目標はゲーム感覚で達成しよう
サッカー指導で身につけてほしい動きや技術があると思います。
それを指導する際に、細かいステップを作っていくことで達成できます。
細かく分けることの重要性について書いていきます。
・ゲームでもいきなりボスは倒せません
サッカー指導で、強いシュートを身につけさせたいといった目標があったとします。
その目標を達成するために、いきなり強く打て!といってもできません。
分かりやすくゲームで例えると、
ボスが目的であり、ボスのレベル100です。
勇者である子どもたちは、レベル50です。
勝てると思いますか?できると思いますか?
何があっても勝てません。何があってもできません。
なので、レベルを上げるのです。
最初は、弱いモンスターを倒してレベルを上げていくように、
子ども達も目標までの細かいステップを1つ1つできるようになることから始めていきます。
・どれだけ細かくできるか
できないということは、分けたステップのレベルがあっていない状態です。
上手い指導者は、1レベル間隔のステップに分けることができます。
このようにすると、子ども達も次のステップができるぐらいの難易度なので簡単にできてしまいます。
ステップに分けることが得意ではない指導者だと、5レベルや10レベル間隔といったように難易度が高くなります。
上手くできる子なら、5レベルや10レベル間隔でもできることがあります。
しかし、レッスンにくる子どもたちは、1人1人個性があるのでそのようにはいきません。
なので、子ども達に対してどれだけ細かくステップを分けてあげるかが大事になってきます。
・目標を確認してズレないようにする
ステップを細かく分けていくことは大事です。
しかし、目標は何かを確認しながら練習をおこなうことがもっと重要です。
この練習は、何のためにやっているのかを子どもたちが常に分かっている状態を作る必要があります。
最終的なゴールは、目標を達成することなのです。
だからこそ、細かく分けたステップをする時に子どもたちに、
この練習は、目標の技術や動きをするためのだよ!
といったように、確認することが大事になってきます。
確認をして、目標に対してズレていかないようにすることを意識しないといけません。
ゲームでいうなら、
レベルを上げてボスを倒したかったのに、なぜか目的が大きな町を作ることになっていたら意味がありませんよね。
なので、早い段階でずれを修正しないと、ズレはおおきくなります。
最初は、ほんの少しのズレかもしれません
しかし、
どんどん伸ばしていくと、とてもおおきなズレになります。
だからこそ、ずれないためにも目標を確認しながら練習しないといけません。
・最後に
・細かく分ける
・ズレないようにする
この2つを意識して指導することで、
できるようになります。
こんなことを考えながら指導してます。
ゲーム好きなので、こんな考え方は楽しいです!
指導者が楽しんでいないと子どもたちも楽しくなるはずがありません。
楽しくやるからこそ、うまくなります。
これからも、楽しく上手くなっていってほしいです。