23.7.18 スパーズvsウェストハム
開始から3分間はスパーズが保持。ウェストハムは442で構えて、ハイプレスまではしないけど撤退もしない感じ
ミドルゾーンに構えるウェストハムに対する、スパーズのビルドアップは、底が2〜3枚、アンカーが1枚、アンカーの脇に1〜2枚、ウェストハムの2列目の後ろに3枚、大外に1枚ずつ。枚数の揺れはSBが降りるか上がるか
10分くらいにはウェストハムが自陣に引いた。引かせた、とまで言えるのかはよくわからなかった。ウェストハムはプレシーズンでもちゃらつかなくて、最初の試合の相手としてはありがたい
なんか2点取られた
ウェストハムが442のまま自陣に引いたので、2CB+アンカー+2CH、外2枚、前3枚が定番化する。と思いきや、レギロンがちょいちょい低めに下がる。なんかしようとしてるっぽいんだけど、よくわからない。SH引き出し→受けて叩いて走って何かを起こす?
レギロンは走力で自らスペースを突こうとしていて、ポロはHSにいつつアーリークロスや同サイドのポケットへのパスによってスペースを使わせようとしていた感じがした
ケインやマディソンがボールに向かう裏でスキップが結局ゴールに向かって走っているのを見て、全盛期デレアリが欲しくなってしまった
押し込んでるとケインが窮屈そうに見えるけど、でも一旦はそれでよくない?って思った
相手がボールを持ちたいと思った場合や、ボールは持たなくてもいいけどハイプレスはしたい場合にどうなるのかは全くわからなかった
後半はスパーズが総取っ替え。ウェストハムボールでキックオフだったけど、スパーズが激しく寄せてすぐスパーズのビルドアップになった
サールが裏に抜けて空けたスペースにロチェルソが入ってくるの最高〜
ビルドアップの基本的な配置は前半と同じ。でもキャラクターの違いはあった。ウドジェはレギロンと違って降りず、むしろ対面のSHの背後に入る動きをしていた。エメルソンはポロよりも中央寄りの位置取りをして、アンカーの位置に入ろうとしていた。アンカーのホイビュアはその分アンカーの位置から外にずれていた
もうウドジェは前に上がってもらって、ウェストハムの1〜2列目間の左HSは左CB、ずれたホイビュア、ロチェルソが使う感じになっていた
サールが明確にサイド低めに降りる動きがあったけど、その瞬間にロングボールを蹴るとボールの行き先が寂しくなるからシチュエーションの擦り合わせが必要そうだった。弾かれ先に数的優位を作れてボールは拾っていたけど、普通にボールを回収されることの方が発生しそう
エメルソンがアンカーに入るのバチクソ好き。キャラクター的に強い動きかどうかはわからない
前半はなかった?けど、ボールを持ったCB(デイビス)が2トップ脇を持ち上がって、右サイドにロングボール入れて攻撃を成立させた。再現はほとんどされなかったけど
エメルソンが、相手の2トップが崩れたときに、もう2トップ間に人いらないから1〜2列目間に入っちゃおってやっててウケる
少しだけ対ハイプレスの練習ができた
ウェストハムの左SHが列を上げることがあるけど、その周りをサールが利用しようとしていた→なんか上がらなくなった
ウェストハムの左SBの33番の股抜き、見ててなんかもやもやするなと思ったんだけど、ダニーローズの記憶のせいだった
ウェストハムのポゼッションの際にスパーズが4141で追っていて、4411よりも変形度合いが小さくていい気がした
方向を限定された上でボールサイドに全体を寄せられて、大外になんとなくボールを渡した結果どつかれるか掻っ攫われるという場面が減った気がする。ウェストハムの2トップを除去してからボールを運べていたからなのかな
ダビンソンサンチェスの悲しい対応で失点してしまった。おもろい縦パスは入れてたので頑張ってほしいが
なんかゴールに向かって走れるリシャルリソンの方が現状ケインより合ってね?って思ったけど、ビルドアップのクオリティが前後半で異なってるからまあまだわからんかってなった
相手からボールを取り上げないとポゼッションベースの試合はできないから、ボールを普通に持ちたいチームとの試合でスパーズのプレッシングを見たい気持ちになった