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メンズエステのヒゲ脱毛は情弱ビジネス?時間もお金も損する前に知っておきたいこと

ヒゲ脱毛において、エステとクリニックのどちらを選ぶべきか?
これもよく聞かれること。

これは100%クリニックです。
なぜなら、クリニックは医療脱毛で永久脱毛と訴求できる
しかし、メンズエステは美容脱毛で抑毛・減毛しか訴求できない

これが大きな違いです。

今はインスタを始めSNSの広告やアフィリエイト広告で高単価の案件であるメンズエステを紹介する人も多いですが、それに騙されてメンズエステでヒゲ脱毛を選んでしまうと最悪です。

メンズエステは情弱ビジネスと言う人もいるくらい、通う人がどの程度調べて選ぶか?がとても重要となります。

この記事では、なぜ、メンズエステでヒゲ脱毛をしてはいけないか?
わかりやすく3つのポイントでお伝えします。

なぜヒゲ脱毛でメンズエステを選んではいけないか?

メンズエステは先程書いた通り、「抑毛・減毛」しか訴求できません。
「永久脱毛」は医療行為に当たるため、生えてこなくなるといってはいけないのです。

そのためメンズエステはそもそも「美容脱毛」であるということを知らない人が多いです。

美容脱毛にも2種類あります。
それが、「針脱毛」「光(IPL・フラッシュ)脱毛」です。

医療脱毛はレーザー脱毛が主流

医療脱毛はレーザー脱毛が主流です。一部のクリニックでは光脱毛を採用しているところもありますが、医療レベルの出力が出せるようになっています。

レーザーでも光でもジュール数という単位で熱エネルギーの波長やターゲットを設定できます。

基本的にヒゲ脱毛でも体毛の脱毛でもメラニン色素に対して熱エネルギーを加えるようになっています。そのため、色白でヒゲの密度が少ない人は、色黒でヒゲの密度が高い人よりも早く脱毛の効果が得られ、痛みも少ないです。結果的に通う回数も色白でヒゲの密度が少ない人が少なく、早く終わります。

ヒゲ脱毛の肌の色、ヒゲの濃さ違う痛み

メラニン色素をターゲットとして照射をする脱毛機はヒゲの密度が濃い人には1回あたりの照射で熱エネルギーが密集した毛乳頭に届きますが、そのターゲットの密度が濃いため、熱エネルギーが分散します。

そのため、色白で肌の色が薄い人より痛みが強く、やけどの症状も強いです。ヒリヒリも色白の人より長く続きます。

脱毛をするということは多かれ少なかれ皮下ではやけどをしている状態です。それをエステで行うのはそもそもリスクが有るのです。

針脱毛が主流だったメンズTBCやダンディハウス

メンズTBCやダンディハウスは今も針脱毛という施術も一部行っていますが、20年以上前の古い手法。針で電気を流して毛乳頭を殺傷するという行為になります。1本1本のヒゲにアプローチするため、とにかく時間もお金もかかります。そしてとにかく痛いです。だって針を刺すのですから。

今は光脱毛と組み合わせたコースが勧められたりします。いずれにせよ。昔から広告費を莫大にかけていたエステなので、知名度もあるからといった信頼性から、メンズTBCやダンディハウスを選ぶ人もいるようですが、お金も時間も有り余っている人以外は行くべきではないです。

なお、100万円払って3年通ってもヒゲ脱毛が終わらない。という人もたくさんいます。

医療レーザーなら、100万円も払えば、ヒゲ脱毛と全身脱毛をしてもお釣りが来ます。

タレントの運営する・広告塔のメンズ脱毛サロンの光脱毛

光脱毛に関しては、今はIPLと蓄熱式というものが主流で、痛みが弱くはあるものの、密度の濃いヒゲに関しては、熱エネルギーが分散するため、効果が弱く、通う頻度も高くないと減った実感が得られません。

髭の場合は、出力が強すぎると火傷のリスクが高まるため、メンズエステでは出力を抑えた脱毛が行われることが一般的です。そのため、単価は安くても全体の費用は医療レーザーと同等になることもあります。

髭に関しては、永久脱毛は医療機関でないと十分な効果が得られないということを知っておきましょう。

また、基本的にヒゲ脱毛は皮下は軽いやけどをしています。そのため脱毛後は肌がヒリヒリするのですが、クリニックではステロイドの塗り薬を処方してくれますが、エステでは薬の処方はもちろんありません。

また毛のう炎などの症状が出た際もエステは薬の処方もできません。そういった背景もあり、皮下のやけどがないレベル、施術後ヒリヒリしないレベルの照射しかできず、毛のう炎が起きない程度の出力でしか照射しないので、痛みも少ないのです。

メンズエステでのヒゲ脱毛は何回も通わせること、追加費用を払ってもらう前提のサービスとおもったほうがいいでしょう。

クリニックは事務的、エステはサービス命

メンズエステでは、かわいい女性スタッフが笑顔で迎えてくれることがありますが、その背後には確実に営業の意図があります。

メンズエステでは、フェイシャルケアや痩身、化粧品の勧誘も行われることがあります。営業トークも長く、かっこよくなりたい、モテる、清潔感のある男になりたい心理を巧妙についてきます。

またスタッフの女性制服のスカートが短い。若くて可愛い女性が営業をかけてくることもあるので、そういった女性になれていない場合は断りづらい。

そしてお金がないというのはカッコ悪いという心理も巧妙に突いてくるため、気づくと見栄から高額コースを契約していたということになりかねません。

一方、クリニックは医療機関として、一般的に事務的な雰囲気です。看護師さんがカウンセリングにあたっている場合はなおさらです。

クリニックではこれらの営業行為はほとんどありません。
一部のクリニックでは勧誘がきついところもありますが、エステほどではありません。

「ヒゲを脱毛したい。毎日の髭剃りから開放されたい」

これが目的なのであれば、メンズエステを選ぶ理由はありません。
ヒゲ脱毛は特に、医療機関、クリニックで行うべきなのです。

お金の使い方が荒いのか?と思われる

たまに飲み会ではじめましての人が「最近ヒゲ脱毛はじめて〇〇エステに通ってるんですよ」と聞くと。

「金遣いが荒いのかな?」と思ってしまいます。要は、お金を使う際に下調べをしないんだな。と思ってしまうということです。

高額な費用を払う際に、なんとなくで判断する人間と、「ちゃんと下調べ」をして判断する人ではお金の価値観も違います。

例えば、パソコンを買うにしても

  • 容量やスペック

  • USB接続口の数

  • OS

最低でもこのあたりは調べて、どんな用途で使うか?によってパソコンを選んで買うはずです。

ヒゲ脱毛だろうが、パソコン、家電を買うとき、旅行等、行き当たりばったりで下調べもしないで計画も立てずにお金を払うとお金も時間も損するからです。

まぁ、それだけで仕事のできるできない、情弱判断をするのもどうかとおもいますが、要はお金の支払う判断の敷居が低くて、無駄なお金を払いたくないという意識が低いんだなと思ってしまいます。

要は人生に慎重さが足りないのではないか?ある意味楽観的だな。と。

ヒゲ脱毛は1回で終わるものではなく、1年から2年、長くて3年かけて通う必要があります。

そのため、クリニック選びですらむずかしいのです。
大まかな選択肢として、まず「メンズエステはない」な。ということが伝われば幸いです。


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