チャンスの女神なんて知らん(出版の話)
はいさいヒガシーサーです。先に断っておきます。本記事は非常に散らかっております。
ご了承ください。
チャンスの女神って聞いたことありますか?前髪だけがあって後頭部がハゲてるというおぞましい女神です。
しかもチャンスの女神様が近づいてきたら、間髪入れずに前髪を掴まなければいけないという失礼極まりない絡み方で接しないといけないそうです。
えっと...どっちもメンタルおかしくない?
さて(さてじゃねーよ)、今回はマインドの部分を少しばかりお話します。
例のごとく、僕は地方にお住まいの方(少し広げたなコイツ)だけに向けて書いてます。
あっそうそう、9月18日に出版した「ブログとアフィリエイトの教科書」通称 #シーサー本 ですが、なんとなんと発売2週間で重版が決まりましたー。
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これも一重に企画を後押ししてくれた出版社の編集部の皆さんと、共著者の染谷さん、そして本を読んでくれた読者さんのおかげです。あざますあざます。アザマックス!!
出版社:ソシム株式会社(http://www.socym.co.jp/)
共著者:染谷昌利さん(https://someyamasatoshi.jp/)
チャンスの女神なんていない
いきなりですが、僕はチャンスの女神なんていないと思っています。いやいない。
だいたい、そんなおぞましい女神を「どうだうまいこと言ったぞ」的な感じで広めたおじさんたちにも身の毛がよだちます。
チャンスの女神なんていねえよ。
じゃあどうするか。座して死を待つか。
それもいいと思う。でも振り返れば僕はいつも失敗ばかりしてきたので、そんなときに見えないものが見えるようになってたのかもしれないという幽霊の話をします。
開き直るという最強の決断
失敗したらどうしよう。失敗したら恥ずかしい。やってみたいけど僕にはできない。いまは忙しい。時間がない...。
できる理由を見つけるよりも、できない理由を探す。
それが人間です。なぜなら、脳みそは自分を全力で守ろうとするので、変化がきらいだから。それは種を守るために必要な本能なので正しいことです。
そこを知らずに「チャンスの女神が歩いてきたら自分のスコトーマ(メンタルブロック)ぶちこわして、女神の前髪掴んで、こんにちは俺にチャンスギブしろや」って教えてくる先輩いますよね。
でも、そんなこと言われても「はぁ...さいですか」ってげんなりするよね。根性論苦手な。
だってチャンスって言ったって「やってみるー」って言うの面倒くさいじゃないですか。失敗したら恥ずかしいし。
だから脳は恥ずかしい思いをするであろうあなたを守ろうとしているんですよね。
それに家族はいいとして、回りの友人たちも全力でカテナチオ(鉄壁の守り)を組んでくるでしょ。足の引っ張り合いというか、お前は行くなぁってやるやつ。
でもそういうのをヒョイと飛び越える必殺技があるんです。コレ。
「とりあえずやってみよ」
まじ最強。以上です。これが最強の必殺技「天駆ける龍のヒラキナオリ」と言います。
文章おかしい。
開き直るまでですよ。面倒くさいのは。
「ヒラキナオリ」が降りてくるまではできない理由を探したり、いるはずもない前髪バッサバサのチャンスの女神が来るのを待っていたり、いろいろ葛藤するじゃないですか。
でも一旦「ヒラキナオリノミコト(設定すぐ変える)」が降りてくると、さっきまで悩んでたことが全部どうでもよくなるんです。
そして僕が出版するにあたって実践したヒラキナオリがコレです。
自分が恥ずかしいと思ってることは大抵恥ずかしくない
まっ行動できない理由のほとんどはぶっちゃけコレなんですよね。恥ずかしいヤツと思われたくないってやつです。
やるか、やらないかの間には必ず税関職員さんみたいなやつがいます。(税関職員さんすいません)
それが「えっお前マジやんの?」って顔で見てたり、ヤジ飛ばしたりするヤツね。
コイツがかなりやっかいで、実は多くの場面では正しいことのほうが多いです。正直言うと、小さなところで失敗を積み重ねていないヒトがいきなりコイツを飛び越えようとすると大抵大きな失敗(ヒトから見たら大したことないけど)を経験します。
一言で言うと「スベった」ってことですね。
ヒトによっては再起不能に陥ってしまうから、メンタル面が鍛えられていないと「えっお前マジやんの?」という感情を乗り越えられないわけです。
でも聞いてください。まじでまじで聞いてください。
自分基準で恥ずかしいと思ってることは、多くの場合、他人にとって世界で一番どうでもいいことだから、そんなことで恥ずかしいと思ってることが一番スベってます。
賢いふりして挑戦しない。
挑戦者を嘲笑する。
やれたけどやらなかったとか言い訳する。
オッケー。消去。そんな自分を消去しましょう。もういいじゃんそういうの。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。まじよく言った!
だれこの名言考えたヒト。まじ偉い。褒めてつかわす。
そうなんですよ。
聞いてみる。
なんか知りたいことがあったら聞いてみる。
でもね僕はそれができないんです。超デキナイ人間です。なぜなら人見知りだし、気にしすぎるヒトだから。
でもね、聞くは一時の恥だから。ほんとそれなんですよね。でも現代はこうかな。
絡めば教えてくれるよホトトギス
ツイッター、フェイスブック、いまは色々なSNSがあります。SNSってなにか知ってます?
良いことつぶやいてフォロワー数増やすゲームじゃないんですよ。
SとSがNするコミュニケーションツールなんですよ。カミュニケイシャン。オケイ?
それで勇気を出して聞きたいヒトに失礼のないよう質問してみましょう。
文豪に本出したいんですけど...と聞いてみた(恥)
それまでお知り合いでもなく、ただの読者だったヒガシーサーは累計23冊の書籍を出版している染谷昌利さんにメッセンジャーしました。
もちろんタダじゃないですよ。ちゃんと染谷さんのギガ盛りサロンに入会してからです。そこはやっぱりマナーですよね。
質問に答えることだってコストかかってるんですから!ここマジ大事!テストに出ます!
それで質問した内容はコチラです。
「早起きの本出したいです」
しかも丁寧に2,3万文字で書いたPDFも渡しました。
先ほど説明した税関職員さんだったら「あーあやっちゃったよ」って言うでしょう。そんな顔するでしょう。
でねもちろん失敗するわけです。
それじゃちょっと企画通らないし売れなさそう。(もっとやんわりね)
しかも染谷さんはやんわり返してくれたうえに、さらに公開禁止の資料(企画書例)まで教えてくれたんですよ。あれ言っていいのかコレ。
Kindleで売れたから...という根拠のない自信(恥)
その後は以前ベストセラーになったKindle本もあるし的な態度で色々質問を投げかけるんですけど。
ぶっちゃけKindleは関係なかったです!オッケー恥ずかしw
そうやってしつこくアプローチを繰り返してたら、染谷さんの方で動いていた企画があって、それにたまたま一番早く手を上げたから共著で出版することになりました。
もちろんブログの経験があったからとか、多少の売上があったからとか、そういう要因はあったかもしれませんが、僕がやったことをまとめるとこうです。
チャンスの女神はそこらへんに寝転がっている
僕はとりあえず「本が出したい」という気持ちをぶつけました。無謀ですよね。
おまえ誰やねんですよ普通は。
でもそういうヒトいっぱいいるじゃないですか。僕もその中の1人なわけです。コモディティな。
それで最初はもちろん失敗しますよね。でもちゃんと助け舟も出してもらいました。それが企画書例です。
コレが僕にはチャンスの女神でした。
企画書例を教えてもらったからこそ、本にできるものと本にできないもの、そして自分の強み、できるものが見えてくるようになった。
そしたら、たまたま企画があって...というお話を紹介してもらい、やらせてくださいと手を挙げる。
でも、コイツ誰やねんの状態だったら、きっと上げた手をそっと下ろされるじゃないですか。
「おまえじゃない」と。なんかほらそういう空気ってありますよね。
でも、事前にコンタクトを取っていたからこそ、コイツならまあ大丈夫かもなと思ってもらえたと思うんです。
それっていうのは一言で言うと「運」とか「タイミング」なんですけど、実はその前段階でちゃんとチャンスのための失敗を重ねているんですよね。
チャンスの女神いるやんって話です。でもみんな気づいてない。ガシガシ踏み歩いてる。チャンスの女神めっちゃ踏んづけてる。それに気づいて欲しい。
でも気付けないのには理由があります。それは失敗を重ねていないからです。
恥かいてないからです。
勇気を出そう!というポジショントークの展開
みんな勘違いしてると思うんですけど、チャンスの女神ってどこにいるか探すでしょ?
探しても見つからないですそりゃ。だってそのへんに寝転がってるもん。
僕も最初目を疑いましたよ。あれっつって。
でもチャンスの女神を見つけたら、恐ろしいだろうけど手を上げましょう。
手を上げたらオラオラ全力を出しましょう。それで失敗したっていいし、痛手はなにもありません。
1.恥をかいてもいい
2.失敗を重ねておく
3.見えないものが見えるようになっておく
4.手を上げたら全力でやれ
5.やる気がないなら手をあげない
前髪掴むだけでチャンスなんてものにできないから、これチャンスだなと思ったら全力尽くしてやるしかないんですよ。チャンスの女神チョークスリーパーかけるぐらいの気持ちで全力ですよ。
だから最初に恥をかくことをしておく。(大抵のことは恥にならない)
見えないものが見えるようになるには実績
それで大事なことを言うと、やる気や運だけでは見えないものは見えてきません。
少なからず実績を積んでおきましょう。
僕みたいな弱小ブロガーも多少の実績や、多少の経験があって、引き出しが少ない武器を公開することで、染谷さんや出版社さんに拾ってもらいました。
コレばっかりは実績が必要としか言えません。
で、全然洗練されてなくていいんです。経験がなくてもいいんです。分からないことは全部、先進者が教えてくれます。
あなたがやるべきことは、チャンスを見つけたら手を上げて全力をつくすこと。
たったそれだけだと思う。そんなポジショントークであります。
まとめ
という経緯で出た本がコチラです。発売2週間で増刷となりました。3刷に到達するとサーフボードを買っていいとのことなので、100冊買ってください。
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