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よくがんばりました。


#読書の秋2022

「よくがんばりました」
100点でも、まだできるでもない。よくがんばりました。

中学生から大好きな作家・喜多川泰さんの最新作だ。人生の大きな決断やどうしようもなく落ち込んだ時は、必ず喜多川さんの本にヒントを求めて何度も読み返している。

今、僕は300人の旅好きのメンバーを率いて団体を運営している。

世界一周の夢を叶えるコンテスト「DREAM」が絶賛エントリー期間だ。最優秀賞には世界一周航空券、同世代の同じ志を持った仲間との交流など、コンテストといいつつみんなが「旅」という共通言語を中心に、共創していく素晴らしいコンテストだ。運営メンバー一同、このコンテストに誇りを持っている。

コンテスト運営のプロフェッショナルが集まるわけではない。試行錯誤を繰り返しながら、良いコンテストを求めて走り続けいてると必ず壁にぶち当たる。

つい先日、僕も壁にぶち当たった。

DREAMの魅力を伝えるためにどう声をかけるか、メンバーの想いに応えるために何をすればいいのか、同時並行するプロジェクトの視察や企画製作など…………。常に自信を持って、自分の筋を通してきた僕からすると、何も手につかず最悪な状態だった。自分は何をしたいんだと神に問われている気分だった。

そのタイミングで出会った、喜多川さんの本。

本当にベストタイミングだった。

テーマは「家族」。父と息子が交わす家族愛溢れる物語だった。

家族といえば、我々のメンバーも家族になった。10月に行われた山梨合宿。チームが家族のように愛が溢れるような組織になることを目標とした。合宿の二日間のコンテンツを通して、僕たちは本当に家族のようになった。それぞれに役割があり、喜ぶときはみんなで喜ぶ、助けが欲しい時には全力で助ける。全員が同じ空間を共有し、家族の大切さを再認識した。

本の中で父が息子に伝えたかったのは「家族なんだから迷惑をかけて良い。迷惑をかけて育っていくのが家族だ」ということ。

家族になった僕たちは、誰が迷惑をかけて良い。帰ってくる場所があって、無類の愛があること。頑張るときは家族一丸となって頑張ること。これがTABIPPO学生支部であり、我々のチームであると思う。

誰もが迷惑をかけて生きる。

誰も100点ではない。

誰もその人の人生を生きることはできないし、自分の人生を生きることはできない。あなたはあなたで、私は私。

すごい人は、みんな。誰もがすごい人。

よくがんばりました。と笑って抱き合えますように。

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僕たちTABIPPO学生支部が運営する
「世界一周コンテスト DREAM」が絶賛エントリー中です!

・U-22&学生なら誰でも出場可能なコンテスト
・最優秀賞は世界一周航空券
・同世代の仲間との刺激的な出会い
・参加者限定交流会など開催中

エントリーはこちらから!みなさんもTABIPPOファミリーになりましょう!





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