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#8 お母さん、わたし幸せになっていい?

グチグチ言ってた言い訳を
ノート一冊分の感謝に変えた時、

私は不思議と涙が出てきました。

信仰宗教でもスピリチュアルな話でもありません。

ただただ、

私はなんて自分勝手で傲慢な人間だったんだろう。

そして、
こんなにも愛されていることに、なぜ気付けなかったんだろう。

そんな気持ちが湧き上がって、
スーッと解放されたような感じがしたんです。

うーん。話せば話すほど胡散臭くなるなぁ…。

この〈感謝する〉という気持ちは、
私にいろいろな気付きを与えてくれました。


1.幸せになっちゃダメ!

実は、私は物心ついた時から
母より幸せになってはいけないという思いが抜けませんでした。

まだ↓こちらを読んでいないあなたは、
軽く読んでいただけたら嬉しいです。

↑この記事にあるように、私は母の愚痴を聞いてきました。

そのたびに、私なりに母の心に寄り添い、
時にはその気持ちが軽くなるように提案したりもしてきました。

そんなことが続き、
私はいつの間にか自分でも気付かないいうちに

お母さんは可哀想。
お母さんを助けなきゃ。
お母さんを守らなきゃ。
お母さんに笑ってほしい。

そんな気持ちでいっぱいになっていたのだと思います。

どんなに私が愚痴を聞いてあげても
数の減らない母の嘆きの声に

私はちっともお母さんを救えていない。
私はお母さんを満たしてあげられていない。
私には何もできない。
私には価値がない。

(どんどん暗~いどんよりした空気になってしまいますね…笑)

実際にはそんなことは感じていなかったのですが、

でも、確実に私の中で言葉にできるくらいの感覚があったこと・・・

お母さんより幸せになっちゃいけない!


2.ありがとう=ごめんね


母は、私のやりたいことは何でもやらせてくれたし、

応援してくれていたことは感じていました。

高校は音楽科に進みたいといった時も、

東京に行ってミュージカル女優になりたいと言った時も、

母だけは反対しないでいてくれました。

そして、舞台出演が決定する度に、
片道4時間かけて高速バスに乗って観劇に来てくれたました。

\頑張らなくちゃ!!/

母の気持ちは嬉しかったし、
夢を叶えることは母の喜びなんだ!

そう思っているはずなのに、

なぜか
応援してもらえばもらうほど、

母に迷惑をかけている。
母の悩み、心配の種になっている。

そんな思いが大きくなって、
いつも「ありがとう」の裏には「ごめんね」がありました。

私ばかり好きなことやって楽しんでごめんね。

愚痴も言いたくなるくらいお母さんは大変なのに…
心配ばかりかけて親孝行もできていないのに…
大変な思いしてお母さんは可哀想…
お母さんを置いてきぼりにして寂しい気持ちにさせてしまうかな…

そんな気持ちを引きずっていました。

自分が“ お母さん ”になって、
息子たちには
自分がどうなってでも幸せになってほしい!と感じているのに、

それでも、

「お母さんより幸せになっちゃいけない」という思考から
抜けられなかったんです。


3.感謝のワーク

話を戻すと、私は小さな感謝をノートに書くという作業は
2020年9月1日(火)から一年半やっていたんです。

2500万部のヒット作『ザ・シークレット』著者の『ザ・マジック』という本にある感謝のワークです。

でも何だか、
心から感謝するってどういうことだろう…
感謝ってどうやったらできるんだろう…
ありがとうって言葉に出しても、
贈り物をしても、
伝わった気がしない…
私は感謝できているのだろうか…

この感覚はなかなか伝えるのが難しいのですが、
ずっとそのモヤモヤが消えないままでした。

メンターから、言い訳を感謝に変えてと言われた時には

正直、このワークと何か変わるかなと思って取り組み始めました。

でも、この作業で、
全ては自分が作り上げていた思い込みだということが腑に落ちたんです。

その時、母のために
自分が頑張って見栄を張ってきたことも
本当はお父さんが好きなのに、
お母さんのために好きでないと思い込んでいたことにも気付いたんです。

今日の記事で、あなたに私が言いたいのは、
あなたも誰かの価値観で自分の幸せの上限を決めていませんか?ってこと。

何度も言いますが、
私は本当に普通の、どちらかといえば裕福な家庭で育ちました。

成績もそこそこ優秀で、
やりたい夢もあまり苦労せず叶えてきました。

それなのに幸せじゃないと感じてきたんです。

なぜか。
母親より幸せになっちゃいけないというブロックがあったから。

なぜか。
母がいつも「お母さんは不幸だ(とは言わないけれど結果それと同じこと)」と言っていたから。

そして、娘としての責任を果たせない自分に
ずっと満足できていなかった・・・

おかあさんのせいで、
私は幸せ不感症になった!

そんなふうに
母を責めようとは思いません。

ただ、幸せになるために生まれてきたはずの子どもたち(あなた)が、
何かの思い込みで幸せに“ ふた ”をしてしまっていたらもったいないなと思って、私の物語を話しています。

そんなところあるかも!

そう感じてくれたあなたに、
私からのお願いです。

誰も幸せになってはいけない人なんていない。
もちろんあなたも。

だから、今日からでいい。

私は幸せになっていいんだ!
心から思ってください。

あなたが、誰よりも豊かに幸せになれますように。

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