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阿武山地震観測所〜大人の社会見学

東淀川防災アシストの田原です。
9月2日土曜日 日本の防災を今後支えていくアシスト若手の藤田くんからお誘いいただき
京都大学防災研究所阿武山地震観測所に行ってきました。
藤田くんは京大大学院で防災の研究をしています。

以下、藤田くんの研究についてです。本人に書いてもらいました。
自治体の災害対応業務効率化のための、建物被害検出システムの開発を行なっています。ドローンなどの空撮映像・画像から、人工知能技術を用いて被害建物を検出したり、屋根の損傷率を算出したりしています。特に、罹災証明書発行のための家屋の被害認定調査というものが、自治体にとって大変な労力がかかる業務となっています。将来の大規模災害でこの業務がより効率化できるように研究を進めています!

藤田くん、頼もしいかぎりです。

JR摂津富田駅からバスでどんどん坂道を上り…消防署前で降りて…登山してきました。
久しぶりの急な登り坂〜

東淀川区にはこんな坂道ありません〜せいぜい河川敷から上にあがるくらいの坂道くらいです…

何台か車に追い越される。主催の出水さんの車も😆

ここからかなり歩いた…
東淀川にはない景色


景色がすばらしくなってきました。

大阪平野とこの阿武山の間らへんに有馬高槻断層が走っているのね。


見た感じレトロ建築の香りが

サポーターと呼ばれる方々が動画を見ながら地震の起こる仕組み、地震計がどうやって計測するのか?今までの地震計の進化などを説明してくださって


その後は地震計の展示を実際に見学。地震計、いろいろあるよ。

これで地球が自転してるのがわかるんやって。少しずつ振り子がずれていく。こんなんでわかるんやな


でかい
海底用

だんだんコンパクトになるんやなぁ。

また部屋に戻って動画
アースダイバーと称して大阪平野に潜ってどんな構造か見せてもらいました。断層たくさんあるな〜大阪北部地震では市街地地下が震源でした。


順番逆になったかな?

屋上展望へ。いや〜淡路島まで見えるの?ハルカス、太陽の塔、天気よくてかなり見えました✨✨✨✨

建築物としても貴重で注目すべき近代化遺産にも記載されているそうです。

モダニズムとドイツ表現主義らしいです。

2棟の建物を上下左右にずらして建てたり、飾り柱、スクラッチタイル、丸窓、窓の下のレンガ風のタイル
上の隅丸窓

初代所長の志田順先生がこだわったのは塔を建てること。遠くからも見えるようにとの思いだったそうです。

ジャンプすると波形が出ます
斜面を生かした造り
額縁っぽい

NHKの南海トラフ地震の番組でもロケに使われたとか。あ、そういえば〜螺旋階段に覚えがあります。
プリンセストヨトミのロケ地だったとか

中に入ると床も凝ってる。なんちゅう様式か忘れた。

いや〜楽しい

なんや観測用の穴を掘ってたら古墳見つけちゃったとか…
藤原鎌足のお墓と言われる阿武山古墳。


高槻は古墳多いな

明治の建築物ってかなり耐震性が高い話もきいてまたレトロビル巡りしたいな〜と思いました。

理系の話は少々難しい言葉もありましたが、わかりやすく教えていただき久々にP波、S波の話ききました。

自分のペースでゆーっくり見たい素敵な場所でした。


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