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【2024年2月23日-3月4日】たくさん知れる皮膚関連ニュース《難治部位の尋常性乾癬にトルツ有効/カズレーザーと学ぶ。2024年アレルギー最新事情/デュピルマブを最大4年間使用しても全体的な感染症のリスクは増加しないなど貴重な情報・ニュースが多数!!》


普段見過ごしがちな皮膚関連ニュースを見逃さないようにまとめました。
新薬情報から肌改善・肌トラブルにまつわるニュース、科学が発見している新情報など貴重な情報・ニュースが多数!

気になる記事をピックアップしてアトピーの改善に役立てていきましょう!

💊注目皮膚関連ニュース

①【新薬】難治部位の尋常性乾癬にトルツ(イキセキズマブ)有効

【難治部位の尋常性乾癬にトルツ(イキセキズマブ)有効】

1年間のイキセキズマブ投与後にこれらの難治部位病変を有する乾癬患者の85~96%で皮疹が消失・ほぼ消失

イキセキズマブの安全性プロファイルは極めて良好
👉重篤な有害事象、有害事象による投与中止はなし

②【肌改善】2日に1回。たった4分。HIITトレーニング

2日に1回。たった4分で良いので、あなたの時間をください。

運動って時間かかるし、場所や器具が必要だからちょっと……とそんなあなたにおすすめトレーニングをご紹介!

それがHIIT!なんと2日に1回4分のトレーニングで30分の運動効果と同じ効果が!さあ、やりましょう😊

③【アレルギー】カズレーザーと学ぶ。2024年アレルギー最新事情

テーマはアレルギーですが、アトピーの内容にも触れています。そして、わかりやすくて面白い✨!

花粉症は1年で根治できる?!
花粉症を防ぐ最新対策グッズは?
アトピーの新治療とは?!
治療薬はどのようなことで体に伝わるの?

興味がある方はぜひ!

④【科学】花粉症対策の副作用を大幅に軽減

これは実現が待ち望ましい…!!

花粉症治療は
点鼻薬などで症状を抑える対症療法(永続)
原因たんぱく質を少量ずつ服用し、体を慣れさせる舌下免疫療法(5年継続、辛い副作用あり)

でしたが、副作用をほとんど起こさず治療が出来るかも。治療期間の短縮にも期待できる

⑤【新薬】「NF-κB/JAKデュアル阻害剤」の特許登録

株価が急騰と話題中の化粧品メーカー、アイビー化粧品

2月28日に「NF-κB/JAKデュアル阻害剤」の特許登録を発表したことの影響が大きいよう。

それよりもNF-κB/JAKデュアル阻害剤が気になります。
炎症誘導物質阻害剤と化粧品が組み合わさるの?!

とても気になりますね!

⑥【科学】デュピルマブを最大4年間使用しても全体的な感染症のリスクは増加しない

アトピー性皮膚炎を持つ成人がデュピルマブを最大4年間使用しても全体的な感染症のリスクは増加しないと報告

✅皮膚感染を含む累積感染数は、治療期間を通じて年々減少

安全性のデータがあると長期使用の可能性も出てきて心強いですね😊

⑦【新薬】Zabalafinは、皮膚上の細菌性微生物叢の制御

Zabalafinは、皮膚上の細菌性微生物叢の制御を示し、細菌関連のフレアおよび感染症を制御する能力を示唆

ゲル状の薬剤を1日2回塗布
👉かゆみは即効性と長期的な効果で軽減。
患者の88%で、50%の体表面積の減少が達成

細菌成分に対する効果を評価は初
今後に注目したいです

⑧【新薬】デュピクセント使用後の結膜炎の発症率は?

デュピクセント使用後の結膜炎
👉『研究で報告された20%という数字よりもはるかに低いことが明らかに』

16週時点の結膜炎発症率
プラセボ→2%
デュピ→9.3%

発症リスクはあるが、52週での発症数の増加はわずか
結膜炎の管理において、治療初期の監視が特に重要になる

⑨【科学】STAT6遺伝子の変異によって引き起こされる重症アレルギー疾患の特徴を解明

【STAT6遺伝子の変異によって引き起こされる重症アレルギー疾患の特徴を解明】

→生後早期に難治性のアトピー性疾患を発症。他の疾患を合併するという患者の特徴を明らかに

今後のさらなる症例の集積が必要ですが、遺伝子解析を行うことで本疾患の診断につながる可能性が

いかがでしたか?何か気になるニュースはありましたでしょうか。
また、新しいニュースや情報があれば、まとめてご紹介しますね。

次回更新をお楽しみに!

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