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元作詞家の〝ダラダラ〟呟き…夢〜目的

 誰しも生きている上で夢を持っていることと思います。自身も若い頃の
「あれが欲しい これを持ちたい」
「こんな仕事に就きたい」
から始まり、勿論今でもそれなりの夢は持っております。

 四〜五年程前からでしょうか、その意識が少しずつ変化し始めました。上手く表現出来ないのですが、その夢に無駄が多いと言うかあまり意味を感じなくなったと言うのか。決して期待をしなくなった、現実を知ってハードルを下げたということではなく、生き方がシンプルになる分、自身に纏った余計なものがどんどん削げてゆき、それと共に夢と呼んでいたものが人生の目的に変化した…という感覚です。

 以前に「人生とは最期に至るまでに本来の自分に戻る作業である」という言葉を聞いたことがあります。無駄が省けシンプルになることがその自己回帰だとすれば、終わりが見え始めた段階での夢が目的に変化したということでしょうか。

 此処に何をしに来たのか? 余生で何を残せれば満足なのか? 軽くなった分、本来の自分に何か使命があるとするならばそれを是非知りたい、そんなことを考える今日この頃です。


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