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プロジェクトの基本原則|心理的安全性

プロジェクトで悩む人のために

長くプロジェクトマネジメントに関わり、またカウンセラーとしての顔をもつ私が大切にしている仕事術を共有していきたいと思います。

昨今、新規事業やDXなど、企業活動のあらゆる場面でプロジェクトマネジメントの重要性が高まっています。日本でも、PMBOKなどのメソッドが確立されており、PMPなどの資格も広がり、専門知識を持つビジネスパーソンが増えています。

しかし、どれだけ知識や資格をもつ人が増えても、プロジェクトがうまくいかないという話は減りません。むしろ、オープンイノベーションなどでは、かつてないほど多様な立場や背景をもつ関係者との共創が必要となってます。そのため難易度もあがっている、と感じているプロジェクト関係者も多いかもしれません。

プロジェクトをうまく進めるための、ちょっとしたコツをお伝えしたいと思いました。新しい取り組みに挑戦する人たちを応援するのが、今の私のミッションでありますので、少しでも参考になれば幸いです。

プロジェクトで起きがちなこと

ここからは、私が大切にしてきた(大切にしている)コツをお伝えする形で、話をしていきます。私の関わり方としては、外部のコンサルタントやアーキテクトのような形で、クライアントと一体となって伴走していくスタイルです。

ですので、コンサルタントの方や複数の企業が一体となるプロジェクトのリーダーの方には参考になるかと思います。
もちろん、プレッシャーがかかるクライアント側のプロジェクト責任者の方にもヒントになると思います。

プロジェクトを管理することは、プロジェクトに関わる人たちの対話から

プロジェクトの進捗を管理することは大事です。
とくに、新しい試みを取り入れるたりすることにワクワクもします。
ただしクライアントによっては、新しいことよりも安定性を好むこともあるので、性質をよく見定めなければなりません。

大切な事はクライアントとアーキテクト(コンサルタント)が一緒に満足するものを作り上げていく、と言うことです。

様々な問題が起きても必ず解決する道はあると信じることが大事です。
そのために対話は大事です。
起きてしまったことを追求したり非難していても仕方がありません。
目的に立ち戻って、今何ができるか、知恵を振り絞って見出していくことが大切です。

成否を左右する場の設定

様々な想定外がおきるのがプロジェクトのある意味醍醐味です。
それでも、できることなら円滑に進めたいのが人の心理というもです。
ではどうしたらいいのでしょうか。

そのためには、クライアントとの関係構築はとても重要です。

コツとしては、本音が出せるように、早い段階でお互いの弱みを見せられるようなオープンさをもつことです。これはクライアント側にとってとても重要な視点です。

プロジェクトの成功は心理的安全性が確保されているか、ということが成否を左右します。
安心安全の場をつくることは、誰にとってもメリットがあり、気持ちよく仕事をするための基礎となるのですから。

プロジェクトをうまく進めるなら他人に優しくなろう

以上が、プロジェクトをうまく進めるための、ちょっとした心構えです。そうは言っても、なかなか人は弱音を見せたく無いもの。それがプロジェクトを難しくしているのかもしれませんね。

具体的にどうしていけばいいか、ということについては、またの機会にお話できればと思います。

もし、プロジェクトにお困りの方がいらっしゃったら、ご相談いただければと思います。

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