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時として人は、自分を見失う。
自分のことを一番知っているのは自分であるにもかかわらず。

古来より鏡は、日常的な道具としてより、祭祀の道具として用いられた。鏡の向こうの世界は、一見、今いる我々の世界と同じものでありながら、すべてが対称的世界であり、今いる世界とは異質な「向こう側」の世界であると、宗教上捉えることが多かった。合わせ鏡をすると、無数の世界が鏡の中に広がる。その世界に、神秘的なものすら覚えた。


鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?


白雪姫の話にでてくるシーン。
さも怖ろしげな魔女の風貌をなした継母の台詞。

自分のことを一番知っているはずの自分自身が、実はよく見えていなかったりすることがある。
自己を知り、冷静になってみるのも必要だ。

鏡の前で飾ることばかりに熱中せず、素顔の自分をたまに見つめるとよい

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