見出し画像

元作詞家の「コレ掛かったらフロアに急げ! 」On the 4th Floor

♬ Long Train Runnin'

The Doobie Brothers

 実の所今も尚、何故この楽曲が当時のディスコで掛けられたのか?不思議に思うばかりです。 

 1971年デビュー、泣く子も黙るウェストコースト・ロックを代表するメジャー・バンド「The Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)」。

「ドゥービー」はスラングでマリファナの意

 彼等のシンボル楽曲とも呼べる1973年にリリースされました「♬ Long Train Runnin'(ロング・トレイン・ランニン)」がそれに当たります。

1973年 Warner Records

 私にとっての「ドゥービー」は70年代後期以降のAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)路線を走るある意味〝洗練された〟ロック・バンドなのですが、それ以前に彼等がまだバリバリのアメリカン・ロック・バンドであった時期の代表曲であります。

 それ故に何故、この軽快でいかにもなアメリカン・ロックがディスコで取り上げられたのか?不思議なところなのです。

 当時の夜遊び関係者の説明によれば、その節に一世を風靡したサーファー・ファッション・ブーム(雑誌POPEYE発祥のLAブーム等)がありましたが、その信者たちが集うサーファー御用達のディスコで頻繁に使われたのがその始まりだそうです。

世の中こんな若者で溢れ返っておりました!

 ですから当初は黒人ニュー・ファンク・バンドの楽曲であると勘違いされることも多かったようです。なるほど…納得なご説明であります。

 その流れを汲んで80年代ナイト・デビューの我々にとっても、誰もが知るところの不朽の名作ディスコ・ナンバーとなった当楽曲。それにしても最初にこれに目を付けたDJさんのセンスは中々なモノでありましたね。

 イントロのギター…カッティング・フレーズが鳴るや否や若者たちはダンス・フロアに飛び込んで行きましたとさ。

ご覧頂き有難う御座います♬🙇‍♂️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?