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販売する計画もないのに、プロも使用するコーヒーロースター(自家焙煎機)をポチった話

ども、東ハリマンです。

戸建てへの引っ越しをきっかけに、眠っていたコーヒーに対する思いが熱を帯び始め、コロナ感染での自宅監禁でついに爆発。ポチッと自家焙煎機(ロースター)を購入してしまいました。

自分、妻、長女+妻のおなかに1人、の4人家族(予定)の我が家では、1日に消費するコーヒー量は自分が飲む分だけ。多めに見積もっても40g程度の一般的な家庭(というよりしっかりコーヒーを飲む方)だと思っています。

「飲みきれない焙煎されたコーヒー豆をどう消費するのか」「焙煎機のもとを取るためにはどれだけ消費すればいいのか」というサラリーマンの基本である出口戦略は全く考えずにポチったのですが、趣味の世界に費用対効果は無い!というスタンスをぶらすことなくやっていきたいと思い、noteに書いてみることにしました。

コロナの入院保険還付金をロースター購入に充ててくれた妻と入院保険の加入を勧めてくれた大学の先輩に感謝!!

早速ポチったものご紹介

今回購入した焙煎機は韓国のKaldi(カルディ)というメーカー?代理店?が取り扱っているFortis(フォーティス)。カルディというとコーヒーや輸入食品を扱っているお店をイメージしますが、全くの別物です。


Fortisには熱風式(熱源にて空気を温め、その空気をシリンダーに入った生豆に当てて焙煎するもの)と半熱風式(生豆が入ったシリンダーを直接熱し、焙煎するもの)の2種類があります。
過去に熱風式の焙煎機を使用していたため、今回は半熱風にしてみました。詳しくはフジローヤルさまが違いを説明していますので、こちらのリンクをどうぞ。


趣味に費用対効果は無い、買いたい時が買い時!のスタイルを貫き、焙煎機に加えて別売りのクーラー(焙煎中の強制排気兼焙煎後の豆の冷却用)も購入。
お代は合計で約24万円也。自分の入社後2ヶ月分の手取りくらいです。今は新卒初任給も上がってるし、1.5ヶ月くらいですかね?


昔、うちにGene Cafeという名機があったんだがのぅ。。。

新卒手取り2ヶ月分をぶち込んで買ったロースターですが、このロースターを買う前にはGene Cafeというロースターを使っていました。大体8万くらいだったかな。

温度と時間の設定のみという直感的な操作性、チャフを専用のダクトで回収してくれる、かつ電気式なのでガスコンロが不要で持ち運び自由という、家庭用として完成されたロースターでした。


Gene Cafeを使い倒して焙煎の楽しさを覚えたのですが、焙煎をすればするほどアマチュア焙煎士が憧れるのは「テストスプーンでの生豆の焙煎度合いの目視確認」「焙煎後に排出口から勢いよく排出される豆の音とビジュアル」です。

この2つのpricelessな魔力に惹きつけられ、ポチってしまいました。
(この機能に16万の価値を見出した自分が沼ハマなのを改めて実感。)


え?Fortisのおすすめポイントが違う?

本来はFortisのいいところはいっぱいあります。Artisan(アーティザン)というデータ記録システムを使用する事ができ、PCに接続することでリアルタイムでの温度管理や過去データとの比較ができるところは、コーヒーの焙煎において頭を悩ませがちな「再現性を高める」ために非常に重要なポイントです。
(毎度毎度1分ごとに記録を手書きするのは大変だったんじゃ。。。)

また、ガス量や排気量をコントロールできるようになるため、浅煎りから深煎りまで調節次第でいろんなバリエーションの焙煎が出来るのも魅力です。

更には、Fortisをメインロースターとして小規模なロースタリーを営んでいる方も何軒か見かけており、1回で焙煎できる量も600gということで、もはや家庭用の域を超えてくるくらいの伸び代を有しているマシンなんだと思っています。

でも、そんなのどうだっていいくらいに上の2つはアマチュア焙煎士からすると憧れの存在なんです。自宅にこの機能を搭載したロースターを置けるのは自宅焙煎士の中でも一握り。(趣味にそこまで金かけれるかという話で言ってます。)

妻と先輩への感謝を胸に追跡番号を追う日々

そんなロースターを自宅にお迎えすることができたことに感謝しつつ、今は韓国から送られているロースターの追跡番号と毎日睨めっこをしています。
ちなみに、焙煎機とクーラーを1回で纏めて買っても、通関上小分けでの発送且つ1週間ごとに分けて発送しないといけないというメッセージが届き、しかもクーラーが先に届くらしいけど、そこも我慢出来る幸せ。
また到着したら皆さんに相棒を紹介させてもらいますね。
(焙煎した豆の行方はまだ考えないスタイル)


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