気づいたら、モバイルオーダーができるかできないかが決め手だった
スタバによく行っていた。前職のオフィスビルの中に入っていたから。
スタバのめちゃめちゃファンですうううう!ってわけではないけれども、ほぼ毎日行っていた。
カプチーノも抹茶ラテも、新作のフラペチーノも新しいメニューが出る度に飲んではみんなであーでもないこーでもないと話していたし、「またそんなヤバそうな飲み物(フラペチーノのこと。カロリーすごそうだからね)飲んでる」なんて揶揄されることすらも楽しかった。
カフェめぐりも好きだし、たまたま近いからスタバに行っていたけれど、私はカフェが好き〜と思っていた。
前職の最寄りから会社までは10分かからないくらい。なので、駅に着く手前でメニューを決めて、駅に着くと同時に注文する。
そうすると、ビルにつくころにちょうど受け取れる時間くらい。そんなこともあって、このモバイルオーダーには、とてつもなくお世話になった。
こんなにも時間を効率的に使えるものはない(特に朝だし)、と思うくらい重宝していた。ほんとこれが全店で使えるオペレーションになっていることがすごすぎる。
環境が変わってスタバが近くにはなかなかない状態になった。それならそれでも全然良い。
だって、近くにはタリーズやドトール、エクセルシオール、上島珈琲があるし、きっと一番近いところにいくことになるんだろう。
と思っていたにもかかわらず、カフェにほぼいかなくなってしまった。
そう、モバイルオーダーがないから。
ちょっと並べばよいだけだし、なんならそんなに待ち時間も変わらないんじゃないかとは思う。
しかし、スタバでの経験のおかげで(せいで)、読みきれない待ち時間が怖くて朝のカフェの立ち寄りがなくなってしまった。ちょっと立ち止まる感じとかね。
便利さが人間の許容性を減らしてるんじゃないか。ちょっと、そんな気持ちにもなってしまった。
スタバならモバイルオーダーできるからいく、そんな理由が初めてできてしまった。
そうすると今度は一つ疑問が出てくる。
サードプレイスを掲げていたスタバがなんでモバイルオーダーを取り入れたのか。
便利だけど、対極にあるようなきがしてしまったから。
調べてみると、こんなことみたい。
スターバックスリワード会員が430万人を
超え、ロイヤリティの高い会員基盤できたこれまで一番の課題となっていた、「行列」や「レジ混雑」
この解消に向け、アプリから自由にカスタマイズし、注文できるというモバイルオーダーを推進
2019年10月からスタートする軽減税率により、持ち帰り客の増加が予想
ということが要因の模様。確かに混雑するのはユーザー不満度としては高くなりがちだし、軽減税率も絡んでるとは思わなかった。
引用記事はこちら↓
マクドナルドは自社でいれてるし、d払いもミニアプリとしてモバイルオーダー入ってる。
スポーツ関連のスタジアムなんかにも入っていたりするし、意外と身近な気持ちでいたけど、少なくとも冒頭の3ブランドでは入っていないし、どれくらい普及してるかも気になる。
あ、でもマクドナルドもどこかのツール使ってたりするのかな?
モバイルオーダーの仕組みってあったりするんだけ?と思ったら、意外とあったのでそれを次はまとめてみようと思います。
便利さやニーズと、でもそこから感じてしまうちょっとした淋しさ、そのバランスをとっていくのって難しいな。
でも、振り切らないことで使われないサービスになってしまうほうが、サービサーとしてはつらいな。
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