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元作詞家の見解「贈り物🎁」

 今朝はどれだけ多くの子供たちが歓喜の声を上げたのでしょうか? 今年こそ眠らずにサンタの姿を拝んでやるという意気込みも束の間に、睡魔に負けて会えず仕舞いの何年間かは夢の世界を生きられる良い期間なのだと思います。会えないからこそ翌朝のサプライズは寧ろ大きなものになる筈です。

 私にもプレゼントの仕込みに諸々努力をした思い出があります。

 リクエスト商品の仕入れでも、ある時は争奪戦が激しく少ない在庫を探り当てて何とか期日迄に手に入れる。場合によっては玩具店のハシゴやらメーカーに問い合わせをする等…ムキになりつつも意外に楽しんでやっておりました。そのため商品リクエストの期限もしっかり設けて、それ以降はサンタさんに伝わらないからと、差し替え不可のストーリー等も面白おかしく考えたものです。急な差し替えに困るのは何しろ私ですから。

 最後はプレゼントに添えるメッセージ作り。一応洋式スタイルにPCでそれらしく書いた文言を封筒に入れ最後は北欧風のスタンプを。サンタクロースは洒落ていなければいけません。全文平仮名ですが…笑笑。

 文面では直近のお手伝いを誉めてみたり、誰にでも優しくと教示を並べたり、あと忘れてはならないことは、娘が事前に置いたサンタさんとトナカイさんたちへのミルクとクッキーの御礼です。これも又急にチョコレートに変更されたりしますとえらく困る訳です。

 翌日の報告はそれは嬉しそうに、リクエスト通りのプレゼントだったこと、クッキーも残さずに食べてあること。それはそうです、夜中は腹が減りますからコーヒータイムにしっかりと頂いております。ミルクは元嫁担当ですが。

 苦労の末に親にはプレゼント無しかと思いきや、あの喜びに輝くような笑顔はある意味私にとっての大きなプレゼントでありました。自作自演のショータイムへのご褒美としては充分過ぎる程の無邪気な笑顔であります。そして翌年の企画へと…親もまた夢を膨らませた訳です。

まー…幸せだったな🤭

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