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未来の子供達の為、電力コスト、今考える

再エネ拡大を促進するといいますが、コスト面でも課題はありますね。太陽光発電
は安いと思わています。
経産省は7月に発表した試算によると、30年時点の電源別発電コスト(新設設
備)のコストの試算値を発表しました。
これは新地に新設した場合の発電コストで
す。

それによると大規模太陽光は11.2円(8円~11円台)、陸上風力は約14.7円、原子力は約11.7円、石炭火力は約13.6円、天然ガス火力(LNG)は10.7円となっています。

太陽光が原子力よりも安いとしています。しかし再生エネルギー発電のバックアッ
プを受ける必要があねことなどから、8月に入ってそれぞれの電源について追加的な
コストを含めた新たな資産を公表しました。

 結果、発電量の変動が大きく不足分を火力発電に頼る大規模太陽光発電の場合は18.9円となり主要電源電源の中でもっとも高いことが分かりました。

 ちなみに陸上風力は18.5円、原子力は14.4円、石炭火力は13.9円、天然ガス火力は11.7円となりLNGが最も安い事が分かりました。
 ただこの試算はには電源用地の新規開発
費用や送電設備費用は含まれていませんので、実際の再エネコストはさらに高くなると見られています。
 
 したがって電力コストの観点で見ても原子力の活用がカギを握っています。
 
 電源の脱炭素化を進め、電力コストを抑えていくためにはやはり原子力の活用と言うことに話は戻ります。

 コスト抜きのエネルギー論は絵空事です。
 新計画は国民にコスト負担の覚悟を求
めています。原子力は廃止せよ、CO2排出の元凶である石炭火力はなくせ、再エネ
はもっともっと増やせとの偏った意見があります。
 電気が高くなってもいいですか、と一度国民に問うてみてはどうだろうか。
 現在、太陽光の賦課金が3.3円/KWh(家庭用電力)掛かっており、大規模な工場などは大きな負担となっており、国際競走力の低下やコスト増に悩み続けている。

 包み隠さず、洗いざらい課題を示し考えられる選択肢を洗いざらい提示し国民の声を聴くのも一つの方法です。

 推進派と反対派がともに原理主義的な対応を続けているのは不幸なことです。

私たちの子や孫たちにどのような未来を残せるのか、きちん選択し、50年後、100年後の評価に耐えられる選択を国民皆んなで考えてみたいものです🤗

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