!」って。学校以外でできた友達と会えるのを楽しみにできることは、子どもにとって良い効果だなと思っています。

-nicoriaに参加して、おまつさん自身が変化を感じているところはありますか?

おまつ 自分の世界を広げてもらっている感覚があります。私、本当は寝てたいしゆっくりしたいタイプで。本来活動的じゃないので、活動すると大変だなと思うこともあります。でも、nicoriaにはさまざまな世代や環境の人がいて価値観も違うので、それが刺激になるんですよね。

-おまつさんは、nicoriaの料理教室の企画メンバーに手を挙げたり、オフ会にも積極的に参加したりしています。どのような気持ちでnicoriaに関わっていますか?

おまつ 子どもたちに「楽しいことを見つけるためには、一歩踏み出さないといけないんだよ」って見せたいんです。本来は家でゆっくりしているのが好きな自分が外に出ていくことで、子どもたちも何か感じとってくれるかなと。それに、子どもたちを家に囲っておくのもかわいそうな気がするし、保育園や幼稚園に入ったらいろんなコミュニケーションをとらなきゃいけない。子供のために知り合いも作りたい。nicoriaに入るのは正直迷ったけれど、入る決断ができたからこそ、子どものために、そして自分のために「がんばってみよう」と思えています。

👆 おまつさんが企画に携わった親子料理教室

こんな人に入ってほしい

-どんな人にnicoriaをおすすめしたいですか?

おまつ 育児やパートナーとの関係で悩んでいる人や、育児が「辛いな」「きついな」と思っている人に入ってほしいです。例えば、夫には言えないことでも、nicoriaのチャットだったら言ってもいいかなと思えます。nicoriaもリアルの世界なんだけど、リアルな友達とは違う距離感があるからこそ、相談しやすいです。

-nicoriaでできたつながりは、リアルな友人関係とどのように違いますか?

おまつ 「環境が変わっても離れなくて良い」というのがnicoriaの良さだと思います。例えば遊び場でママ友ができても、ママの状況はそれぞれなので、仕事復帰すると会わなくなっちゃったりしますよね。仕方ないんだけど寂しい。nicoriaは、親や子どもの状況が変わってもつながりが切れないので、良い場所だなと思います。

-おまつさんのように、お子さんがある程度大きくなったママも楽しめるでしょうか。

おまつ もちろんです!nicoriaに入会する前、小さい子どもがいる人向けのコミュニティだと思っていたのですが、入ってみたら違いました。子ども連れじゃなくても参加できるイベントがあるし、子どもが大きくなった人の経験は、今小さい子どもを育てている人にとって宝です。ぜひお待ちしています!


インタビュー②さちさん:「nicoriaで得られた”ママ友”とは違う友達」

次にお話を伺ったのは、さちさん。
さちさんは仙台市若林区在住で、5歳の娘さんがいらっしゃいます。

コミュニティネーム:sachi@仙台5y

nicoriaに入会したのは「友達ができたらいいな」との思いから

-さちさんがnicoriaに入ったのは、どんな理由からですか?

さち 私にも娘にも、友達ができたらいいなって思ったんです。その場だけで終わるんじゃなくて、その後も普通に会える友達ができたらなと。娘はひとりっ子なので、家族だけで行動すると大人と遊ぶことが多くなりがちで...。子ども同士で遊ぶのと、大人と遊ぶのとでは、楽しさや遊び方が全然違いますよね。私も友達とワイワイするのが好きなのですが、夫の転勤で転々としていたため、友達と疎遠になってしまって。

-nicoriaに入るときは即決でしたか?

さち いえ、悩みました。入りたい気持ちと、迷う気持ちの半々でした。

-なぜ悩んだのでしょうか。

さち 迷った理由は月額料金がかかることでした。高いとは思わなかったけど、月額を払ってnicoriaを活用しきれるのか分からなかったんです。それに、nicoriaのようなコミュニティ自体が初めての経験だったので、「大丈夫なのかな」という不安がありました。

-その不安はどのように払拭しましたか?

さち ひげぱぱさんにInstagramのDMで質問しました。nicoriaが発足する前に、ひげぱぱさん主催のバーベキュー企画があったのですが、勇気が出なくて行かなかったんです。ひげぱぱさんのフォロワーさん同士の輪がもうできてるんだろうなと思って。nicoriaもその流れで輪ができてると思ったので「なじめるのかな、と迷ってます」とひげぱぱさんにDMしました。

-ひげぱぱさんからはどんな回答が?

さち 「そこはみんな同じだから安心していいよ」と回答をもらいました。それを見て「とりあえず入ってみて、だめだったら抜ければいいや」という気持ちで入りました。

nicoriaの楽しさ=家族だけではできないイベントを体験できる

-悩んだ結果nicoriaに入ってみて、今どのように感じていますか?

さち 入って良かったです。私が楽しめているのはもちろん、娘が「○○ちゃんはくるの?」とnicoriaのイベントを楽しみにしているのがうれしい。まだ友達とまでは言えないけど、保育園の友達以外とフラットに会える環境ができました。

-さちさんはnicoriaのイベントにたくさん参加されていますよね。nicoriaのイベントの良さはどんなところですか?

さち 料理教室やフットサルなど、家族だけではできない体験ができることです。イベントには同世代の子供たちが集まるので、それも楽しい。保育園だと他のママとあまり話せなくて「今度遊びましょう」という関係性はなかなか作れないですよね。娘が小学生になれば他の子の輪に入っていくことも増えるので、nicoriaで他の子と遊ぶことが、娘にはいい経験になっています。

-さちさん自身にとって良かったことはありますか?

さち nicoriaのイベントで知り合った後、友達として食事に行ける人ができたことです。「ママ友」って子供がいないと成り立たない感じがしますが、nicoriaで「ママ友」とは違う友達ができました。住む場所は違っても県内なので会いやすいし、子どものこと以外にもいろいろな話ができて楽しいです。

-さちさんは、nicoriaのチャットにたくさんコメントされてますよね。さちさんを知っているメンバーも多いのでは?

さち オフ会で「あの“さちさん”ですよね?」って声をかけてもらえることが多いです。それがすごくうれしい。チャットにコメントしている理由は2つあって、一つは人と話すのが好きだから。チャットしてるというより話している感覚です。もう一つの理由は、nicoriaを盛り上げたいなと思っているから。さらに人数も増えるだろうし、nicoriaのこれからが楽しみです。

子どものために親も新しい世界に飛び込んでみて

-これからnicoriaでやっていきたいことはありますか?

さち nicoriaを通じて、娘にいろいろな経験をさせてあげたいです。nicoriaでフットサルのイベントが企画されていて、ボールを蹴るのが苦手な娘が「お母さんが行くなら行く」と言ってくれています。娘が親とだけじゃできないイベントには連れていきたい。イベントをきっかけに、娘が「サッカーをやりたい」と言うかもしれないし、何がきっかけになるか分からないので。

👆 娘さんと一生懸命ボールを蹴ったフットサルイベント

-nicoriaのイベントがお子さんの「好き」のきっかけになったら素敵ですよね。nicoriaに入るかどうか迷う人がいたとしたら、どのように声をかけますか?

さち 「あまり気負いせずに入ってみて」と言いたいです。私がnicoriaに入る前の「なじめるかな」という不安は、今はありません。子どもを外の世界に出して経験を増やしていくためには、親も外の世界に出ていかなきゃいけないと思っています。子どものために、親である皆さんも新しい世界に飛び込んでみてほしいです。

インタビュー③yuさん:「nicoriaの”強制されない距離感”がちょうどいい」

最後に、yuさんにお話を伺いました。
yuさんは仙台市宮城野区在住で、2人の娘さん(4歳、0歳)がいらっしゃいます。

コミュニティネーム:yu@仙台4y👧1y👧

「参加したいときに参加すればいい」強制されない心地よさ

-yuさんはnicoriaに入るとき、どんな気持ちでしたか?

yu 募集を知ったとき、すぐに入るのは躊躇してしまったんです。私は人見知りではないと思っていますが、初めての場所はやっぱり緊張しますよね。nicoriaはきっと子どものためになるとは思ったのですが、人と付き合うのは体力を使うし、良い面も悪い面もあるので葛藤がありました。

-それでも入会に踏み切った理由は?

yu 決め手はオフラインで交流できることでした。nicoriaが発足する前にも、ひげぱぱさんがバーベキューイベントをやっていて、たくさんの人が集まっているのを投稿で見ていました。オフ会の実績があったので、「入ってみよう」と勢いで入った感じです。

-yuさんはnicoriaでオフ会の企画もされたんですよね。

yu nicoriaで「マンションのラウンジでオフ会をやったら楽しそう」という話になって。
私が住んでいるマンションにラウンジがあることを話したら「行きたい!」と言ってくれる人が多くて、オフ会を開催する運びになりました。

-どんなオフ会になりましたか?

yu 集まったのは5~6家族で、子どもたちは10人くらい集まりました。子ども同士で遊んでくれている間に親同士が会話できたのが楽しかったです。子どもが親にべったりっていう環境だと、親同士でゆっくり会話するのは難しいですよね。ラウンジは人数制限があるので、楽しんでもらえるか不安でしたが、結果的に自然に会話できる規模のオフ会になって良かったです。

👆 最後は親も子どももみんな仲良しに

-yuさんはnicoriaの他のオフ会にも参加されていますが、nicoriaのオフ会の良さはどんなところだと思いますか?

yu 参加者としても企画者としても、参加したいときに参加できるところです。子どもがいると急な体調不良などもあるので、先々の予定を立てにくいですよね。nicoriaは臨機応変に参加できるし、キャンセルにも理解があるので安心です。企画も、やってみたい人が手を挙げてやるスタイル。nicoriaの強制されない心地よさが気に入っています。

「こんな情報が欲しかった!」nicoriaは情報の宝庫

-nicoriaのチャットはいろいろな情報が飛び交っていますよね。yuさんにはどんな情報が役立ちましたか?

yu 入会したばかりの頃、アレルギー対応の病院について相談したことがあります。アレルギー対応の病院は、負荷試験をやってくれるところもあれば、経過を見るだけだったり、大きい病院にすぐに紹介されちゃったり。行ってみないと分からない部分が多いんです。nicoriaで相談したら、アレルギーの子どもを持つお母さんが何人か回答してくれて、本当に助かりました。

👆 知りたい情報を気軽に聞けるのは本当に助かる

-アレルギーの子どもを持つ人の経験談を聞けるのはありがたいですね。

yu Googleで検索してもあまり出てこないし、知り合いにアレルギーの子どもを持つママが少ないのでありがたいです。アレルギーの子どもがいると外食するお店にも気を遣うので、アレルギーの子どもを持つメンバーでのオフ会があれば、参加してみたいですね。

-他にはどのような情報が参考になりましたか?

yu 初めて八木山ベニーランドに行く人が駐車場の混雑状況について質問していて、その回答が参考になりました。「入れないときはここの駐車場を使うといいよ」って。自分が質問していなくても、質問への回答を見るだけで情報が手に入るのがnicoriaのすごいところです。「そういえばこんな情報が欲しかった!」と気づくことも多いです。

程よい距離感の新しい友人関係を作りたい人におすすめ

-yuさんも入会時に迷っていたように、新しい人付き合いが始まることに葛藤がある人もいらっしゃると思います。実際にnicoriaに入ってみて、人付き合いの負担感はありますか?

yu nicoriaの程よい距離感が心地いいです。nicoriaには100人以上の方がいるので、1対1で知り合うときのような、密に連絡をとらなきゃいけないプレッシャーがありません。それにnicoriaの皆さんは、ひげぱぱさんがnoteで綴っているnicoriaに込めた想いに共感して、nicoriaに入った方々です。同じような想いを持つ人が集まっている安心感もあり、nicoriaに入って良かったなと思っています。

-nicoriaをどんな人におすすめしたいですか?

yu 転勤で宮城に来た人にnicoriaをおすすめしたいです。転勤してきたばかりの人は、子どもを交えて会える友達がいない状況だと思うんです。遊び場や児童館で知り合っても、なかなか「また会いましょう」にはなりません。程よい距離感の新しい友人関係を作りたい人には、nicoriaがきっと役に立つはずです。

まとめ

今回は、nicoria第1期メンバーのおまつさん、さちさん、yuさんにお話を伺いました。

仕事や家族構成など、置かれた環境が異なる中で、それぞれのメンバーが自分なりに楽しみ方を見つけて参加しているのがnicoriaです。

nicoriaで活動するメンバーの話を聞き、nicoriaが気になっている方も多いのではないのでしょうか。

そんな方に朗報です!

nicoria第2期メンバーを募集します!

募集の詳細は以下のとおりです。

■募集期間
 2024年5月15日(水)21:00〜5月18日(土)23:00
 ※今回の募集を逃すと、次回の募集は当分先になります。

募集の案内は、公式LINEにて行います。
公式LINEへの登録をお願いいたします!

https://lin.ee/mYRfKhQ

編集後記

第1期メンバーへのインタビュー・記事の執筆を担当した、
ライターの武山由佳です。そんな私も実はnicoriaメンバー。
インタビューを受けてくれたさちさんとは、nicoriaで知り合って2人で食事に行く仲です。

私の「nicoriaおすすめポイント」を2つご紹介します。

1.「すぐに会える友達」ができる
nicoriaは宮城県内のママ・パパが集まっているので、とにかく会いやすい。地域ごとのオフ会も盛んで、家が近い人とも知り合えます!
(私も実際、オフ会に参加して家が徒歩圏内のママと知り合いました)

2.数年後の悩みを先読みできる
nicoriaメンバーのお子さんの年齢はさまざま。私の子どもは5歳と2歳なので、小学校や学童、習い事の相談などをチャットで見ると、「数年後にこういう悩みが出てくるんだな」と参考になります。

nicoriaがちょっとでも気になった方は、入会してその目で確かめてみてください。
月額制なので、1カ月だけお試しで入ってみるのもおすすめです。
nicoriaでお待ちしています!


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