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公平か公正か

まるでクローンのように似通っている母親との思考の大きな違いは公平と公正である。

母親は「公正」であることを望んでいる。
例えば、所得の高い人に多くの税金を払わせるような仕組みを是としている。

一方私は「公平」であることを望んでいる。
例えば、男女を本当の意味で平等にすることを望んでいる。単刀直入にいうと、両性具有化だ。
ここが私と母親の理想のズレである。

母親は現実の範囲内でどうにか対処できるだろうことを望んでいる(ハンデを受け入れている)。

一方で私は現実そのものを変えようとしている(ハンデを受け入れていない)。

だから現実が変わらないならこの世界に価値はないと考えて人類滅亡を望んでいるし、両性具有化技術の確立をしようと考えている人がいたら応援しようかとも思っているのである。まあ、倫理的にアウトなので実際はどうかと思うが(幸い、そのような技術を聞いたことがないので実行には移していない)。

まあ実際両性具有化したらそれはそれで考えもしなかった不都合が起こるはずなので、現実は現実として、妄想で解消するしかないのかな、と思いつつ、私は今日も自分の為に小説を書くのだ。


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