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平らな所で卵を割れ

他人の話を理解できないという自分自身の状況を書いて整理を試みる日記です。


「これコピー取っておいて」「はい」

一見何の変哲もない会話。

しかし、この中には色々な情報があります。

「コピーは何枚必要なのか」「白黒かカラーか」「拡大縮小はあるのか」「両面印刷にするのか」「両面印刷なら長辺綴じか短辺綴じか」

思い付いてこれだけ考えられます。

おそらく常識的に考えたら、これらの情報に関してはコピー取ってと言われたときに聞くか、過去の経験から判断するのだと思います。

私が言われたときの脳内がこんな感じ。

「コピー取って…コピー取らなきゃ!コピーコピー…あれ?これ何の資料なんだ?あ、何枚印刷すればいいんだっけ?二枚あるけど両面印刷した方がいいかな?聞くの忘れたー!でも今から聞いたら『何で聞かないの』とかまた言われるだろうなあ…嫌だなぁ…うーん…(反芻思考)」

まず、「コピーを取る」という行為にしか目がいってない(背景の想像不足)。
次に、レアなケース(両面印刷)を真っ先に持ってくる(情報の取捨選択のずれ)。
さらに、分からないと気づいた時点で聞けばいいのに、自分の評価が気になって聞けない(虚栄心)。

実際の業務でもこういう事態を度々起こす。


文脈を理解しないと指示は伝わらない

「平らな所で卵を割れ」という指示を出すとします。

その時、「平ら」「卵」「割れ」という単語だけ聞き取れても、文脈を想像する力が乏しければ、
「ん?平らな卵が割れた?」みたいな、おかしい理解をする可能性があります。文脈は、背景や状況によってどのように変化するかがある程度予想できるはずなのですが、経験と知識がなければ読めないものなのです。
ある一点に固執するのもダメです。「平らな所平らな所!…何するんだっけ?」となります。5W1Hとよく言われますが、バランスが大事だなあと思います。

また、そもそも「平らな所」を机の角だと思い込んでいる場合や、「卵」を「苺」だと思い込んでいる場合も話が伝わりません。これは脳内で無意識に情報のすり替えが起きているのだと考えています。これに関しては根気強く思い込みを解く位しか思い付きません。


すごく最もらしいことを書いてますが、個人の見解の上私自身理解できない部分が多いのでまあ日記だと思っててください。


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